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一流大の女子大生がデリへルで働くしかない日本の異常さ
ASCII.jp
佐良土 賢樹定時制教諭(物理・情報) 公認心理師
現在、高等教育無償化制度の存在によって、非課税世帯の場合には授業料免除と給付の組み合わせで、一般的な文系私学の学費は賄える状態になっていますが、 給付を受けられないギリギリの収入がある世帯で、地方から出てきている場合には、記事のような状況に陥りやすいようにも思います。 その場合、勉学を再優先にするなら貸与の奨学金を受ける形になるかと思いますが、これは将来返済する借金になります。 記事では、都内での一人暮らしの生活費が20万、 貸与奨学金を12万限度額まで借りて、アルバイトをギリギリまで行ってプラス8万、とあります。 金額的にトントンなら水商売ではなくそれを選ぶべき、という声もあるかと思いますが、昨今ブラックバイトの問題もあるように、余裕のない生活の中で学生が学業よりもアルバイト先の要望を優先してしまうのは、こうしたギリギリの生活と無縁ではないようにも思います。 また、この計算だと、学費は保護者が負担してくれているのかもしれませんが、それも滞る可能性もあるかと思います。 家計を考慮して就職の道を選ぶ生徒もいました。 何がなんでも大学に行くのが良いとは思いませんが、 無償化の条件を高等学校の就学支援金と同程度にするか国公立だけでもかつてのような無償に近い学費で、という方向性は必要のようにも思いますが、それは現実的でしょうか。 現在の大学生の人数は、約300万人のようです。 1人あたり100万円かかると考えれば、専門学校生なども含めると3兆円以上の財源が必要になりますが、これは消費税でも上げない限りは難しいように思います。 一方で、国公立大学の在籍者は40万人程度なので、毎年2500億円程度の予算があれば無償化が可能かと思います。 「経済的に苦しい場合には、国公立に行け」というのが正しいあり方かどうかわかりませんが、そもそも、大学に行って学ぶことが国と個人にとってどんな意味を持つのか、考える必要があるのかもしれません。 ここで使った財源が、国や個人の豊かさに直結するのであれば迷わず使うべきなのかもしれませんが……
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VRは恐怖症の克服に革命を起こす--なぜ普及が進まないのか
CNET Japan
佐良土 賢樹定時制教諭(物理・情報) 公認心理師
恐怖症の克服には、安全な環境下で類似の刺激に馴れさせていく曝露両方が有効です。 私も、特定の教室に入れない生徒や学校に来れない生徒に、「どこまでなら入れるのか」「誰と一緒なら入れるのか」「何が不安のもとなのか」などの条件を確認して、付き添いをしたり、座席の調整をしたり、人が来る前の教室で予行練習をするなどの方法で対処しています。 この際重要なのは、 「不安感のない状態で試す(お気に入りの音楽などで気分を上げた後なども有効)」 「段階的に刺激の強度を上げる」 ということです。 幸い、勤務校では、勇気を振り絞って行った先で嫌な思いをすることが少ないようで、何とかこうした対処がうまくいっています。 恐怖症は、自分でもコントロールできない無意識下で刺激と恐怖心が結びついてしまっているため、それを緩めるためには別の条件付けを形成するのが有効です。 ただ、病院等では、そうした刺激自体が用意できないため、曝露療法の治療では、宿題と言う形で、患者自身が実行するような形をとることもあります。 VRは、そうした難点を全てクリアできることができる極めて優れた方法だと感じています。 以前、面接に苦手の意識のある生徒に、VRゴーグルを使って面接練習をしてもらったこともありましたが、非常に効果的でした。
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Jiji Press
佐良土 賢樹定時制教諭(物理・情報) 公認心理師
本校の進路決定率は10年前50%程度でしたが、 様々なアプローチを行うことで、8割以上の生徒が進学か正社員での就職をできるようになりました。 コロナ禍の真っ只中だった年も、全体の求人が落ち込んでいたわけではなく、接客や飲食、宿泊等の特定の業種が特に落ち込み、また、打撃を受けた製造業の企業とそうでない企業との間で、採用意欲がまるで違うという状況でした。 近年は、 製造、物流、介護、ガソリンスタンド、建設等の企業にお世話になることが多く、マッチングさえ合っていれば、待遇も良く、定着も良いと言う印象です。 恥ずかしい話ですが、定時制で進路を担当して初めて、生徒の職業への適性について考えました。 進学校では、何をやりたいのかよりも、苦手な科目を避けることの方を優先することが多く、数学が苦手なら文系と言う観点で文系に進むケースが多いように思います。 そうした中にも、対人サービスよりも製造に適性があるという生徒は多くいるように思います。 今、進路指導する際には、最初に、「人相手の仕事」をしたいか「もの相手の仕事」をしたいかと聞きます。 進路の環境を改善するために本校では キャリアデザインという授業を作って1年生全員に履修させることで進路意識を高め、 校内で企業説明会を実施することで、外部の人間と接することの不安感を払拭し、 職業訓練校や企業への校外学習、インターンシップを実施することで、様々な職業や自分自身の興味について理解を深めています。 対人での不安を持つ生徒に対しては、見学への付き添いを実施することもありますが、そうした生徒も、いちど不安が取り払われると問題なく試験を受けられ、仕事もこなせるケースが多く、ちょっとした支援がその後の人生を大きく変える可能性を感じます。
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水素があれば「ロシア依存」から抜け出せる欧州が着々と進める次世代エネルギー戦略のしたたかさ
PRESIDENT Online:プレジデント社の総合情報サイト
佐良土 賢樹定時制教諭(物理・情報) 公認心理師
その水素をどうやって調達するのか。 結局、化石燃料を元にしたグレー水素やブルー水素が安価なのでは、と思わずに要られません。 と思って調べてみると、 「グリーン水素のコストは1kgあたり3~8ドル程度で、天然ガスから製造するグレー水素の0.5~1.7ドル、ブルー水素の1~2ドルを上回っています。」 https://www.asahi.com/sdgs/article/14677144 となると、天然ガスから製造するのが最も安価で、結局、脱ロシアをするより、ロシアからガスを輸入して水素を作る方が良い話になってしまいます。 天然ガスも石油も、掘れば勝手に噴き出してきて、経済性が圧倒的に高いことがポイントなのではないかと思います。 とはいえ、再生可能エネルギーが化学エネルギーに添加された形で安定的に運べるなら、可能性はあるようにも思えます。 重要なのは、風力や太陽光、地熱などを利用しやすい地域から、安定して水素を固定化し、運ぶことのできる仕組み作りだと思います。 現状、液体水素は極低温、高圧下に保存しなければならず、危険性もあります。 トルエンやアンモニアなどを水素キャリアとするアイデアはありますが、何か大きなブレークスルーが必要で、それはまだ起きていないように思われます。
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