ホーム
398フォロー
52フォロワー
人は旅からどんなヒントを得るのか。ジョブズやゲーテ、偉人たちが残した名言
AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
木村 麗蘭
情報が溢れて旅の価値・ポジションが変わったのだと思います。 かつては知らないから知りたい、体験したい。その欲求が旅へと導いたのでしょう。 今は知りたいことはスマホさえあれば文字、写真、動画で、ひいてはその地にいる人とのコミュニケーションで擬似体験することができます。 一方で、旅先でネットにさえ繋がっていれば、ホテル予約も飛行機も電車の手配も、行き方だって調べられます。かつてのように入念に計画を立てずとも自由にきままに旅ができます。偉人たちの時代は計画を立てるほどの情報すらなく、ただ冒険に出ていただけかもしれませんが。 これ以上ないほど誰でも簡単に誰かにレールを敷かれた旅行ではなく旅ができる時代。 指先だけ動かして知った知識・擬似体験は身にはなりません。忘れても、また調べればいいので記憶に残りません。 自ら動いて五感で体験したことは、その一瞬はリプレイできない貴重なもので、気温も匂いもセットになって記憶に染みつきます。 私は中学一年生で訪れた初めての海外、パキスタンでのカルチャーショックが原体験となり、50ヵ国以上を旅してきました。 冒頭のパスポート保有率にかかったフィルターは別の議論として。多くの人がたった一度の人生なのだから、よりバラエティ溢れる体験をすればいいのになぁと思っています。 世界は広いですし、地球の裏側に友達がいたら、その地域の戦争や貧困は他人事ではなくなります。旅を通して各々の世界が小さくなることで、解決することは増えていくのではないでしょうか。
257Picks
NORMAL