Picks
584フォロー
4432フォロワー
ABEMAのW杯配信で痛感した「テレビ放送の不自由」
東洋経済オンライン
干場 弓子ディスカヴァー・トゥエンティワン 共同創業者
このコメントはアカウントを作成すると読むことができます。
値上がり続く文庫本 平均価格800円超 20年で25%値上がり 千円台も続々 ハードカバーより高価買い取りのケースも
まいどなニュース
干場 弓子ディスカヴァー・トゥエンティワン 共同創業者
So what? 何が言いたい記事なのか不明ですが、ようやくサステナブルな値付けになってきたのかな、という印象です。 文庫はもともと単行本の二次使用のフォーマットとして、文化を一般にも共有すためにと、岩波が始めたものだと思いますが、その場合、企画執筆に伴う初期費用が不要なだけでなく、装丁、仕様、用紙全て廉価、さらには売れたものしか出さないので、出版の宿命である、出してみないと売れるかどうかわからないギャンブル的リスクもない、という条件の中で設定された値付けでした。 それが最近では書き下ろし文庫も多く、またカバーも本ごとに装丁作業が入ります。並製の新刊と同じような条件での制作となっているわけで、価格が単行本に近づくのは当然でしょう。見返し、別丁扉など、最近は単行本でも省略するようになったので、単行本の方から文庫本に近づいてきている面もあります。 Discoverにいた時、この記事にもあるように、携帯に便利なフォーマットとして新刊サイズのシリーズを始めたのですが、当時、新書というと、720円とかがお決まり。ところが、計算すると、利益を出すのが本当に大変で、、、そこで、装丁を毎回変え、見返しもつけることで、1000円としました。厚いものは1200円とか。さらに、新書ではなく、名を携書としました。サイズは棚を考えて新書サイズとしましたが。。わかったことは、内容が良ければ読者の方はご理解下さるということでした。 文庫も新書も、岩波さんが始めたもので(新書は、二次使用の文庫に対し、書き下ろしなので新書)、価格も、岩波さんに合わせることから始まってそれが続いていたようなのですが、 でも、岩波さんは、掛け率が95とか9とかで、返品も絞るみたいなとんでもない殿様取引条件(書店さんには他社の本と同様、75とか77とかで卸すで、差額は取次が被ることになり、つまりは他の出版社(多くは新参者の出版社)が被ることになる。業界では、「逆さや」といいます)で、だからこそ成り立っていた価格で、、さらには、雑誌や漫画で儲けて、文庫も含む書籍部門は赤字でOKみたいな大手出版社がそれに追従していたものだから、書籍だけでやっている中小出版社も、それに準じざるを得ないという状況だったのです。 それがようやく用紙の値上がりもあり、出版社が自分達を維持存続させ得る価格にし始めたということでしょうか。
28Picks
【新規募集】「ビジネス書著者発掘」「勝ちにいくプレゼン」「人的資本経営」「新規事業創出」の4プロジェクト
NewsPicks NewSchool
干場 弓子ディスカヴァー・トゥエンティワン 共同創業者
次世代ビジネス書著書発掘プロジェクトの干場です。昨年に続き、来年度も担当させていただくことになりました!  昨年度は、多数のご応募をいただき、結局30名で行わせていただき、結果、7名の方と具体的な企画の打ち合わせをはじめ、今年になって、3冊が、わたくしの新レーベルBOWBOOKSから出版され、各メディアにとりあげられたり、著者の方々には、講演などのお話もあるようで、まさに、時代を開く「矢」となって、BOW(弓)のもとをはばたいていっていかれています。とてもうれしいです。 残りの4名の方はもちろん、最後のプレゼンでは決定しなかった方も、新たに、企画を練り直して持ち込まれる方もいらっしゃり(ご参加の方には権利が半永久も(?)つきます!)、そこからも形になりそうで、それもとてもうれしいです。 BOWBOOKSは、「時代に矢を射る 明日に矢を放つ』というキャッチフレーズのもと、ディスカヴァー時代と同様わたしのモットーとする、次世代の新人著者発掘を旨とする新レーベルです。NEWSCHOOLにお集まりになる方々は、みなさん、次世代を切り開こうという野心と情熱に溢れた方ばかりで、オンラインで行われた前回も、わたし自身、刺激になりましたが、今年は、なんと、リアルです。 そうした仲間とともに、切磋琢磨することになる本プロジェクトは、志を同じくするともと学び、そして、本という形を実際に残す、他では得られない貴重な場となるのではないでしょうか? そうそう、卒業生が仲良しなのも、NEWSCHOOLならでは! コロナの間隙を縫って、今年の夏に「謝恩パーティ」をやってくださったのですが、企画が通らなかった人も含めて、大の盛り上がり。ここでの出会いもまた、それぞれの人生に大きな変革の時をもたらしているのを感じ、なにやらうらやましくもありました! 新しいメンバーの皆さんと、来年の夏は、合同パーティを行うのも、そして、そこでまた新たな出会いと化学反応が起こるのも、私が密かに期待するところです。 多くの皆さんのご応募、ご参加をお待ちしております。
117Picks
NORMAL