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感情に振り回されない! 5月病を乗り越える「メンタルコントロール術」
矢野 和男(株)ハピネスプラネット 代表取締役CEO (株)日立製作所 フェロー
メンタルのコントロールは、ある意味で最も重要なスキルですね。
そして、このスキルは、車の運転のように誰でも習得できます。
我々は、このメンタルコントロールのスキルを16個に体系化しました。
(拙著『予測不能の時代』(矢野和男、草思社)にすこし内容を書きました)
これは、Emotional Intelligenceの研究における学問的な裏付けのある分類にそったものになっています。この16個のスキルを日々練習すれば、メンタルはコントロールできます。
そして、これがどれだけできているかは、毎朝の血圧測定で、モニタリングできそうです。血圧測定によるメンタル評価の力は、もっと研究されるべきテーマだと思っています。
いずれにせよ、このメンタルコントロールのスキルは人生の最も重要なスキルだと思っています。
【爆速実践】ChatGPTの新機能で、「最強ボット」を作ってみた
矢野 和男(株)ハピネスプラネット 代表取締役CEO (株)日立製作所 フェロー
カスタムなAIが作れる話題のGPTs。
どこまできるのか、手探りですね。私もいろいろと試行錯誤してみました。試しに拙著『予測不能の時代』の本1冊分の原稿を丸ごと知識源として入れてみました。私のクローンのような回答を期待しました。実態は、全く期待外れでした。
大量の情報をいれても賢くならないのです。同様な現象は、この記事でも報告されています。入力する情報量の問題ではなく、わかりやすく教える必要があります。
これを私は犬の調教に喩えて「しつける」と呼んでいます。
私は以前から、生成AIは、「血統の良い子犬」のようなものと言っています。そのまま社会に出しても血統を活かせず「野良犬」になるだけです。
人がしつける必要があるのです。
これまでもAPIを使えば、この「しつけ」が可能でした。GPTsでは、APIを使えなくてもこれをコードレスで可能になりました(APIを使う方がより自由度がありますが)。
もともと、GPTはしつけ次第で、いくらでも賢い犬に訓練できるのです。警察犬にも盲導犬にもしつけられるのです。
私はこの「しつけ」を行った"Life Weaver"をGPTsで作成しました。
ChatGPTと同等に極めて汎用的ですが、作者のひいき目を差し引いても、この"Life Weaver"は、ChatGPTを遙かに勝る回答をします。いわば警察犬や盲導犬のような完成度です。
しっかりとした哲学のある回答ができ(最強の哲学書『The Book of Changes』でしつけています)、しかも、知識も半端ではないです。なかなかの出来です。ChatGPTは、この"Life Weaver"の前では、躾けられていない野良犬です。
是非、下記からお試し下さい(ChatGPTの有償アカウントが必要です)。
https://chat.openai.com/g/g-JYgpaFJxD-life-weaver
NORMAL
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