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エヌビディアCEO「原発は良い選択肢」、データセンター電力供給で
澤 俊樹なし なし
100万kWクラスの大型原発の建設コストは高く、再エネ電源より割高の電源です。
巨大なデータセンター一つが必要とする電力は、原発1基分に相当するのではないかと思わせるほど、AIデータセンターは電力不足が懸念されているというような論調もありますが、実際にそれほどの電力を必要とするデータセンターがビジネスとして成り立つのか?という疑問もあります。
首都圏に原発を建設することはできないでしょうから、結局送電網の補強も必要となるでしょうし、原発が実際に稼働するのは、データセンター建設ラッシュ後のなるのではないでしょうか?
首都圏に次世代の小型原発をデータセンター専用に建設すると言っても、それが技術的に可能かどうかもはっきりしません。
原発の電気代が上がっても、IT巨人はAI投資に遅れることの方を恐れているので、原発を脱炭素電源という位置付けで活用し始めないか、懸念されます。
高い電気代は、結局は社会や個人が負担することになるでしょうし、またAIの消費電力が激減するブレークスルーが起きれば、データセンターは高い原発の電気を使わなくなるでしょう。
使われなくなった原発の余剰電力は、一般の庶民が使うことになりそうです。そうなれば、安い再エネ電源があっても、原発の高い電力を使わされることになりかねないです。
目先の話としてnvidiaが事業を成長させたいという動機もあるでしょうけれど、本当に持続可能性のある話なのかは、考える必要があるのではないでしょうか?
もっともMicrosoftは原発の電力を受けることになりました。
米史上最悪の原発事故のスリーマイル島原発を再稼働へ マイクロソフトに電力供給(2024年9月21日)
https://m.youtube.com/watch?v=FLa4QzIKiec
グーグルやMSら警鐘、生成AIでITエンジニアは不要になる?「90%以上影響」の詳細
澤 俊樹なし なし
AIの進化は止まらず、汎用人工知能AIからさらに人工超知能ASIと進化すると予測されています。それも想定を上回るスピードで。
ITエンジニアに求められるスキルも劇的に変化しいくでしょうし、常に自身のスキルをバージョンアップしていかないといけないということだと思います。
AIがITエンジニアを不要とするのではなく、AIが求めるITエンジニアのスキルが変化していくということでしょう。そうなれば、非常な忍耐力を要したプログラム構築、裏方の努力はAIがやってくれるということになれば、大きなプロジェクトの多重下請け構造も破壊されるということになるでしょう。
つまり日本のIT業界が根本から変わらざるを得ないということを意味します。
AIはIT業界の構造変革にとどまらず、産業全体への変革をもたらすでしょう。
そのとき本当に必要なのは、ITスキルのバージョンアップ以上に、哲学や倫理、人類の未来に対する想像力になるのではないでしょうか?
経験から学ぶスキルではなく、歴史から学ぶ姿勢がAIが進化するスピードに圧倒されてはいけないのでしょう。AIを正しく使う人類の未来は、他人を思いやり、違いを認め尊重し合う世界であって欲しいと思いました。
富がほんの一握りの人に集中し、バーチャルな金融資本が巨大化するばかりの世界にAIが、望ましい未来を創造してくれるかどうかは、全ての人々が他人を思いやる気持ちを持てるかどうかにかかっているような気がしています。
若者どころか中高年も「Facebook離れ」が進行中…ヘビーユーザーが「歌舞伎町のようなSNSになった」と嘆くワケ
澤 俊樹なし なし
情報収集には重宝しているFacebookですが、「怪しげな友達申請」には並行しています。
時に詐欺としか言えない投稿もあり、著名人同士の会話を「金儲けサイト」に誘導するようなものもありました。
投資詐欺にSNSが利用されていますし、ロマンス詐欺と思しきものも頻繁に見かけます。
また巧妙なフェイクニュースもあるので、慎重に対応、というか無視と削除の日々です。
イーロン・マスクの言いなりになっているかのようなXの創業がブラジルで禁止されました。
その経緯へのSNS投稿には考えさせられました。
国家の政策を左右しかねないほど巨大になったIT企業オーナーである一個人の意志が貪欲な欲望として暴走することは、小さな国の資源さえ強奪しかねないほどの力を持ち始めていることに、私たちは注意しなければならなくなっているのかもしれません。
もはや超大富豪には、巨大なビジネスの利益にはほとんど関心がなくなり、神の如く振る舞える民衆の奴隷化なのかもしれない---と言うのは極論でしょうけれど。
民衆が選んだ狂人ではなく、極端に富が集中してしまうテクノロジーによってマインドコントロールされた大衆が狂人に核のボタンを持たせることになるかもしれないと、妄想が妄想を読んでしまいました。
https://www.facebook.com/share/p/rXQk24VJ9jrznQRN/?
