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ライザップの業績が再び急降下「異常なペース」で出店、チョコザップの先行投資も重くのしかかる
Mizusawa Tomonao総合商社
分かりやすいサービス名も相まって、「手軽な金額で、身近な場所で、軽く運動したいな」、というチョコっとニーズを、うまく取り込んでいるのではないでしょうか?
必ずしも参入障壁の高くない業界だからこそ、競合他社が入ってこられないくらい、隙間なく圧倒的な市場プレゼンスを獲得できれば勝ち目あり、という戦略ストーリーかと思います。
CMのような広告宣伝費は、スケールメリットが生かせますし、どこでも身近な場所ですぐ利用できる状況にするというのは、プロダクトアウト的な発想から来ているのでしょう。もちろん、ベースには、既にある市場ニーズを掘り起こすという意味でのマーケットイン的な戦略もありますが。
よく、3年間赤字に耐えられれば、結果として大きな果実を得られるとも言われます。経験則的な言葉かもしれませんが、スピードが重視される市場環境下、ベンチャー企業らしいダイナミックな動きなのではないでしょうか?
インドネシア高速鉄道が開業 「一帯一路」の一環
Mizusawa Tomonao総合商社
もともと採算性のない政治案件(台湾に続く新幹線の海外輸出実績作りが目的)だっただけに、割って入った中国には大きな経済的な負担になった。
それでも、開業にまで漕ぎ着けたのは、中国の実力を示していると思う。
振り返ると、
・工期
そもそも見積もりが甘かった着工から3年(含む開業前の試運転期間)は、土地買収問題にコロナ禍もあり4年延びて7年に。(日本の提案は5年だった)
・建設費
55億ドルから3割増しの72億ドルの増加(工期が伸びたのだから当然だが、昨年時点で80億ドルにまで膨らむと言われていたので、1割も低く抑えられたのなら優秀。敢えて計算に入れていない費用があるのかもしれないが)
・採算性
FS段階でのジャカルタ・バンドン間の運賃は16ドル(在来線は6.3ドル)だが、未発表。運賃や利用者数がどう推移する想定なのか詳細は不明だが、黒字化するのに40年はかかるという試算があるそう。つまり最低でも40年間は赤字垂れ流す見通しということである。
・事業継続性
中国からの融資の金利は2%だそうなので、収入ゼロなら36年で借金の元本は倍増する(実際には赤字分も巨額な負担となる)。事業投資分は融資の金利で回収しつつ、操業停止をちらつかせて、最後はインドネシア政府にギリギリ出せるだけ財政負担させるつもりなのだろう。お人良しの日本みたいに債務免除とかしなからね、中国は。

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