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【本田圭佑 × 藤田晋】いま考える「日本の危機感とチャンス」
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
藤田さんの「伸びている産業に投資をしていれば、なんだかんだなんとかなる」はその通りだなと思います。
「次はどんな社会変化が起こるのか」はキャピタリストとしては常に考えているテーマではありますが、「インターネット」「モバイルシフト」のような大きな産業の変化はここ最近起こっておらず、また日本は人口減少で全体として国内の市場規模は縮小していく一方ですから、なかなか難しい局面にあると思います。
藤田さんの言う、外需をターゲットにしたビジネスは一つそのテーマになりうると思いますし、Climate tech、ヘルスケアなんかもその一つになりうるかなと、個人的には考えています。
【顧客理解】ユーザーアンケートが「参考にならない」理由
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
BCGにいた時、定量アンケートによるユーザー分析プロジェクトを何回か経験しましたが、たいていの場合いきなり定量調査はしません。
基本的には、
•1on1またはグループでの定性インタビュー
•そこから仮説構築
•定量アンケートによる仮説検証
というステップが基本です。
定性インタビューだけではたまたまそういう回答の人だっただけかもしれないし、定量アンケートだけではSo What?になるデータしか集まらないからです。
また、定性/定量ともに”ファクト”を聞くのが基本です。意思や意向はどうとでも言えるからです。
例えば、xxxなサービスがあったらいくら払いますか?は愚問です。
⚪︎⚪︎⚪︎(xxxが奪いそうなお財布のカテゴリ)に、いくら使っていますか?と聞くべきなのです。
黒鉛活用の蓄熱式ボイラー Blossom Energy - 日本経済新聞
【必見】オルカンの次を考える「厳選ファンド14本」
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
基本的にNISAの制度設計としては長期に保有、運用することが想定されていることが前提です。
(新NISAにより売却した場合も翌年には非課税枠が復活することとなったものの)
したがって、長期にほったらかして運用した場合に安定してリターンを出してくれ、手数料が低いものを選ぶべきであり、これを突き詰めると、オルカンor S&P500に行き着くわけです。
まだそこから何か工夫したい気持ちはわかるものの、まずはNISA枠を最速で満額埋めることが優先です。
それでも運用する余裕がある場合に初めて、今度はもうリスクの取り方を変えてみるなど、違う選択肢を検討するので十分だと個人的には思います。
世界で最も成功したフィンテック企業、Wise CEOに聞く「送金10兆円」への秘訣と軌跡
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
これまでのSWIFTを介した国際送金は、金融機関の既得権益的なビジネスの一つであり、不透明で高い手数料が課せられています。
そこで、そもそも送金を擬似的に行えばSWIFTを介さなくとも同様のサービスを提供できると気づいたのがWiseの仕組みであり、伝統的な送金と比較すると最大で1/8ほどに手数料を抑えられるとされています。
とはいえ、資金移動業のライセンスは必要ですし、記事中にもあるように、各国で準拠しなければいけない法律やライセンスが異なることから、グローバルでの展開は容易ではなかったものと思われますが、すでに40種類以上の通貨、170カ国以上で利用できるようになっています。
それでもまだ世界の資金移動の4%に過ぎないと言うことなので、まだまだこの領域チャンスがあるのではないかなと思います。
【日本発】空気からCO2を吸う、東大発ベンチャーの勝算
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
ネットゼロ実現のためには必須と考えられているDAC(Direct Air Caputure)は、世界でも注目されているClimate tech領域の一つだと思います。
グローバルでは、分離膜を使うアプローチ、吸収液を使うアプローチ、吸着剤アプローチなど様々なアプローチ/様々な物質で検証が進んでいます。
CO2を回収すること自体はそれほど難しくないと思われますが、どのアプローチでも一番ネックとなっているのは、回収コストがペイするレベルになっていない点です。
DACを現実的に活用するためには、1トンあたり回収あたりのコストを100ドル程度にする必要があると言われています。
CO2を吸着させる時、脱着させる時にエネルギーが必要となるわけですが、この点においてPlanet Serverさんの用いるゼオライトは脱着が容易な物質であると、どこかの記事で読んだ記憶があります。
スキー場に行って驚いた…!日本のゲレンデがバブル以来の「大活況」に、そのウラにある「外資投資」の恐るべき実力
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
12月にニセコにスキーしにいきましたが、記事にある通り、お客さんの8割は外国人で、スタッフやインストラクターも外国人が多く、むしろ日本語を話せるスタッフの方が少なかったです。
そのため訪問客の2割の日本人も、皆さん基本的には英語を話しており、もはやニセコは海外でした笑
物価も高かったです。
オーストラリア出身のインストラクターに、なぜニセコで働くことになったのか尋ねたところ、元々オーストラリアで一緒に働いていた仲間が誘ってくれて、英語で生活できるということだったので、第二の人生を日本で始めることにしたよと教えてくれました。
また、ホテルだけでなくスキー場には最新鋭のリフトも投入されていたりと、再開発されている勢いを感じます。
【注目4社】2024年は「蓄電ビジネス」がアツい
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
①短時間ではなく、②③のような中長時間の蓄熱技術は、日本では目立ったプレイヤーがいないですが、グローバルでは大変注目されている領域です。
単に長時間、効率よくエネルギーを蓄えるだけでなく、エネルギーを熱に変換できるために、これまで脱炭素化が難しいとされている重工業分野において、熱エネルギーとして活用できることが特徴です。
記事中に紹介されているRONDO社はレンガを用いたアプローチですが、ANTORA社のように黒鉛を用いるアプローチも注目されています。
ちなみに、RONDOもANTORAもビルゲイツ率いるBreakthrough Energy Venturesの投資先です。
【脱炭素の次】グーグルから投資家まで「水問題」に注目
中山 悠里アニマルスピリッツ Director
日本は比較的水資源が豊かな国なので、水不足と言われてもピンとこないかもしれません。
しかしながら、国連によると現在の水の消費と生産パターンが変わらなければ、2030年までに世界において水供給が40%不足すると予測されています。
また、NASAによれば、主要な帯水層37のうち、13の帯水層はすでに枯渇していると分析されています。
水不足リスクというとインドなどを想像されるかもしれませんが、加えて中国では60%の地下水が汚染されていると言われており、アメリカでも世界最大級の帯水層が10数年内に枯渇するという予測まであります。先進国、新興国問わず水資源不足のリスクに直面しています。
記事の中にある「水の供給拡大」のソリューションの中には、海水の淡水化というアプローチもありますが、大気から水を生成するというアプローチもあります。
Breakthrough Energy Venturesの投資先であるSource Global社や、弊社投資先のサステナウォーター社はその最先端のアプローチに挑戦しています。
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