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ブラジル大統領、ファイザーにワクチン前倒し納入要請 購入拒否から一転
Reuters
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
コロナ禍ですっかり世界的に有名になったボウソナロ大統領。 正直なところ、その辺のバルで隣に座ったらそのキレキレな毒舌トークでめちゃめちゃ面白いおっちゃんだと思いますが、行き過ぎた言動、横柄な態度は一国の代表としてあまりにも不相応であることは間違いありません。コロナが起きて今年の年始くらいまでは、そんなボウソナロ大統領もまだ毒舌ぶりが冴えてましたが、ここ最近世論が一気に冷え込んできているのが肌感覚です。 前回の大統領選では長年汚職の温床になっていた左派労働者党への強い反発で、保守派や右派をはじめ反左派がこぞってボウソナロ大統領に流れましたが、要は保守派のボウソナロ大統領支持派ではない層の不満が今回のコロナ対策、及び遅々として進まなかったワクチン接種に不満を抱き大統領不支持派へ方向転換しており、大統領も来年の大統領選を見据えてさすがに世論の言うことも無視できなくなってきたと言うところでしょう。 ここに来てワクチン接種速度も日本を凌ぐんじゃないかと言うくらいの加速度で、つい先月までは年内に打てればいいよねと言っていたのが、私たちの世代(40代前半)はもう今月末から接種が始まることになりました。もちろん州によっても違いはありますが全体的にどの州もギアが一気に3つくらい上がった感じです。まるで2014年W杯の際に、遅々として進まななかったスタジアム建設やインフラ整備を最後の3ヶ月で一気に終わらせてしまった時のスピード感です。まさに火事場の底力。 最初からこのスピードでやってくれれば、、、とまた我々住民はまたしても狐につままれたような感じです。 いずれにしてもこの国のコロナ犠牲者が早く少なくなるように祈るばかりです。
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デカセギからRIZINへ~サトシとクレベル、日系ブラジル人とボンサイ柔術と日本の絆
ゴング格闘技 - GONKAKU
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
久しぶりに記事を読みながら胸が熱くなりました。この記事には単に柔術家のことが書かれているわけではなく、出稼ぎ労働者としてブラジルからやってきた彼らがいかにして世界中の格闘ファンを唸らすほどの格闘家になったのか、彼らの軌跡が日本とブラジルの社会背景と併せて語られており、格闘技専門誌だけに留めておくのはもったいない本当に素晴らしい記事でした。私のように海外在住の日本人にとっても、異国で生活する外国人にとって勇気をもらえる力強いメッセージです。 記事にもあるように、ブラジル人や外国人労働者の多くは短期契約の非正規雇用であるため、景気や企業の業績が悪化するとまず最初に痛手を負う立場にあります。いわば、「ニッケイジンを利用するだけ利用して、都合が悪くなると国へ帰れという」のが日本政府、多くの日本企業の基本的な姿勢です。 そんな中で、この記事の主人公である日系3世のホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケは尋常ではない努力と強い思いで世界の舞台にのし上がりましたが、格闘技の世界以外でも苦境を乗り越えて日本の弁護士や建築士の資格を取得したり、ビジネスで成功する日系ブラジル人の方々が徐々に出て来ている時代になっているのが現実です。 日本国内だけで在留外国人の方は300万人近くいると言われています。それだけ多くの価値観やライフスタイルがあるにもかかわらず、それを生かそうともせず、伸ばそうともせず、平準化することに重きを置いていること自体、本当に勿体ないとしか思えません。わざわざ海外に出て行かなくても、国内に住む友人に思わぬヒントが隠されていることはたくさんあるはずです。 記事の中で格闘家のクレベル・コイケが端的にそれを言ってくれています。 「日本人と違うところがある。私とあなたは違う。でもその違いがあることを認めることが大事。それが……ディベルシダージ(多様性)だし、その力を育むのが格闘技だ。それを通して、僕は共通の言語、柔術でみんなと会話できる」 元来日本の文化は引き算が得意な文化だと言われますしそれはそれで素晴らしいですが、部分部分でそろそろ足し算的な考え方もしていかないと本当に世界から取り残されてしまうと、世界有数のダイバーシティを持つ国であるブラジルに住む私は強く思います。
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中止危機から一転…コパ・アメリカは2大会連続のブラジル開催が決定!
