Picks
7フォロー
34フォロワー
【斎藤幸平】なぜ今、Z世代は「左傾化」しているのか
NewsPicks編集部
桜井 剛
右・左の議論は、昔の「イデオロギー的なもの」から長い年月を経過して 富裕層にしっかりと課税し、それを財源として、無理をしなくても〈コモン〉で生きていける状況が実現すれば、大金持ちになりたいといったインセンティブは次第に働かなくなり、社会は望ましいスケールダウンへと向かっていくでしょう。 という価値観を前向きにとらえるのか否か違いに集約されていると感じます。「大金持ちになりたいインセンティブの持つ強烈な魅力」を知っている人にとってコモン型社会が魅力的に見えない。かといってコモンを増やすことは、どう考えても避けられない事態になっていると感じます。 私が不勉強なのですが、「大金持ちになりたいインセンティブは働くコモン型社会」という落としどころは、やっぱり難しいのでしょうかね。。。多様性を重んじるのであれば、大金持ちになりたいインセンティブに価値を置く考え方も尊重されねばならないはずで「大金持ちを目指したい人は減るけれど、目指したい人は目指せる社会」が理想なのだろうと思います。もちろん環境負荷をかけない大金持ちである必要がありますが、大金持ちと高環境負荷は同義ではないはず。例えば、大金持ちを目指す、目指さないを選択出来て、目指すなら大幅な課税は免れる代わりに、環境負荷対策や格差是正のために役立つ義務が課せられて、さらに大金持ちを目指す権利を得られる人に上限があって、というのはどうなのだろう。ノブレス・オブリージュの仕組み化ってことなのですが、出る杭を打つ的ないやなイメージは緩和されるように思うのだけれど。
1162Picks
「文系AI人材」こそ、これからの時代に必要とされる理由
ライフハッカー[日本版]
桜井 剛
文系の強みより、理系の弱点について、最近気になることがあります。 それは、科学的な裏付けのない事に対する態度が、硬直的なことです。(私も理系なので、私も含めてそう感じるのですが。) 科学は論理的に考える際の強力な武器で、強力すぎるために、それ以外の論理的思考による推論を放棄してしまう傾向や、根拠の薄いデータ(偏っていたり、数が圧倒的に足りなかったり)にしがみついてしまう傾向がある気がします。これは、おそらく若いころから科学的思考訓練を長く積んできている人に見られる傾向として、思考の枠組みが固まってしまって弾力性が失われている(よく言うなら、しっかりしている)のではないかと思います。枠に嵌めずにいられない、嵌めない状態で思考を重ねる中途半端さに耐えられない。それはつまり、訓練を積んでいない文系の人の強み(素人の強み)があるのだろうと思います。そしてその強みは、いまの変化が激しくて、正確なモデルに基づく予測を行うことが難しい時には必要な資質何だろうと思います。簡単に言うなら、科学信仰に侵されていない(科学的手法を相対化して認識できる)、ってことですが。 そういう意味では、AIの社会実装では、文系の知を素直に活用できる「文系を選択してきた人」の方が、「文系の知」の科学的根拠の薄さが気になって仕方がない理系の人よりも、力を発揮するような気はします。
249Picks
【深井龍之介×北川拓也】物理学と社会科学の意外な「共通点」
NewsPicks編集部
桜井 剛
社会学や心理学のような「人間を扱う学問」を科学にしようとするお話は、非常に興味深いです。個人的には、問題の本質は、社会学や心理学側になるのではなく、科学のフレームワーク側にあるのだと思います。 つまり、人間は因果関係で解明できない部分がある、というあきらめが無いと、人文学は成り立たないし、そのあきらめが無いと、学問としての価値もなくなってしまうからです。人間を因果関係ですべて説明すると、意志とか責任とか罪などの概念に意味が無くなります。すべての人間の行動の原因は、その人の内部にとどめられない。そういう学問は、我々にとってきっと役に立たないので、それよりは、なぜどうやって意志概念が生まれるのか、責任を取るとはどういうことなのか、そこに普遍性を立ち上げる(理論化する)ことが必要なので、それを包括するように科学のフレームワークを見直す必要があるんじゃないかと。それは数学で良く行われる手法(素朴な数の概念に対して、自然な拡張を考えていたら虚数が出てきた、的なやつ)だと思うので、可能性は有るんじゃないかと思います。そして、科学手法の自然な拡張について考えるのは科学の役割じゃなくて、哲学の役割になるのかな。科学者が哲学者的立場になって考えるのがよさそうですが。 いずれにしても、今の時代は「科学という手法に対するメタ認知」が不足していて「よくしらないけれど信じる」という科学信仰が蔓延しているのだと思います。だから、今回のような「科学を外側から見る対談」はとてもおもしろいです。
365Picks
文春の流儀と現代の正義
NewsPicks Studios
桜井 剛
「誰かの秘密を知りたい」という欲望は神話によくみられる、人間にとって普遍的なテーマだろうし、その欲望自体は良いものでも悪いものでもないのだと思います。その欲望が無ければ、深い他者理解は期待できないだろうし。ただ、それがスクープやスキャンダルという形をとった場合は、「深い他者理解」とは遠く離れた「単なる気晴らし」に近づいてしまう。スクープを生業にする人は、そういう大衆側の受容のされ方を理解した上で、仕事に情熱を持ち続けなければならないはずで、そこに葛藤があるのではないかと想像します。ファクトを正しく提示しても、スクープという形をとる以上、必然的に受容は浅くなってファクトから離れていく。それは構造的問題であることは明らかなので、受容側の問題として切り捨てて割り切ることは、きっと難しいのだろうと思います。 新谷さんが、強い信念と情熱をもってスクープというものに向き合っていることは伝わってきたのですが、そこに必然的に発生するだろう葛藤に対して、どういう思いを持っているのか。なぜ「人の秘密を暴く」ことに持続的に情熱を燃やし続けられるのか(悪意はなくて、単なる興味なのですが)、そのあたりを知りたくて最後まで視聴しましたが、そこは最後までよくわからなかったです。「社会を成熟させる」というポリティカルコレクトなものとは別の方向性での「役割とか必要性とか意味」みたいなものが、きっと新谷さんには見えているのではないか、そこを知りたい、そう思いました。 きっと私のこの「知りたい」も「人の秘密を知りたい」という欲望から来ているのでしょうね。。。
373Picks
NORMAL