佐藤 正基

学習塾の現場にいた時に推薦入試の出願書類の指導をしていました。出願書類を書きながら自分の思いや能力、今足りていないことを言語化するのは17,8歳の高校生にとって非常に大きな成長の場です。 一方一般入試の進路指導は模試を受けて偏差値でどこに行けそうなどと指導する場合が多いです。時には「先生決めて」とか「うちは経済的に厳しいから近場の国公立で」などという決め方があるのも事実です。 そういった進路の決め方で自ずとその後に差が出るのもあると思います。

PayPayボーナス1円＞＞＞Yahoo!ショッピング内の50％オフ 飲食店の帰り際のあめちゃん＞＞＞次回来店時に使える割引券 で喜びを感じるのなんかは、まさにプロスペクト理論ですよね

私は研修講師をすることもありますが、研修の冒頭には最近リスキリングの話しをしています。 まず「リスキリング＝学び直し」は大きな間違いであることをお伝えしています。「リスキリング＝外部環境に応じて学び続けること」と解釈して欲しいと言っています。 一度学んだことも、外部環境が変化するに従って陳腐化する可能性があります。学び続け、常に新しいスキルを身に着けてこそ、社会に求められる人間になると考え、そのような話をしています。 この話を研修の冒頭でするようになって、受講生のその後の積極性が見違えるように変わってきました。

教育ICT展にたまに行きますが、学校は関係者はほぼ見ません。昼の時間に学校を抜けられなかったり、そういった展示会の情報が入ってこなかったりするのが現状ではないでしょうか。つまり、DXの一環であるSaaSに関して、名前ぐらいはしているが、それでどのような課題解決ができるかイメージできるところまでの情報が入ってきていないのだと思います。 また、予算を取るのも複雑です。学年の予算ではほぼ出せないでしょうし、学校の予算を取るのは承認フローが複雑です。 SaaS型企業の方からも「どうやって学校に入り込めばいいですか」との質問を受けることもありますが、こっちが聞きたいぐらいというレベルで高い壁があります。

私が以前、教育現場にいたときは「挨拶はその人の存在を承認することと同時に、自分の存在も承認してもらう行動」であると子どもたちに教えていました。簡単に言うと「挨拶すると他人も気持ちがいいし、自分も気持ちが良いでしょ」ということですね。 しかし、最近だとこれも価値観の押し付けと言われるのでしょうか。 以前の部下で、絶対挨拶をしない人がいて理由を聞いたところ「挨拶をすると、対象を人間と認めてしまうことになります。この会社に私が人間と認める人はいません」と返されてしまい、諦めてしまった経験があります。 せめて、自分がコントロールできる範囲は挨拶があふれる関係性を築きたいものです。

この書籍の一部を執筆しました。（事例編です） この書籍は私たちの経営大学院での研究がもとになっていますが、それまで人的ネットワークづくりが苦手だった私が、この本に書いてあることを実践すると、本当に人的ネットワークができ始め、見える世界が、人生が変わり始めました。SNSのおかげも多々あるのですが、本当に弱いつながりが、仕事を生み、新たな学びを生み、そうしてスキルアップしていくと新たな人的ネットワークへとまたつながる実感を持ちます。 特に気をつけて実践したことは ・自分が中心となるコミュニティや集まり、催しを数多く行う ・GIVEから始める、TAKEは期待しない（期待するとがっかりする事が多い） ・自分が楽しむ。イヤイヤやらない などです。まだまだ発展途上ですが、私みたいな協調性がなくネットワークづくりに苦手意識がある人でも、勇気ある一歩を踏み出せば道は開けるものです。

島田さんのお話を何度かお伺いしたことがあります。 ものすごくわかりやすいお話ですが、すごい深いことを考えていらっしゃっていくつかわからないことがありました。それを後で調べてわかったときに「こんなことまで考えていたのか」と講演後もワクワクした記憶があります。 それが社内で巻き起こり、優秀な社員の方がワクワクしながら働く東芝に期待しています。そして何より島田さんが東芝を大好きで、社員の優秀さとその可能性を信じているのが未来の成功の原動力である気がします。

狙ってかどうかわかりませんが、この取り組みが広がることとメディアに取り上げられることだけで、当初はかなり抑止力になるのではないかと思います。 生徒たちはアンケートに応えれば先生に気づいてもらえるのではないかと思い、心に余裕ができるかもしれないですし、いじめ側はAIに見抜かれると控えるかもしれません。 これが形骸化して、結局AIでもダメだったねとならないように、行政はデータ集めや疑いがある事例をとことん調査すること、メディアは1回限りの報道ではなく、経過を追い続け、社会全体でこの事例を成功に導くことが問題解決のさらなる一歩となる気がします。

当社はFAXを置いていないのですが、役所などに書類を提出すると「FAX番号が抜けていますが、本当に書かなくてよろしいですか」というような電話がかかってきてびっくりすることがあります。 フロッピーにしろ、FAXにしろ、使用頻度が低いのに「使っている人もいるから」「これが都合がいい場合もあるから」で使い続けているものはエイヤッで切り替えないといつまでも残ってしまいますものね。 河野大臣に期待しています。

4月に新入社員研修に登壇することが何度かありましたが、昼休みに聞こえる声を拾っていると、4月時点で会社への不満を漏らす人は少なくありません。 「希望通りの配属でなかったらやめようかな」とか「大企業といえどこんなものかと失望している」とか。 記事はお金の問題が切り口なので、論点がずれるかもしれませんが、若者が辞める問題という切り口だと、給与は本質的な問題ではないと思います。入社前から本人たちの中で偶像化された会社とのギャップに苦しみ、その声を聴いてほしいけど、誰も聞いてくれないから逃げてしまうのが本質的な問題かと。 給与を上げるよりも、そこの声をしっかりくみ上げてあげる仕組みを充実させるほうに企業は投資をしたほうがよいのではないかと思います。

おそらく反対意見としては「免許がない人が何か問題を起こしたらだれが責任を取るんだ」とか「税金を使う優先順を間違っている」とかでしょうか。 しかし、この制度はトリプルWINの可能性が高いです。 ・子どもも門外漢の指導を受けるより、専門家の指導を受けられる。 ・先生は手が空き、休暇や他の指導に時間が空く。 ・先生のワークライフバランスが保てれば、先生不足も解消できるし、残業代？（ほぼ出てないでしょうが）もカットできる 課題となるところは早く解消し、進めていけることを願っています。