あんとき はるか

介護保険証は65歳になると勝手に送られてきますが、80歳超えていよいよ介護保険を使おうかなという頃には9割の人が紛失している。 制作と郵送にかける税金の無駄使い。

今回新設される「こども支援局」は、貧困、障がい、いじめ、虐待、ひとり親家庭、ヤングケアラーなどの課題に対応します。これは子ども家庭庁単体で解決できる課題ではなく、他省庁と連携が必須です。 例えば、中学生や高校生にも1割を超えるヤングケアラーがいるのに、地域包括に介護の相談に来た子をこれまで見たことも聞いたこともありません。介護保険を知っていれば支援の手が入るのに。 末端の現場だけでは彼らにリーチできません。どうか中央で連携をはかってもらいたいです。

2年前のワクチンweb予約では、高齢者のデジタルデバイドが露呈し、スマホ片手に役所に殺到しました。どんなにシンプルなＵＩを用意しても、タップがうまくできない、文字入力できないなど、ずっと手前のPhでかなりのボリューム塊がスタックしています。 国民の3割は65歳以上。国のDXが彼らに足を引張られないために、デジタルデバイド専門組織は必須です。地域包括にやらせる自治体も多いですが、正直言ってお遊びで終わってます。

イギリスで計画停電を検討するくらいだから、今年の冬は前例のない節電を強いられそうです。 火力発電の依存度の高い日本も他人事ではありません。

ステキな着眼点。台風、大雨より圧倒的に通信障害の方が発生率が低い。もっと言わせてもらうと、電車遅延の遅刻も忘れ物も、オンラインなら皆無です。

火力発電が中心の日本も対岸の火事ではありません。 計画停電に備えうちも発電機を買っておくか思案中です。

「公開設定のまま情報をアップロード」…人の手と頭がデジタルに正しく司令を出せなかった。ヒューマンエラーです。 いつもアナログとデジタルの接続点に、エラーリスクがある気がします。たくさんの設定項目があるアップロード作業とか特に。 デジタル推奨派ですが、もう少しユーザーフレンドリーなUIなら上手く合わせられるのにと思うことがあります。

「目標の達成には、大量に水素を製造する技術の確立や、運搬や貯蔵といったサプライチェーン＝供給網の構築が必要」トヨタの水素自動車が普及しないのも水素ステーションが圧倒的に足りないからです。 でも、それを技術の力で乗り越えていくのは日本のお家芸。エネルギー資源のゲームチェンジを応援しています。

「女性の健康検定」に妊娠期のことも含まれているといいなと思います。 むかし、人事の立場で工場のラインで働く女性技能職の定着支援をしたことがあります。結婚出産を経て働き続けてもらうにあたり、管理職から一番難しいと言われていたのは、生理休暇や育児期の両立支援ではなく、妊娠期の対応でした。 満員電車を避けた時差出勤、隔週の妊婦健診のための半休、つわり時に横になれる場所の確保、妊娠期の就業規制の把握など、妊娠期は職場の対応事項が多くあります。さらに、体調には個人差もあるので前例踏襲が通用しません。

シニアの就労の意義は、生きるためのお金を稼ぐことよりも、自己肯定感を得られるところにあると思っています。 高齢期は喪失の時期と言われます。子どもが成長とともに様々な能力を獲得したり人間関係を構築したりして社会に自分の立ち位置を確立するのとは逆で、高齢期は指からこぼれ落ちるようにそれらを失っていきます。 仕事から得られる役割意識や社会との接点は、彼らにとって無形ながらも最大の価値です。たとえボランティアであっても。

そんな居心地よい最高の職場をなぜ去るのと思う40代以上は、心のどこかで現職一生安泰の神話を前提にしていると思います。 たゆまず腕を磨き続け自分をアプデしていく緊張感を維持していくためには、多少の残業や叱責も必要です。