Kanamori Takeshi "Tak"

投資でアフリカ、インド、南米もやるので現地の空気を割と感じてる方。 興味深い！…ですがこのテーマの記事で毎度、消化不良… 具体的に、当該国のGDPの構成要素の何がどのように拡大して、GDPが増えるのか…この説明がいつも無い。単純な人口増加で消費拡大か？それは当然起きる計算式。では消費するための元での資金、稼ぎはどこから？ グローバルサウスの国はインドをはじめ、この稼ぎを生み出す領域が、先進国の下請け、先進国本社企業の工場でしか無いことが多い。アフリカはそれでさえ無い。 それは弱い…結局、先進国がコントロールを握ってるから〜。なので、GDP拡大はどこかで頭打ちの可能性。っし、GDPが単に大きいから、覇権を持つわけでは無い。中国もインドも軍事力、それを強力に使える政治体制がある。 新興国でいつも思うのは、自国主導の技術革新、新事業をやらないといけませんよ、ということ。 あと、GDP…会社の当期純利益みたくシンプルに国の儲ける力を表現してないのが問題なのだな…

便利ですね、よく使います♪　US、欧州の有力VCから評価された、ということですね

VCで海外投資をしています。US（YCなど）と比べても、日本のベンチャーのビジネスモデルの質は高いです。そして、良好なチームワーク、優秀で熱意のある経営者も多い。 日本ではValuationが大きく育つベンチャーが少ないのは事実ですが、理由があります。一つはIPOが早期にできるので、未上場の状態ではなくなってしまうこと（楽天とか。これ自体は早期Exit可能な市場がきちんとしたコンプライアンスのもと存在することは寧ろありがたいこと）。二つ目は、国内市場が小さいからという人がいますが、そうでも無いと思います。寧ろ、顧客（特に企業、特に大企業）の新サービス・プロダクトの購買が消極的だという論点があります。これは意思決定の問題でもあり、合理的経営の欠如でもあり、、、根っこは文化と思います。文化は変えようが無い、ベンチャー側が努力しよう、という考えたかも良いですが、、、今、まさに顧客側の変革が必要な時期に来ています。一国の政策レベルで考えるならそうでしょう。 どんな政策的アクションが有りうるか、そして、そもそも、国内政治の問題もそうですが、当事者＝我々の意識は新サービス・プロダクトにお金を落とすことに向いているか、見直したいです。 ベンチャーが国内で十分に売上が出てないのに、海外に出てっても、海外VCにとっては奇妙に移ります。 それから、数字の比較をし過ぎること、超大国米国と比較することはそろそろやめましょう。日本は日本なりのやり方で良くて、GlobalとLocalのバランスの良い成長を目指したらいいと思います。他の国のエコシステムは、詰まるところ、そういう印象に感じます。 ベンチャー市場拡大がスローガンみたいに目立ちますが、政府の目的は何でしょう。国民幸福の向上、世界への貢献ですよね。その観点かららはベンチャーの数字を増やすことは一つの手段にすぎません。GAFAM的世界で負けたから、次のWeb3では追いつこう、それもいいと思うけど、日本に現在あるリソースである製造業などあらゆる産業、それらを合理的に、また強くする、というだけでも十分に目的に近づくのだと思います