落合 達哉

経済学をビジネスに活かすために学者陣が企業を設立しているということは初めて知る内容でした。記事に書いてあるように、日本企業が経済学を活用する場合、社外のコンサルティング企業と連携する場合が多くなるということですが、社内の人間がどれだけ経済学をビジネスに活用する視点を持てるかが肝ですね。 おそらく経済学に触れた経験がある人は少ないでしょうし、なかなか実体が掴めない部分もあると思うので、その中でどう浸透させていくのか、注目して追いかけていきたいです。

「明石市でやっている施策は他の場所でも出来ること」という内容が個人的に印象に残りました。 女子トイレに生理用ナプキンを置くことや給食の無償化など、諸外国での施策を明石市にフィットするように取り入れていく動きは、「成功事例から徹底的に学ぶ」という何事にも通ずる大切なことを再認識するきっかけになりました。

以前に旧帝大の損益計算書を見たことがあるのですが、東大がダントツで運営交付金が多く、他の大学はそれほど大きな額ではないなと感じたことがあります。 今回の大学ファンドの資金によって、これまでできなかった研究に着手したり、機材を導入したりして日本の大学の研究力が復活してほしいものです。

最近大学で「起業部」なるものが立ち上がり、ちょっとずつアントレプレナーシップを育む活動が広がりつつあります。起業に対するハードルが下がるのは良いことですが、結局実際に起業まではいかない、もしくは起業しても小規模で会社をたたんでしまうというのはよくあることだと思います。 本気でユニコーンを狙いにいく企業をどう作って国として支援していくかが重要だと思いました。

炭酸ガスが石油精製などの過程で出てくる副産物として生産されているということを初めて知りました。 シンプルな疑問なのですが、食料の保存や飲料など、さまざまな用途があって需要のある炭酸ガスなのであれば、炭酸ガス単体を生産する技術があってもおかしくないと思ったのですが、技術的にできないなど、何か障壁があるのでしょうか？ 自分でも少し調べてみようと思います。

私は大学で心理学を専攻していますが、取得したデータを整理する作業がとても重要でそれはビジネスの文脈でも共通していると感じました。 データを整理するにも、目的があって初めて整理の仕方が決定するので、ツールを作るときにも目的思考が重要ですね