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セルフレジで客が減る? 欧米で「セルフレジ撤去」の動き、日本はどう捉えるべきか
ITmedia ビジネスオンライン
Honjo TadashiAI無人コンビニ研究所 所長
欧米におけるセルフレジ(ここではフルセルフレジを指しています)の運用が上手く行かず撤退している理由は?という記事。小売業の環境が欧米諸国と日本とは全く異なるので直接比較することはできませんが、少なくとも日本はセルフレジ導入先進国です。 それでも導入に失敗するのは、セルフレジ導入における大きな誤解があるからだと思います。その誤解とは、「1つの有人レジを1つのセルフレジに置き換えればよい」とする考え方です。実際は1つの有人レジを3つの有人レジに置き換えることが必要であると言われています。 セルフレジは有人レジと比較すると通過時間が長く、単純に置き換えただけだとキューラインがそれだけ伸びてしまいます。しかし、これを平準化するために数を増やすと時間当たりの平均通過人数が上がるだけではなく、「慣れた人はどんどん抜けていく」ため、レジ回転率が上がり結果より多くの人が利用できます。また、有人レジと異なり「無茶を言う客でレジ(キューライン)が1つ使えなくなる」ことも確率論的に下げられるため、結果有人レジよりもセルフレジの方が楽(通過時間が読める)である、との認識が消費者につくようになります。 セルフレジは無人化への1つの手法でもあり、繁忙時間帯以外はセルフレジのみ稼働させることで別の作業に従業員を振り分けられるようになるなど店舗オペレーションの改革にも寄与する機能であり、そういったトータルバランスから見た導入をご検討されるのが良いかなと思います。 ちなみに欧米での失敗は基本的に「万引き」にあるとされています。あちらの有人レジは日本ほど顧客ケアが進んでいないので、この問題さえ解決できればセルフレジの方が生産性高くなるはずなんですよね…。
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アングル:生成AI普及、拒絶と有効利用の間で揺れる欧州コミック業界
Reuters
Honjo TadashiAI無人コンビニ研究所 所長
生成AIの急速な成長がコミック業界にもたらす「揺れ」のお話。 昔のコミック(漫画)界なんてアシ時代の先生の画風をそのまま使った漫画描いている人は珍しくなかったのですが、それをAIがやると途端に拒絶反応が出るのはおそらく単純に自分の仕事が奪われると思っているからだと思われます。実際、デジタル化が進みAdobeのおかげで多くのサポート業が消え去った時のことを思い出せば、そう遠くない未来に、より広範囲で同じような状況になっても不思議ではないことは誰の目から見ても明らかですからね。 とはいえ、裏を返せば実力がある人たちはむしろ好機なのでは?とも思います。背景描くのにアシ雇わなくてOK、しかも即日仕上がって来るとなればそれだけ他に労力を注げますし、AIはアイデアだけは生み出せない(壁打ちはできる)ので、そこに脳のリソースを特化させればもう一段上の世界に行けそうな気がします。 ただ記事中にも出てくる通り、アシから地道に基礎力を上げていく、みたいなことはもうできなくなる世界に突入することは想定できます。また、学習は良いとして(多分これを止める法律は作れない)、成果物が著作物に告示する可能性がある点はどこかで落としどころを探す必要はあると思います。「似ている」だけで違反とすると恐ろしく厳しい世界になり主に二次創作の世界は生きていけなくなる(法は平等に利害をもたらすので)ことは容易に想像できると考えると、今後デジタル時代に相応しい立法が求められてくるような気はします。
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生成AIを活用した店舗内サイネージ向け広告配信に関する実証実験を実施
PR TIMES
「AIゆりこ」が話題だが、企業ではAIモデルが広がる…不祥事を起こさず何をやらせても文句を言わない、最高の広告塔
JBpress(日本ビジネスプレス) JBpress 最新記事
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