サッカーキング
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
ブラジル国内でもこのコッパ・アメリカ開催については賛否両論の議論が巻き起こっていますが、基本的に開催を許可した政府側であるボルソナロ大統領支持者は開催に賛成し、反大統領派が開催に否定的です。そもそもブラジルではコロナ対策の方針で、連邦政府の大統領とサンパウロ州政府をはじめとした州政府の間で軋轢があり、その構図がそのままこの問題にも反映されています。 検討された結果、ブラジリア(連邦直轄区)、リオ(リオ州)、クイアバ(マットグロッソ州)、ゴイアニア(ゴイアス州)の4つの街が選ばれ、無観客での試合になることが決定されましたが、ボルソナロ大統領に公然と真っ向から歯向かうドリア州知事がいるサンパウロ州は選ばれませんでした。 スポーツと金と政治の構図が見事に露呈した大会といえるでしょう。 クラブ間のリベルタドーレス杯、及びW杯南米予選が今年開催されることはすでに決まっていましたが、ただでさえ世界一ハードなスケジュールと言われるブラジルのリーグ。選手のことを考えると、このコッパアメリカ開催がなければ、多少は休めただろうに・・・
レルネル元パラナ州知事が死去=クリチバ都市設計で実績
ブラジル知るならニッケイ新聞WEB
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
元クリチーバ市長、元パラナ州知事、元UIA(世界建築連合)の会長も勤められたジャイメ・レルネル氏が亡くなられました。享年83歳。 レルネルさんはパラナ連邦大学で建築を学んだ後、若干33歳の若さでブラジルの地方都市であるクリチバ市の市長となり、その後世界的に知られることになる環境都市クリチーバの土台を築き上げた建築家でもあり偉大な政治家でした。 レルネルさんは、右腕としてクリチーバの都市計画に多大な貢献をされた日本人技術移民の中村ひとしさんの関係もあり、大の親日家で日本にも何度もいらっしゃっており、僕が初めてお会いしたのも横浜で行われたセミナーでした。2014年にはクリチーバで企画した国際建築セミナーに隈さんと共に参加頂いて、体調不良だったにもかかわらず、持ち前の話術で会場に来てくださった方々に多くの笑いを提供して頂きました。おそらく日本の方々にとっては、つい先日亡くなられた同じくブラジル建築界の巨匠で、プリツカー賞受賞者のパウロ・メンデス・ダ・ロシャさんよりもレルネルさんの方が知名度は高いでしょう。 いつお会いしても冗談から会話が始まり、愛嬌があって、図体が大きくていかついのですがよく笑う方で笑顔が本当に可愛らしい、誰からも愛されるような存在でした。政治家であんな笑顔ができるのは彼以外に見たことがありません。 言わずもがな、レルネルさんは90年代のクリチーバというブラジルの地方都市で若手市長として様々な政策を実行されてきた方でした。日本の電車のプラットフォームに着想を得たというチューブ状のバス停、市街地から車を排除して実現した歩行者天国、市民参加型のゴミ収集システム、羊を利用したサステナブルな公園の環境整備などなど、彼自身がスケッチをして実現させた政策は枚挙にいとまがありません。 レルネルさんは長い政治家人生ではあったと思いますが、その根本では建築家として形あるものをゼロから作り上げる、社会のために貢献するという姿勢が通底してあり、それは全くブレてなかったんだと思います。 レルネルさんのような大胆で豪快な政治家や建築家、投資家が世界的に少なくなっているのは否めませんし、そういう人々が現れるのが難しくなってきている社会や風潮ですが、だからこそ、彼の生き様や実績をもう一度振り返ってみるのは大いに価値があると思います。 合掌。
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パウロ・メンデスダロシャ氏死去 ブラジル建築家
共同通信
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
