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12月の消費者物価指数 4.0%上昇 1981年以来 41年ぶりの高水準
長谷中 義巨スカウト・ゲーマー
まあ、エネルギー高騰の影響でのインフレですが、これは求められていたインフレとは異なるものです(貨幣価値の低下ではなく、エネルギーというすべてのものに関わる資源のコストアップによるインフレ)。
このインフレでは賃金は上がらないですね。
もっと金融緩和が必要です。
「全てのものに関わる」という意味ではエネルギー価格高騰はインフレを起こしますが、貨幣の価値低下で起きるインフレと違い「エネルギー価格は無限に上がらない」ということです。
ピークは半年ほど前で、単位価格が150ドル。
今は100ドルを切っています。
それに対して貨幣価値はいくらでも下げることができます(昔は円タクというタクシーがあって、同じ町の中なら1円でどこにでも連れて行ってくれた……なんてのが社会の教科書に載っていたと思いますが、それくらい貨幣の価値は下げ続ける事ができるものです)。
インフレは短期で見れば意味がないですが(年では2-3%の違いです)、複利で回すと大きな差になります。
例えば5年、2の5乗=2×2×2×2×2=32%の違いになります。アメリカの時給は2000円を大きく超えていることは皆さんご存知でしょうし、2020段階でアメリカの平均年収は7万ドル、日本は4万ドルでした。
もちろんアメリカならラーメン一杯の値段も2000円オーバーですからそんなに意味がないようにも思えると思いますが、この数%の違いがビジネスの創出力の違いにも大きく結びついています(勝率49対51のギャンブルを繰り返した場合のトータルでの勝率は、これも複利計算になりますから「驚くほど大きな差」になります)。
日銀、5兆円超の国債購入 金利上昇抑え込み、連日最大更新
長谷中 義巨スカウト・ゲーマー
「金利は上げたが、金融緩和やめてない(拡大した)」という黒田総裁の説明は正しいしワークしている、財務省が非協力的で10年国債が払底して緩和拡大できなかった状況が打破されたからだ。
仕掛け売しているヘッジファンドなどからカネを巻き上げているのも小気味いい。
問題は日本の国内のマスコミなどが状況を全く理解していないことと、0.25→0.5%と非常に小さな金利ではあっても「金利が倍」になっているのは間違いないから、ローン金利への影響は大きいなど国民にも影響もあることだ。
GDPデフレーターがまだデフレを指している(輸入品やエネルギーを除くと、まだデフレ、特に賃金が伸びていない)のだから一度金利を0.25%まで戻しても良いのでは無いかと。
まあ、運用で今そうなってるけど、指定した%をオーバーランして金利を下げ続ける事を定例化するといいだろう(今は0.4%あたりだけど、0.3%あたりを目指すように内部方針を決めれば、徐々にそこが天井と理解されるようになる)。

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