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希少疾患「ドラッグロス」拡大 欧米ベンチャーと連携不足
渡邉 博文WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)
確かに、これは重要。それとともにここでは触れられていませんが同じドラッグロスでも、アカデミア等で見つけられたシーズの開発はまだまだ不十分であり、ナショナルドラッグロス、ドメスティックドラッグロスともいうべき状況があります。欧米のスタートアップと連携することはもちろんですが、国内の大学、国立研究開発法人などの研究機関で見いだされたシーズが患者さんにはまだまだ届いていません。
国の政策が不十分であるという意見はもっともかもしれませんが、頼りない政府はあまりあてにしても仕方ないので、NewsPicksに集まる聡明な皆さんのご協力を得たい所であります。
また、頼りない政府ではあっても、希少疾患に関しては、条件付き早期承認制度というPhase3を経ずに承認を取れる制度があります。
さらに薬価の問題は避けて通れないでしょう。ゾンゲンスマなど遺伝子治療やCAR-T療法などの細胞治療には超高額薬価がつきましたが、抗体医薬や、中分子薬、低分子薬でも患者さんを助けたいと思っていても、薬価が十分に付かなければ開発に踏み切ることはできません。現状の画期性加算、市場性加算などの制度設計及び運用が妥当であるかは注意深く見守るが必要があるでしょう。
病に苦しむ患者さんが多数いて、ニーズがない訳はないのです。そして、日本にはまだまだ、優秀な科学者、技術者がたくさんいます。患者さんたちの苦しみを軽減すべくこれらの方々に研究開発費が行きわたる流れが出来ることが重要です。その流れを作るべく皆さんとともに、私は模索していきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。
薬価、来年度引き下げへ 実勢価格が6%下回る―厚労省調査
渡邉 博文WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)
そろそろ薬価の引き下げは、限界ではないかという気はしています。ただし、新薬、特に新たな作用機序(mechanism of action)の薬が出たらしっかり高い薬価をつけるということを明確に打ち出し、実行し、それを周知するのでしたら、全体としての引き下げはなんとかまだ多少はよいのかもしれません。ただ、薬価の引き下げは続いており、そろそろいくら雑巾を絞っても水がでないというところ近づきつつあるのでは?
医療費抑制の観点で言えば、公立病院やその他の大規模病院はともかく、民間の比較的小規模な病院、診療所の方がまだ抑制できる余地はあるのではないでしょうか?

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