世界の建築界の巨匠がまた一人逝ってしまいました。ブラジル建築界を先導し続けてきたパウロ・メンデス・ダ・ロシャ氏が土曜日深夜遅くに亡くなられました。享年92歳。ブラジルメディアは彼のことを「O último gigante(最後の巨人)」と呼び、たくさんの追悼記事・番組が組まれています。私も建築仲間たちもブラジル建築界は深い悲しみに包まれていますが、皆が皆口を揃えて「ありがとうパウロ」という感謝の気持ちを送っています。 パウロ氏はブラジル建築界のもう一人の巨匠オスカー・ニーマイヤー氏とよく比較されますが、ニーマイヤー氏はその独自の美学を具現化し続け、ブラジル建築の代名詞として世界中に広く認知されるようになった一方、パウロ氏は外来のモダニズムをブラジル流にアレンジさせた建築を追求し、また、教え手として熱弁をふるい、現在の若手建築家にもそのDNAは脈々と受け継がれています。いわば、ブラジル現代建築の父と言っても過言ではない大きな巨人であり、思想家でもありました。 個人的には10年ほど前に初めて取材をさせて頂いた際に、1969年の大阪万博ブラジル館の設計のためにたった一度だけ日本に滞在されたエピソードを2時間以上語って頂いたことを昨日のことのように思い出します。あれ以来、何かと気にかけて頂き、最後にお会いしたのは彼の事務所の近所の通りで偶然お会いした時でした。彼はいつものように自宅から歩いて事務所へ向かっているところでしたが、足を止めて、「おお、日本の若者よ。元気か?」とハグをして下さいました。まさかあれが最後になるとは・・・。 パウロさん、ご冥福を心からお祈りいたします。もう一度いつかは日本に行きたいと仰っていましたが、空の上から日本のことも見守っていて下さい。合掌。
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ウユニ塩湖のゴミ問題 日本の技術で持続可能な観光開発を
TBS NEWS
“外国人と食事しないように”感染予防啓発文書に保健所が記載
NHKニュース
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
この時代にこういう文章が、しかも外国人の方々に多くの労働を支えてもらっている地方自治体から出ること自体、驚きを超えて、同じ日本人として恥ずかしいことでしかしかありません。このような文章を書いた方や承認された方に、「あなたが海外に出た際に、同じように言われたらどう思いますか?」と素直に問いたいです。 日本には約21万人のブラジル人の方々が住んでおり、その多くの方々は日本の製造業で働かれています。1990年の入管法改定後、多くのブラジルの方々が出稼ぎのために日本へ来られましたが、昨今では定住化も進み、日本経済を支えるパートナーでもあります。またたとえブラジルへ帰国を余儀なくされた方々でも、本国へ戻ってから日本の住みやすさや素晴らしさなどを一体験者として周囲の人々に伝えてくれることで、それらが伝播し日本という国のイメージアップや親日家を生むことにつながっています。誰でも簡単にインスタントにアクセスできるデータや統計では決して測れない生の声、経験談だからこそ人々の心に響くわけです。 そのように長い時間を培って築き上げられてきた関係が、このような全く心ない一言によって簡単に壊されてしまう可能性があるということを十分に理解して頂きたいです。
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ブラジル・アマゾンの森林伐採、94%は違法 報告書
AFP
藤井 勇人在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長
ボルソナロ大統領が気候サミットで、「2030年までにアマゾンの違法な森林伐採をゼロにする」と宣言したのは記憶に新しいですが、この記事にもあるように、じゃどうやってその伐採を監視して管理していくの?と言う議論はブラジル国内で依然としてされていないように思います。 アマゾンの森林伐採の監視には、米国や英国をはじめ、日本のJAXAの衛星だいちによって撮影された画像も使われています。2009年から3年間JICAとJAXAによる実証実験により違法伐採は半分以上に減ったと言われます。(以下のページから実際の提供画像が見られます。) https://www.eorc.jaxa.jp/jjfast//jj_index.html しかしながら、昨今の世界的なウッドショックによって、ユーカリ材をはじめとしたブラジルの材木は世界中、特に米国と中国への輸出が激増しており、この記事にある94%が違法かどうかはよくわかりませんが、少なくとも違法伐採が改めて増えているのは確かでしょう。 監視技術を上げてもその監視網を破る別の技術が必ず現れます。ブラジルの民間警備会社のクオリティは世界でもトップクラスと聞きますが、それでも犯罪が中々減らないのはそれらを破る犯罪組織の技術力もトップクラスだからです。監視技術も当然大事ですが、やはり根本的にその地域の人々が違法伐採をせずに暮らしていける別の産業なりマーケットを構築すること以外方法はないと思います。実際にそれを目指して頑張っていらっしゃる日本人の方々もたくさんいらっしゃいます。
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