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【10周年】NewsPicksがこれまで伝えてきたこと
田中 悠介金券ショップ犬山 役員
NewsPicksのすごいところは、ニュースに対しての評論家の価値を全員が提供できるようにしたことだと思います。
梅田さんが、投資銀行時代に職場の先輩たちの会話などを聞いて「これをサービスにしたい」という思いで考えられたサービスで、稲垣さんたちと始めていき、それを「初心者の人でも、わかりやすく伝える」ということで、佐々木さんが編集長として、就任され、それを「図式化してもっとわかりやすくする」ということで、インフォグラフィックを櫻田さんから取り入れたことで、どんどん大きくなってきました。
佐々木さんが昔、「ほとんどユーザーがいなかったときは、一体誰のためにこの記事を書いているか自問自答していた」とおっしゃっていたことや
櫻田さんが「自分が記事のデザインを担当していた時に、毎朝何人がピックしてくれて、コメントしてくれるかということに緊張しながら、アプリを開いていた」というお話を聞いた時に
「先駆者たちも、同じように悩むことがあるんだよな。」とすごい親近感を湧いたのは覚えています。
新しいことをやることは、孤独との闘いでもあります。
自分らしさ、働きやすさを得るために、孤独と闘うことも理解して、体験しながら自分も進めていけたらと振り返ることができた記事でした。
※一部、佐々木さんの編集思考とNewsPicksのユーザー交流会で教えてもらった話などから引用しています。
薬の価格引き下げへ 診療報酬改定、財源の使途巡り議論
田中 悠介金券ショップ犬山 役員
診療報酬は(薬価保険点数含む)は基本的に、2年ごとに更新をされます。
決めるのは、厚生労働省と日本医師会で決めます。
前回は、2022年度なので、次は2024年度の話し合いですね。
今回は、改めて円安の傾向による物価高の影響をどこまで含めるかですよね。
自分が新入社員で入社した際に、新入社員研修で良く元営業の講師が話していました。
「診療報酬で高いままだったら、大腕を振って先生たちにお会いできて、診療報酬が低くなったら、先生たちにどういう話をすれば良いか、頭をひねりながら行かないといけない。」
これは、どういうことかというと、製薬メーカーなどは、病院や代理店に提供する金額は個別に設定しており診療報酬が下がると、その内容に合わせて値下げ交渉をさせられると言う観点です。
患者様の負担金額は、治療状況等によって、すぐに決められますが、医療メーカーは製造コストの弾力性はそこまで高くないです。
その為、値下げできる金額も診療報酬に合わせられず、一番利益に影響があるのはになるのは、実は病院という背景があります。
だから、医師会側は薬などのモノの値段は下げても、技術料を上げることで利益を確保しようと考えていきます。
この背景を見ながら、情報を見ていくと、とても面白いですよね。

【スクープ】世界初の「線虫がん検査」、衝撃の実態
田中 悠介金券ショップ犬山 役員
元検体検査領域(尿や血液による検査)で、かつ免疫検査(感染症やがん検査)の人間です。
一般的に検体検査では、以下の内容で検体検査を評価します。
①正しく、病気の患者を病気と判断できるか:感度
②正しく、病気ではない患者を病気でないと判断できるか:特異度
「感度が高い」と陽性が多く出る状況で
「感度が低い」と陽性が少なく出る状況です。(偽陰性が出る)
「特異度が高い」と陰性が高く出る状況で
「特異度が低い」と陰性が少なく出る状況です。(偽陽性が出る)
その為、偽陰性や偽陽性が出ると感度や特異度が低いということで、信頼できる検査にはなりません。
今のがん検査を同じ検体検査で測定するには、血液で行います。
更に一つの検査で「がんなのかどうなのか」を全て測定できるものはなく、一般的にCEA,PSA,AFP,CA15-3,CA19-9などという複数項目が測定に使われますが、抜け漏れがあったりや低いものだと感度が20%~50%(10人中2人~5人は偽陰性と出る)と言われたりしているので
今回、一回の測定でしかも尿で、全てのガンが測定できるのはとても魅力なのです。
※患者の負担がかかりません。
また、膵臓がんはCA19-9という項目があり、80%前後なので、もし比べるとしたらそれより精度は高くしないといけません。
しかし、この結果はとても衝撃です。偽陽性は他の複数の診断による確定診断で行うので良いのですが、偽陰性が発生した場合は、結局がん患者を逃してしまうということなので、感度は良くないですね。
更に特異度も低いというと、この検査の有用性はどうなるのか?となります。
結局、この検査を行う必要性があるのか?問われるわけです。
しかも高額とあり、一般的な血液検査は保険点数の関係上でも全てを入れても10万円より明らかに低いです。
よく企業のホームページで公開されている特異度や感度の発表内容はゴールデンデータ「金色のデータ」などと言って、数十回繰り返して、偶然うまくいった場合や条件の結果を載せていたりします。
今回のN-NOSEも同じでしょうね。最悪の場合や実践に近い環境だとどうなのか?学会や実際の現場の内容に合わせて、改めて今回の測定が有用なのかプロトコル(測定条件や内容の計画)を見直してほしいと思います。
普通は共同研究で環境整えるんですが、これは違ったのかな?

NORMAL
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