花粉症被害軽減へ花粉発生量を30年で約半減へ 政府関係閣僚会議で対策全体像まとまる
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娘とともに舌下療法中です。
1年が経過したところですが、今年の花粉はキツイと言いますが、平年以下ほどの症状に収まりました。
舌下療法は、数年単位で毎日、花粉を含んだシダキュアという薬を口の中に1分入れておくことで、花粉に慣れさせる療法です。
毎日の投薬は、慣れればなんてことはないのですが、月一の通院が数年単位で続くのはそれなりに大変です。
医療はそういうもの、と言ってしまえばそれまでですが、さらっと見て異常がなければ薬が出るだけ、という状況なので、リモート診療+薬を郵送などの方法が可能になればもっと治療を受ける人が増えるかもしれないとも思います。
注目のコメント
花粉症は生産性を大きく下げる要因の一つであり、罹患率も高い事から取り組むべき疾患としてはとても良い対象だと思います。
舌下免疫療法は数年単位の舌下投与が必要ですが、高い治療効果が期待でき、花粉に対するアレルギーが無くなるもしくは軽減されので、良い治療法です。
治療にかかるお金を政府が負担してくれるのであれば、治療に乗り出す人は増えるのではないでしょうか。しかし、他にも様々なアレルギーや疾患がある中で、何故花粉症にだけ助成するのか、という点を説明する必要があると思います。
それから、対策全体の費用対効果も、検証する必要があるでしょう。日本国内からは、過去に花粉症とがんの死亡率低下の意外な逆転の関連性が報告されています。これは因果関係を確定するものでは全くないものの、あえてこの例を出したのは、何かにフォーカスしすぎるとかえって仇となる可能性を示したかったからです。
「花粉を半減」する取り組み、そのベネフィットとともに、直接的ないし間接的なリスクも慎重にモニターしながら、ケースバイケースで途中で方針転換できるようなフレキシブルさも求められるかもしれません。