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【新研究】私たちが「マルチタスク」とうまく付き合う方法
絶対にいきなりパワポを立ち上げてはいけない…プレゼン上手がやっているスライドづくりの鉄板ルール
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
私自身は資料を作成する時に、紙に書き出す前にいきなりパソコンに向かってしまうタイプですが、全体の設計図が見えないうちに、1ページ目から順に考えながら資料に落とすのは非効率であると分かっているものの、文言や表現の仕方など細部にいきなりこだわるわけではなく、「この視点を見落としていたかも」とか「別の角度から見たらどうだろう」というように、本来は“紙で書き出す作業”自体を、パソコンで行っているという感覚に近いかもしれません。
大事なのは紙かパワポかではなく、「誰に何をどのように伝えたいか」という全体の骨子を最初に固めること、その上で相手により伝わりやすいように工夫を凝らしていくことではないかと思います。
「入社直後は優秀だったのに…」期待のホープをパッとしない"指示待ち社員"にしてしまう"優秀な上司"の罪
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
学生時代に一貫して優等生で、テストで良い点数をとることや与えられたお題にしっかり応えることが定着している人ほど、入社時は“優秀”だと思われますが、その後の主体性に欠ける言動によって、減点方式で評価が徐々に下がっていってしまうことはよく起こることです。
「優秀な上司」と「優秀な新人」という組み合わせは、「いい指示を出す人」と「いい指示を受けるのを待つ人」という組み合わせとなり、新人が自ら考える機会がなくなり、結果的に育成としては“失敗”になってしまいがちです。
若手社員の積極性や自発性も大事ですが、それを引き出す管理職側のテクニックもそれ以上に重要ですね。
今年こそ生産性をアップさせたいあなたに贈る、シンプルな方法 | リンダ・グラットン「新時代のワーク&ライフ」
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
連携、協力、集中、活力。どれも生産性を高めるのに重要だと思います。
1日とか1週間の中で、予めある程度まとまった集中できる時間を確保しておかないと、業務中は短時間で対応できる簡単なタスクのみ処理することになり、緊急度や重要度が高い仕事ほど後回しにしてしまいがちです。その結果、中途半端なクオリティで期限を迎えることになってしまったり、夜に作業するために残業が当たり前になってしまったりと、結果的に非生産的なループに陥ってしまいます。
生産性高く働くためには「活力」も非常に重要で、自分をいかに奮い立たせ、やる気が漲った状態を継続的に維持できるかどうか(調子や気分の波があったとしても自分でコントロールできるかどうか)が鍵になると思います。
【保存版】「伝説のダメ記者会見」に学ぶ、信頼回復の5か条
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
有事の際に、
・会社としての方針をどのように出すか
・方針を出す目的が明確になっているか
・どのタイミングで方針を出すか
(全てが早い方がいいわけでもなく、遅きに失するのもダメ)
・自分たちの保身に目を向けるのではなく、顧客目線を忘れていないか
などのポイントが重要ですね。
記者会見や取材対応を大きく誤ってしまうと、その後の会社に与える影響の大きさは計り知れません。企業トップはもちろんのこと、日頃からリーダーが組織に対してどのようなメッセージを発しているか、どのような姿勢で仕事に向き合っているかが、追い込まれた時こそ色濃く出てしまうように思います。
【最新版】あなたは大丈夫?実例で学ぶ「ハラスメント判例」
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
いくら社内で管理職向けにハラスメントに関する研修をしても、コンプライアンスに関する知識を習得する機会を増やしても、本人がハラスメントに該当するラインを明確に認識できていなければ(古いままの価値基準を持っていては)、同じようなことが繰り返されてしまいます。
一方で、ハラスメントを恐れて、部下に適切な指導をしない上司も増えています。「ハラスメント」と「時には厳しい“指導”」をどのように線引きしていくかは、上司側が一方的に決めるものではなく、受け手となる人の意識が重要です。厳しい指導の前には、部下の成長に本気で向き合うという信頼関係をいかに構築していくかが前提となるべきではないかと思います。
新社会人に贈りたい、最強の「お守り言葉」
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
これまでの社会人人生の中で、数多くの言葉をかけてもらってきましたが、特に若い頃に言われて強烈に覚えているのが、「迷わずベトナムへ行け」という言葉です。
たとえば会社から「ベトナムに行って事業を立ち上げてきて」と言われたら、まずは迷わずその環境に飛び込み、がむしゃらに頑張ってみることが大事で、ベトナム語を学んでからとか、市場調査をしてからとか、なぜベトナムに行く必要があるのかと迷っていると、先に飛び込んで経験を積んだ人に確実に遅れをとってしまうという意味です。
それぞれの会社のカルチャーもありますし、人によっては響かないかもしれませんが、明らかに経験を積めるチャンスが目の前に転がっているならば、まずは飛び込む勇気を持つことを、新社会人の皆さんには意識してもらいたいです。
NORMAL
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