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最低賃金 全国平均の時給1054円に 過去最大の50円引き上げ
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
最低賃金引き上げの結果、最低賃金が「これまでで最も高くなります」というのは、当たり前のことでしょう。最低賃金を引き下げたことはないのですから、毎回引き上げる度に過去最高の金額になります。
また、「時給で50円引き上げる」のが「過去最高」というのも、コメントとしてはイマイチです。基本的に最低賃金の上げ幅は、金額ではなく割合で考えます。例えば「5%の引き上げは過去最高」という言い方であれば理解できます。
仮にもし、これで来年も5%引き上げた場合、平均で約53円の引き上げになるので、今年を超えて再度の「過去最高」の引き上げになります。しかし割合で言えば、今年と同じ5%の引き上げです。
「最も高い」「過去最高」を連呼したいだけ、要するに政府におべっかを使う提灯記事に見えてしまいます。
追記:
「全国平均の時給は1054円となり、これまでで最も高くなります」という文言はさすがに削除されたようです。
東海道新幹線、始発から運転再開 保守車両事故の復旧で遅れ
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
学生時代、よく在来線鈍行を乗り継いで京都や広島まで行ったことを思い出しました。所要時間は京都で9時間、広島はほぼ始発〜終電でした。
子連れや高齢者はそういうわけにもいかないですから、楽しみにしていた予定を、残念ながらやむなくリスケした方も多そうです。
ただ、仕事の出張については、もうちょっとレジリエンスが欲しいところです。
テレビ取材に対して「4時間遅れで打ち合わせに参加し、ほとんど内容には関与できなかった」と言っている若者もいましたが、そこはホスト側で急遽オンライン(もしくは来れない人だけオンラインのハイブリッド)の対応はできなかったのでしょうか?
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【難問】役員と従業員、どちらの給料を上げるべき?
平澤 歩東京大学 中国思想文化学研究室助教
「1億総中流と言われていた期間は、日本経済全体が成長しなかった時代でもありました」というのには、違和感を覚えます。
「一億総中流」とされる1960〜1980年代の30年間と、格差が拡がった1990年以降の30年間とを比較したら、前者の方が日本経済が成長していたのではないでしょうか?
もちろん、他の要因が色々あり(人口構成・発展段階・為替・バブル等々)、一概に格差の程度と経済成長とが連動しているとは言えません。しかし、因果関係はさておき、どちらが成長していたかと言えば、「一億総中流」の時代でしょう。加えて、派遣労働や非正規雇用の増加は出生率低下を助長して、実際に低成長の一因を作ったとは考えられます。
歴史的に見ても、ローマ帝国の構造的弱体化をもたらしたのは中流層の没落でした。殷鑑遠からず、です。
しかしながら、役員が株式メインで報酬を受け取るというのは、大変良いことだと思います。
更にいえば従業員のボーナスも、ある程度までは株式に置き換えて行くと良いと思います。これまで以上に会社の成長を喜び、目的をもって働くことができるようになるのではないでしょうか。
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