君はエヌビディアを知ってるかい
澤 俊樹なし なし
半導体産業が30年以上前から、「どうやって作るか」(製造)から、「何を作るか」(設計)にシフトしてきたんですね。
1980年代の産業の米と言われた半導体の成功体験も、冷静に見れば大手電機メーカーの一事業部門の色合いが強かった訳ですが、これは「言われたものを言われた通りに作る」というものだったように思います。
半導体設計技術者の育成も、そういう製造のための設計では、総合格闘技のような技術者を育てないと、結局要求仕様ありきで設計されることになり、これでは第二、第三のnvidiaは日本に誕生しそうもありません。
nvidiaには多くのソフトウエア技術者が働いていますが、設計のためのソフトウェアではEDAベンダーとパートナーシップを築いてもいます。
そして大学との連携も、大学生にnvidiaのツールを使うことになっていて、学生自身が積極的に半導体設計の学びをnvidiaが助けてくれているようです。
分かりやすい解説でした。
愛知県発・旭鉄工の「有料の工場見学」に人が殺到する理由、凄すぎる“手作りの改革”
澤 俊樹なし なし
システムベンダーに頼らず。秋葉原で買えるような安価なデバイスを活用して、木村社長の一人相撲からスタートした旭鉄工のDXです。
なかなか現場も動き出さなかったとは思いますが、ポツリポツリと木村社長がやっていることに興味を持った社員が参加し始めて、彼らが実際に成果を出すことに喜びを見出していったということが、全社的な成果に繋がったという経緯に多くの学びがあると思います。
社員のモチベーションも上がり、いい意味での競争意思が社員の連携に繋がったのではないでしょうか。企業文化まで変えたDXこそ、本物でしょう。
丸投げDXが成功しないということも旭鉄工の成功から学ぶべきでしょう。
お金をかけなくても、できることは沢山あるし、DXが目的ではなく、企業文化が大きく変わり、社員のの連帯、絆が深って行かなければ、DXは成功したとは言えないんでしょうね。
旭鉄工からはそういうことを学ばせてもらっています。
データセンター間接続コスト半減…NTT「IOWN」活用サービスが活発化してきた
澤 俊樹なし なし
データセンター銀座が印西から北海道にシフトする可能が出てきましたね。
印西に大型データセンターの開発が進んでいますが、変電所を新たに作っても、もう電力が足らなくなりそうになっていますが、首都圏で海底ケーブルの陸揚げ曲が近くて地盤が強固な場所としてデータセンター銀座となっている印西も、特にグリーン電力の調達では制約も見えてきそうなので、データセンターの分散化というより、再エネ電力が豊富で寒冷地域である北海道が、大型データセンターの敵地になるということですね。
北欧と北極圏の海底ケーブル敷設のプロジェクトが動き出せば、北海道は新たなデータセンター銀座になるという未来を予想できそうです。
アマゾンの新「Alexa」、AnthropicのAI「Claude」を採用か
澤 俊樹なし なし
Alexa部門をリストラする羽目になったAmazonでしたが、事業は継続するとのことで、これが機械学習だったんですね。
応答が遅くて断念したかもしれない状況でCgatGPTが登場、そしてOpenAIのアルトマン解任騒ぎの中で、Microsoftとの提携とアルトマンの復帰。
これをAmazonがどう見ていたかに興味がありましたが、やはりゴタゴタはAmazonに絶好の機会を与えたということになりそうです。
モニター越しとスピーカーを通したインタラクティブなやり取りは、ユーザーが若干違ってくるとは思いますが、Amazonも期待はどこにあるか興味があります。
熊のプーさんにAlexaが仕込まれていたり、高齢者向けのサービスもあり得るでしょう。
Amazonの戦略発表が待ち遠しいです。
【究極の二択】アメとムチ、人を動かすのに効果的なのはどっち?米研究が明らかにした「やる気」の仕組み - ニュースな本
