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【直撃】三菱商事社長が語る「1兆円稼ぎ続ける企業の作り方」
北川 文子NewsPicks 編集部 記者
総合商社のトップが今、何を考えているかを知れる絶好の機会が決算説明会での発言です。機関投資家もトップの発言内容だけでなくニュアンスにも注目して、会社の状況を判断しています。
そんな決算説明会で、回を追うごとに強い自信を見せていたのが、三菱商事の中西社長でした。実際、ローソンの資本再編、5000億円の自社株買いなど、今までにはない大胆な施策を打ち出しています。
その自信の背景、三菱商事の強さの源を知りたいと思い、中西社長に取材をしました。
1700社もある子会社や関係会社をどうガバナンスして収益改善につなげているのか、大胆な資産の入れ替えで、次に何をしようとしているのか。三菱商事のイマをたっぷり語っていただきました。
【衝撃】下方修正3回、「改革の先駆者」住友化学の誤算
北川 文子NewsPicks 編集部 記者
住友化学が過去最大の最終赤字に陥ります。同業他社が黒字決算を見込む中、住友化学の苦境が鮮明になっています。
国内の総合化学メーカーはどこも石化事業(汎用品事業)に苦戦しています。中国勢が台頭して汎用品ビジネスは成り立たなくなっているからです。
石化事業の再編は総合化学メーカーの共通の課題であり、住友化学は、いち早く対応してきました。ところが、気付けば危機的状況に置かれています。
赤字の要因の一つであるラービグへの投資は2005年、当時社長だった米倉氏の決断によるものでした。米倉氏はその後、経団連会長に就任し、米倉氏の次の社長の十倉氏も現在、経団連会長を務めています。
稼働が安定せず、たびたび赤字に陥るラービグは長年、住友化学の経営課題でした。しかし、有効な手を打たないまま、現在に至ります。今回、初めてラービグの位置づけも含めて見直しが入ります。
住友化学はかつて三井化学との統合を進めていたことがあります。最後は破談に終わるのですが、その後、3代社長のバトンリレーで赤字体質から脱却した三井化学と強い経営基盤を持ちながら苦境に陥る住友化学の明暗から経営トップの決断の重要性を痛感します。
【深層】「コンサル嫌い」の伊藤忠、ボスコンと異例タッグの理由
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