ホーム
1594フォロー
12615フォロワー
【早見表】キャリアステージ別「明日から役立つ哲人思考」
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
哲学者の立ち位置を俯瞰することができ面白いと思いました。特に下記の「万物流転」の様に仏教との親和性のある西洋哲学も多いですね。
記事にはありませんでしたが個人的にはアドラーの「人生の意味の心理学」が好きで、チームワークの重要性やESGについて考えさせられる本です。
ただ、哲学者だからといって全てを鵜呑みすべきでもないですし「オッカムの剃刀」とデリダの様に対立しているような主張も当然あります。共産主義と資本主義という様な違いもあります。こういった二項対立自体もデリダは否定しそうですが。
デカルトも説いている通りに何事も疑う事が大事であって、疑って消化することで自分の思想を醸成していけるものと感じています。
-----
ヘラクレイトス「万物流転」
人は同じ川に二度入ることはできない。すべて変わる。常識も慣習も変わる。挑戦しろ。
襲い掛かる「GDPショック」…しかし多くの日本人が知らない、「GDPが国の豊かさを示せない」理由
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
そもそも「豊さ」という複雑なものをGDPという1つの数字だけで示すことの難しさがあると思います。物価や為替も変動するので、まずは「個人」に注目して、個人の実質的な購買力の変化や格差を示す指標の方が意味があると思います。人に注目するという観点では人的資本指標(HCI)もあります。また、生産活動の増加自体はGDPを増やしますが、GDPには健康被害などをもたらすという負の側面は含まれていません。例えば、Genuine Progress Index(GPI)という成長を測る指標は、環境負荷などの外部不経済をマイナス要素として組み込んだ指標ですが、GPIを使うと、追加的な環境負荷が低い生産活動の評価はより高くなります。したがって複数の指標を見ることは大事だと思います。
さらに経済活動とは別に人々の幸せという点を突き詰めていった場合、GDPという数字だけを追いかけて、国際的に比較をして他国と競争すること自体が不幸をもたらす可能性も否定できません。例えば、思想家ラッセル氏の「幸福論」によると他者と比較すること自体が不幸をもたらすことを説いています。
ます。
【ミニ教養】「少子化対策」の知られざるウソ
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
人口について、世界中が今「日本化」しているという点には違和感があります。
国連は世界の総人口は2030年には約85億人、50年には約97億人、2100年には約109億人にまで増えると予測しています。その多くはアフリカで2080年には世界の半分の人口がアフリカになるとの研究もあります。よって、正しくは生活水準が類似している国の人口が日本化しているという事でしょうか。
そうすると、人口が増えている国から日本化している国に人を受け入れる事が市場や労働者などのマーケットの担い手を確保する為には必要だと思いますし、記事にもある通り政策の効果がでていない出生率を向上させるよりは効果があると思います。
視点を変えてみると、人類の歴史は気候や争い事に起因する移住の歴史でもありますし、その力を制御する事の方がが不自然だと思います。
【完全図解】今こそ知りたい「コンプライアンス」大全
NORMAL
投稿したコメント