澤 俊樹なし なし
健康診断の結果が悪くても生活習慣を改める人はそれほど多くないという「謎」を解くヒントみたいですね。
生活習慣を改めるには、やはり楽しくないと続かないし、楽しいから続けられるということでしょう。
政治の裏金問題も、見つからなければいいんだ、バレても法律に違反していないと言い切れば、見逃してもらえるような日本で、罰=ムチも特権階級には意味がなさそうです。
世のため、人のために公僕となって働くということが、真に「アメ」となる政治を私たちが政治家に求め続けることが、その政治家にとっての報酬となるはずです。
新しい総裁が決まって、すぐに選挙があるでしょうけれど、腐敗した政治家にはムチ=落選を、公僕たらんとする政治家にはアメ=当選を、とならんことを期待します。
本記事の主旨からそれますが、私たち庶民の暮らしが良くなるという、未来のアメは私たち自身の行動がなければ、得られないと思います。
ハイブリッド車のしくみを基本から解説! 同じハイブリッドでもトヨタと日産は全然違う!
澤 俊樹なし なし
HV/HEVという表記に自動車メーカーの考え方の違いが微妙にあるようです。
e-PowerはEVの電池コストを抑えるためのEVとしての位置付けとして開発が進められたようですが、その意味でHEVになるのでしょうか?
ところで電池のコストも下がってくることで、PHV/PHEVも外部給電ができれば、停電時でも非常用電源として使える魅力がありります。何より走行距離が大きく伸びます。街乗りならEVとして走れます。
エンジンの開発も、いわばHV専用エンジンで凌ぎを削っています。
内燃機関がなくなるかという勢いのEVシフトでしたが、利便性とコストを満足させるというところで、EVの弱点を突いているとも言えます。
将来的にはEVの方が安価になる可能性は大きいと思いますが、HVで自動運転車の開発などソフトウェア開発のための膨大な資金を稼ぐということは各メーカーは忘れていないと思います。ただHVシステム開発に没頭しているわけにはいかないと思います。
自動車メーカーがビークルOSなどのソフトウェアの開発や運行などのビッグデータ活用でれんけいしていかないと、GAFAMの下請けにならないとも限りません。
うるさくてガソリン臭いエンジン車は富裕層の贅沢になるとしたら、人馬一体の体験もそういう人たちのものになるのかもしれません。
教育の体験格差と同じように、自動車もステータスシンボルとは違う体験格差の商品になってしまうんでしょうか。
Intelはどこで間違えた? ~2つのミスジャッジと不調の根本原因
澤 俊樹なし なし
大きなチャンスを2度もつかみ損ねたインテルを復活させるべく古巣に戻ったパット・ゲルシンガーはtsmcに製造委託したり、ファンドリビジネスに乗り出すなどの決断をしました。
またASMLの高NAの露光機1号機を導入するなど、最先端の微細化の遅れを取り戻そうと積極的ですし、AI半導体製造の後工程も取り込もうとしています。
そういったゲルシンガーの戦略が成果を出すのはまだまだ先のことです。
「CopyExactly」という方針を徹底して絶対王者ともなったインテルの不調の深層にある原因は、肥大化した組織の官僚体質にあるのではないか、と思わせる記事がありました。
官僚化した組織がリストラを行うとき、往々として現場や技術をよくするフロントラインの社員が対象になりがちです。その一方で現場から遠い肥大した管理職は、リストラ対象にはならないことが多く、結局スリムになるべき命令系統の頭脳が複数多重的に残されてしまう一方で、手足が貧弱となってしまうのです。
数合わせのリストラは縮小均衡以外の何物ももたらしません。
ゲルシンガーの悩みはここにあって、非効率な組織を変革することができないのかもしれません。
2年前にインテルの副社長になったケイデンス・デザイン社長だったリップ・ブー・タン氏がインテルを去る理由にそんなことを想像してしまいました。
