ホーム
21フォロー
17フォロワー
Design Thinking Pioneer IDEO Lays Off 25% Employees
小木曽 信吾株式会社NTTデータ シニアBizDevアクセラレーター
これは一つの時代の節目という感じがします。
ポジティブに捉えれば、デザイン思考がかなり普及し一般化したと言えます。IDEO以外の選択肢もたくさんでき、ユーザー企業自身も自ら取り組めるようになったということかと。ある意味でデザイン思考が勝利したという捉え方。
ネガティブに捉えれば、ビジネスにおけるデザイン思考の限界に直面したとも言えます。新たなサービスや事業として差異化要素を生み出すにはコア技術の強さがあるほうが望ましく、デザイン思考のみでは強みを作りきれない(模倣されやすい)という捉え方。記事の後半もその文脈を感じさせる記述ですね。
Airbnb創業者に学ぶ「イケてる事業計画書の書き方」。たった10ページ余で30億ドルを資金調達できた秘訣
小木曽 信吾株式会社NTTデータ シニアBizDevアクセラレーター
元も子もない事を言うと、事業計画の内容・完成度は事業フェーズによって異なる…です。とは言え、それだけでは勿体無いので少し補足を。
最近では初期投資においてもこの内容では厳しい印象です。押さえるべきポイントは間違いではないですが、各論点をどこまで検証できているのか、次に何が検証できればさらに事業の蓋然性が高まるのか、その検証計画は今のメンバーで実行可能なのか、などを説明できなければ投資承認に至るのは難しいと思います。
新規事業開発はとにかく仮説構築とその検証の繰り返しによって精度を高めていくことが重要です。従って、事業案の素晴らしさに加え、その確からしさを高める計画と実行力も問われると考えます。
年間約2000万トンの“かくれフードロス”を削減、端材やざんさを「食品」に変える埼玉発のフードテック企業
小木曽 信吾株式会社NTTデータ シニアBizDevアクセラレーター
日本では食品リサイクル法で可食部を「食品ロス」と定義しているため、不可食部、ここで言う「かくれフードロス(残渣)」がフォーカスされることは少ない印象です。一方、残渣をアップサイクルするビジネスは海外のスタートアップでも数多く生まれていますが、近年は消費者側が美味しさや健康などの効能を求めるようになったことから、(食品ではなく)付加価値の高い原料や素材にアップサイクルする流れが強くなっています。
そうした中でASTRA FOOD PLANさんの取り組みは「多くの野菜を練りこまずとも風味が強い」という付加価値のある原料作りに成功したことがポイントではないでしょうか。
大手メーカーでも養豚場と共同で付加価値の高い飼料づくりなどが行われていますが、こうした付加価値を見出すような取り組みがさらに増えてくるものと思います。
論理か、情熱か。変化を乗り越える新規事業開発の勝ち筋とは
小木曽 信吾株式会社NTTデータ シニアBizDevアクセラレーター
内容は本質的かつシンプルで、全くその通りと思いました。一方、読み手として考えないといえないのはカルチャーと呼ばれる部分。
ひとつは育成のあり方。上司の指示に従って動くのでは無く、自分はどうするかと若手の頃から考える事が当たり前なのかなと推察します。当社でもこうした育成を経た若手は自ら行動するオーナーシップと持論形成力が高いと感じます。現場での育成指導にポイントがあるという点が重要。
もう一つは成功事例ばかりを見ないということ。恐らくスタディサプリと同時期に夢半ばで潰えた無数の事業案があったはず。経営から見れば失敗事例のほうが圧倒的に多いし、それなりのコストに見えるはずですが、それを受け止める経営としての度量(と言う表現が適切かはわかりませんが…)も重要と思います。
NORMAL
投稿したコメント