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【最新教養】W杯を「地政学」で見ると面白い
NewsPicks編集部
Tamura ShoAWSクラウドエンジニア
国を代表すると言う、ナショナリズムを最も体現する仕組みは、かつてのようにもはやうまく機能しないかもしれない。 国民国家と言うのは、戦争前提として民族的、文化的、社会的に1つの共通した常識や考え方をもち、社会を維持して考え方だ。 もはやそうした古臭い考え方は現代において、すんなりと多くの人々に受け入れられる概念ではなくなっている。 例えば記事の中ではスイスの選手が父の母国であるカメルーンに対して配慮し、過度な喜びの表現をしなかった。 単純なわかりやすい国民国家の枠組みが機能していたら、そのような奇妙な状況は起きなかったはずだ。 国民国家と言う100年余り前から存在する1つの規範と言うのは、現実の流れと共に合わなくなってきている。 もちろん、だからといって、移民=正ではない。 むしろ暗い側面の方が多く、ワールドカップで現れた移民が輝けると言う明るい側面は稀だ。 移民とナショナリズム、愛国心と社会的排斥。 民族、文化、思想、様々な要素が織りなす現代で国家と言う枠組みで物事を捉えるのは難しくなっている。 今後我々は国という単位だけで判断していては、現実を誤認する可能性があるということを認識しながら、生きていかなくてはならない。 これからの世界は、かつてように単純な国民国家と言う枠組みでだけで押し図れるような時代ではなくなっていくと言うことだ。 もはや国単位で勝敗を決める「ワールドカップ」と言う枠組み自体、これからの時代にはそぐわなくなっているのかもしれない。
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