企業文化は戦略に勝る、まさにそれは真実だと思います。
参考記事
インテル取締役タン氏の辞任 背景にCEOらとの確執=関係者
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/5008692f35e237d8e92593d2b69b2bed1bea82c7
生成AIと“壁打ち”できる貸し会議室、秋葉原に リコーの「次世代会議室」採用
澤 俊樹なし なし
生成AIアバターと壁打ち、なるほど。
アイデア出しやブラッシュアップをアバターとインタラクティブに行うという、隠し部屋みたいです。
すぐにネガティブな発言をしてしまう上司が会議にいるより、はるかに生産的なものになりそうです。
壁打ちAIアバターが会議のファシリテーターの役割を持たせたらどうでしょうか?
制限時間を決め、結論を出し、会議後のフォローアップもしてくれたら、特に若い社員の励みになりそうです。
常に参加者を励まし、企業が望ましい方向に向かう指針を常に北極星のように示してくれるAIアバターは、社員の創造性やエンゲージメントを開放してくれそうです。
直ちに答えを返してくれる生成AIは、答えを急ぐ人には重宝するでしょうが、数人が参加する生成AIアバターによるファシリテーターとしての役割が、参加者全員を同じ船に乗せてくれることになりと思います。
つまり、本当に重要なのは生成AIアバターが、同じ船に乗っている仲間がお互いを尊重し異なる意見をより高い次元で統合する旅路の同伴者として役割を果たしてくれるということにあるように思えます。
勉強不足の受験生が手っ取り早くもっともらしい答えを提出するのに便利な生成AIは、人間が創造力を喪失していくだけではないかと思っています。
人間にが創造的な存在であるためには、答えではなく、問いであり、決して終わりのない問いを生きる旅人でなければならないのではないでしょうか。
シャープに1千億円の出資案 ソフトバンク、堺工場巡り
澤 俊樹なし なし
シャープを買収した鴻海、その大型液晶パネル工場がもやは中国との競争に勝てないと判断したことから、売却案が浮上したのではないかと、思っています。
鴻海の創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)と孫正義氏はお互い信頼関係のあるビジネスパートナーでもあることから、そう考えるのです。
郭台銘が日本に孫正義に会うためだけに来日していたのは、シャープの経営危機から建て直しのプランが迷走していた頃で、何としてもシャープを買収したかった郭台銘が孫正義に相談をしていたとの話もあります。事実は分かりませんが、「シャープにとっても鴻海の参加に入るのは望ましい」というような孫正義の助言だったそうです。孫正義は創業のころ、当時副社長であった佐々木正氏に返しきれないほどの恩があったという話もあります。
シャープとしては「恩を返せ」といういうわけではないでしょうが、1000億円の出資をソフトバンクに本当に求めたのかは、怪しいリークのように思えます。
郭台銘が激怒して、孫正義の顔を潰すような話だからです。
本当のことはわかりませんが、液晶生産を停止した堺工場の有効活用として、鴻海が台湾で進めているデータセンターやAIデータセンターの冷却(水冷)サーバー事業の大幅な拡大などの動きが、堺工場をデータセンターにするという話につながり、そのこと自体は進行していると思います。ただ出資の話は交渉ごとであったとしても現時点で漏れてしまうのは、変だなと思っています。
政治家が世論操作のためにメディアを利用するという現実があるので、こういうビジネス記事も慎重に読む必要があるのではないでしょうか。
吹き飛び続出のマンホール蓋、業界の意外な実態…IT化で高い製造技術が必要
澤 俊樹なし なし
中小零細が多い鋳物業界は人手不足で3K職場で若い人はなかなか来てくれません。
日本の自動車や工作機械など高度経済成長を支えた業界ですが、設備投資できるのは大手に限られています。
