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欧州は「消滅の危機」 仏大統領、防衛強化訴え
共同通信
【読書】日本に必要なのは「変化を受け入れる力」である
NewsPicks編集部
セブラニ クレビス株式会社ボードアドバイザーズ プリンシパル
日本で唯一変化しないのは変化し続けることを拒む姿勢だけだ、という趣旨の皮肉は、欧米の日本通の間でよく聞きます。その一方で、明治維新や戦後など、日本的な意味での「お上」が変わると、一気に「じつは…だった」的にプログラムが自動で更新されます。 確かに日本では、「訂正」や「変化」が(一般的に好ましい姿勢とされる)「筋が通っていること」や「信念があること」と両立しないと見られることが少なくないと感じます。その意味では、二項対立を乗り越える文系的な力が(本来強いはずなのに)弱いと感じる局面が少なくありません。むしろ、二項対立文明と見られている欧米の方が結果的に一貫性を持って柔軟に自己変容しています。嫌いな隣人とも毎日社交し、時に結婚し、多くの場合殺し合ってきた中で培われた、まさに「ヨーロッパ的な知性のあり方」なのでしょう。 なお最後の「幻想をつくる力」は、日本はある意味で超先進国と思います。但し、やはり戦後の制約条件の中で先走るしかなく、皮肉を込めた意味で「超」がつくほど早熟なので、最も大事な要素であるはずの「未来へと進んでいく新たな物語」の中身の方がついてこられず、その点については生みの苦しみだけが続いているように感じます。
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プーチン最新インタビューで、世界のメディアが「報じなかった」こと | 「西洋の吸血鬼舞踏会は終わりを迎える」
クーリエ・ジャポン
セブラニ クレビス株式会社ボードアドバイザーズ プリンシパル
様々な話題を報じてもらえる関係性にないので、仕方ないでしょう。彼は核兵器の使用が何を意味するかをよく理解しているので、きっと使用しないだろうと信じていますが、今回のウクライナ侵攻からも明らかなように、意思決定が合理的であるか否かの基準は世界観や認知過程の特殊性と無縁ではありません。元米NSCロシア担当主席顧問で、随一のロシア分析官であり、プーチンの幼少期からの行動様式・発言・意思決定を多面的に分析してきたFiona Hill氏の、2022年POLITICOにおける発言を改めて思い出すと背筋が伸びます。 “Every time you think, ’No, he wouldn’t, would he?’ Well, yes, he would,” Hill said. “And he wants us to know that, of course. It’s not that we should be intimidated and scared…. We have to prepare for those contingencies and figure out what is it that we’re going to do to head them off.” 当然、プーチンはコミュニケーションとミスコミュニケーションによる受け手側の混乱を好み、その才能があるので、何重ものシグナリング効果を意識していると思われますが、Fiona氏の、きっと彼は核兵器を使用しないだろうという希望的観測はあるが、いや、本当に使用し得ると思って不測の事態に備え、回避するために何をすべきかを考えなければならない、という発言を忘れてはならないように思います。
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