樹神 秀和

日本のコンテンツは世界で勝てるのかっていうテーマについては、コンテンツとそれをのせるプラットフォームの話を分けなくてはいけない。 日本のコンテンツは言うまでもなく世界で戦えるはずで、日本が頑張れなかったのはプラットフォーム作り。日本の重要な資産であるコンテンツ達をアマゾンやNetflixに預けなくてはいけないのは心の奥で製作クリエイター達はもどかしいはず。 それはそうと北野武さんは頭のよい人というの知ってましたが、とても論理を重要視した方ですね。 発言の中に数字が登場する回数が多い人は個人的に大好きですが、北野武さんのことが今さら好きになり興味がわきました。

ブランドとしてとても大事なアプローチと思いました。 昨今ブランディングという言葉が実がともなっていない対象を実態よりよく見せるようなとてもチープな行為を表すイメージがありましたが、この施策は消費者に対してブランディングを伴った力強いメッセージと感じます。 ブランド価値は定量的な数値で表現しづらいものですが消費者はどんな受けとり方をするのか興味深いです。

世代と連動する価値観ではなく、年齢と連動する価値観のような気がしてます。 現在の30代以上の人達も10代20代の時には同じ割合ではないにしろ人に認められたい価値観を持っていたのではないかと思います。 年齢を重ね社会人経験を積むことで他人からどう見られるかより大事にしたいことが増えていったように思います。 しかしながらsnsの文脈で割合が多いという意見はあると思っていて、それはフォロワーなどの影響力が過去と比較して収入にかわることがあるから多少構造的に承認欲求は高まりやすいと時代なのかなと。

とても面白い。 発言量のバランスを佐々木さん、高橋さん、木嵜さんに寄せて欲しかったです。 三浦さん古坂さんの話も大変面白いですが、やっぱりせっかく同じ空間にいる3メディアのトップの話をもっと多く聞きたかったと感じました。