マンホールの蓋がゲリラ豪雨で飛んで水柱が上がっているSNSの投稿には多くの人は驚いたことでしょう。
二律背反する要求を満足させるITとは言っても、CAD/CAMといったシミレーションソフトを使う3Dソフトウエアのことです。
IT化はむしろ、IoTを活用した生産効率upや熟練者の暗黙知に頼らない、データ活用による品質や歩留まり改善です。
鋳物を製造するための型なども膨大な数があるので、その管理にもITは役に立ちます。
日本経済成長を支えた鋳物業界の技術力も、厳しいコストダウンに耐えきれなくなって、匠の技であった金型技術も低下してきています。
欧米では鋳物ではなく金属3Dプリンターが量産で採用され始めてきており、熟練の技ではなく、AIを活用したコンピュータシミレーションが用いられてきています。
マンホールの蓋、たかがマンホールの蓋ですが、日本の技術力がこんなところにも厳しい状況があることを教えてくれます。
大量に安く作ることばかりを目指した高度経済成長が終わり、新しい価値、付加価値を生み出す方向に日本が変わっていかなければならないことを、IT化で記事をまとめてしまったら、また私たちは本当の危機を見落としてしまいそうになります。
台湾が電力不足を理由に、北部の大規模データセンターの認可を停止
澤 俊樹なし なし
5MWを超えるデータセンターの建設が制限されるということは、ハイパースケールのDCは台湾北部では建設できないということになります。
AWSが発表したデータセンターは北部という噂もあり、5MWを超えるでしょうからどうなるか微妙ですね。南部に計画が変更されることになりそうです。
洋上風力発電も稼働していますし、引き続き大型の洋上風力ファームも稼働するでしょうから、台湾政府もクラウドサービス事業者に働きかけているんでしょう。
送電網がボトルネックになるのは、千葉印西市のデータセンター銀座も同様でしょう。
電力不足もあるとは思いますが、データセンターが電力を爆食いするから原発が必要だと、総裁選を前に騒ぎ出す人々の思惑と台湾政府の脱原発の姿勢が妙に浮き彫りになります。
確かに次世代AIデータセンターのサーバーの発熱は空冷では不可能なレベルになってきていますが、あチップを直接コールドプレートで冷却するサーバーが、台湾のサーバメーカーに大きなチャンスになっていますし、鴻海も本格参入していますので、再エネも増えますし、データセンターの消費電力も想定ほどは増えないでしょうから、再エネ電源が増えにくい北部にわざわざデータセンターを建設するクラウド事業者は、今後はなさそうです。
電力不足という文脈で捉えるのは、ミスリードの罠にハマりますので、気をつけた方がよいと思います。
【江守正多】気候科学が可視化した「脱炭素のリアリティ」
澤 俊樹なし なし
ESGが脱炭素を「持続可能性のある企業に投資が集まる」というインセンティブにフォーカスされることで、企業活動が望ましい方向にシフトしていくという側面では、見落とされていることに気づかされる気がしました。
気候正義を深掘りするのに科学は役にたつでしょうけれど、気候危機に懐疑的な人々が気候正義のために行動するかは期待できないかもそれません。
貧富の格差や分断が深刻になればなるほど、気候正義では食えない、明日食べるものがないという状況が、生まれる不正義が正義を攻撃するかもしれないからです。
まだ生まれていない未来の子供たちのために行動するというのは、今だけ、自分だけの切羽詰まった世界の貧しい何億の人々にとって、「豊かな国の人々の搾取の不正義」の結果甘受せよというに等しいからです。
やはり人類が生き残るためには、他者のために行動することが自己の利益につながるというところに、本当に多くの人々が歩み寄らなければならないということでしょう。
雑感で恐縮です。
NORMAL
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