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勝瀬 博則TRIP.com 名誉会長
いくつかの研究論文(出典は文末)は観光交流は相互理解や信頼を促進し戦争や紛争を回避する効果をもたらすと結論づけています。主な論点は以下の3つです。 相互理解の促進 観光を通じて、異なる文化や価値観を持つ人々が交流することで、お互いの理解が深まる。戦争の原因となる誤解や偏見を解消の作用がある。 相互信頼 観光を通じて人々が交流を重ねることで相互信頼が築かれます。そのため戦争リスクが低くなります。 経済発展と貧困からの脱却 観光は、経済発展や貧困削減につながる効果があります。経済発展や貧困削減は社会の安定に寄与し戦争のリスクを低下させるものです。 ビザ、オーバーツーリズム、免税の悪用などの観光に直接関係する両国問題だけではなく、経済、領土、安全保障などの問題もあり隣国との関係は単純ではありません。観光がこれらの問題の解決とは言えなくても緩和に役立てるのではないかと思います。相互に多くの観光客が行き来できる日が来て観光が平和に役立つことを願っています。 Tourism and War: A Review of the Literature 著者:Michael Hall, Michael Smith 出版:International Journal of Tourism Research, 2010 The Economic Impact of Tourism on Peace 著者:World Bank 出版:World Bank, 2012
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