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クリスピー・クリーム、上場来最大の上げ-マクドナルドで販売へ
唐木 明子Brunswick Group パートナー
面白いですね。マクドナルドの話はありましたが、クリスピークリームにとってどういう意味を持つかを考えてみましょう。
ブランド食品にとって顧客接点となる販路が拡大するのは大きなメリットです。ただ、第三者経由の販売は自社直販と比較してマージンが減ること、より収益性の高いチャネルの売上が減るカニバリがおきかねないこと、そして、ブランドであるが故に世界観が希薄化しかねないことがデメリットです。
クリスピークリームの場合、直販のみのアプローチは既にとっておらず、流通にミニクリスピークリームコーナーを作るなど世界観を維持するアプローチは確立済みです。日本でも紀伊國屋でも見ました。これを磨き続けるのは重要でしょう。
カニバリは課題ですが、顧客接点の魅力を磨くことなしにはカニバラずとも最終的には売上維持するのは難しいでしょう。
また、マージンの問題は、売上の拡大の見込みで率は減っても関連コスト全て勘案しても絶対額は増やすことができるのであれば良いでしょう。
今後の展開が楽しみです。
〈直言〉それでも対中「関与政策」で ロバート・ゼーリック氏 - 日本経済新聞
唐木 明子Brunswick Group パートナー
元世銀総裁ロバート・ゼーリックのインタビュー。私の所属するコンサルティングファーム、ブランズウィック・グループの上級顧問で、来日時の多くの会談に同席しました。
https://www.brunswickgroup.com/robert-zoellick-i6777/
日本では、彼は親中で日本には厳しいと見られることが多いですが、特定の国を親しく感じるというより、各国がその自主性と立場に立った上で世界がより良い方向に進むことを願う人です。この考え方は、アメリカの世界を知る実践的知識層に共通するのかもしれません。
こちらは引用。
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米中の衝突は誰にとっても災難なので回避を願う。国際経済や気候問題などで協力の基盤をつくるべきだ。習政権下で中国が南シナ海や尖閣諸島で脅威になり、貿易で威圧の問題が生じた。日本、インド、韓国、米国が安全保障上のプレゼンスを持つ限り抑止力を生み出せる
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NORMAL
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