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【船橋洋一】「危機に弱い日本」はずっと変わっていない
中西 友成山形大学
メモ
その典型が、新型コロナウイルスのワクチンを自国で作ることができなかったという事実です。日本は、国民を守るワクチンを、他国からもらい受けるしかない国になってしまった。ワクチン敗戦です。
最悪のシナリオを考える力、そしてそれを提示する指導力が欠けているという点でしょうか。
作家の猪瀬直樹さんが『昭和16年夏の敗戦』で描いていますが、日米開戦直前、総力戦研究所のエリートたちは何度も戦争のシミュレーションを重ねています。
しかし、東條英機の「戦争はやってみないと分からない」の一言でお蔵入りになったようです。そうなると、負けた時のことは考えずに楽観論だけで突き進むしかありません。

【水口貴文】会社は社員に成長の機会を提供する責任がある
中西 友成山形大学
メモ
そのときに、一番先に名前が出てくるのは、同じ仕事だけをずっと続けている人たちでした。
このときに強く思ったのは、会社は本当にこの人たちに対してしっかりと向き合ってきたのか、ということでした。この人たちに成長の機会をきちんと提供したことがあったのか、と思ったのです。
私は、会社が成長することはとても大切なことだと思っています。同時に、会社は社員に成長の機会を提供する責任があると思っています。
社員一人ひとりに向き合って、本人にとって厳しい注文であっても「こうしたほうがあなたは成長する」と、機会を提供することが大事なのだと、このときに思い知りました。
その厳しさが、その人を成長させ、結果としてその人を守ることになる。

【亀山×岡田斗司夫】経営者は「頑固親父」がちょうどいい
中西 友成山形大学
メモ
僕は、思想とは矛盾だと思うんですよ。バブル経済をバカにしながら、本音ではちょっと憧れている。『ボーダー』は、それを女で表現しています。
突っ込まれる部分こそが魅力なのに、みんな整理して見せたがるんですよね。やると言ったのにできなかった、そのみっともない矛盾を見たくて、僕たちはサービスにお金を出しているのに。
ジブリにしても、宮崎駿がOKしそうなものしか作りませんね。そうやって幅を狭めることで、個性が出るんです。
落ちぶれるのも、プレーヤーの見せどころですよ。立派な人は、最後に落ちぶれたところまで伝説になっているからこそ、後世の僕たちが読んでおもしろいんです。人生のフルコースを味わうには、デザートの「落ちぶれ」もやらないと。

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