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維新・吉村共同代表、「0歳児に選挙権」を衆院選の公約にする考え
毎日新聞
杉山 顕斗
賛成の意見が多数見受けられますし、「日本が抱える問題に対して選挙制度の改革から取り掛かる」という点においては個人的に賛成の立場です。そして、子を産んだ親にインセンティブを与えるという観点は賛同できます。 しかし、仮に実行に移すとなった時に問題点、懸念点が多い事を理解する必要がある提案だと思います。 これは噛み砕けば、「子供の代理で親が投票する」という代理投票の形であると考えます。この代理投票は、他にも「障がいを持つ方の代理投票」など具体的な事例が挙げられます。 現行制度では、視覚に障がいを持つ方などの代理投票が実装されています。これは、投票の意思がありその方が「誰に(どの政党に)投票したい」という意思表示をなんらかの方法で行う事ができるという前提があるからこそ成立しています。これを「親子」に置き換えると話が変わってきます。誰に投票したいかの意思を確認できない人の代理で投票するという行為を認めるのは非常に危険だと考えます。(https://www3.nhk.or.jp/news/special/minnanosenkyo/info_07.html) 加えて、「子供の意思と親の意思」は必ずとも一緒ではないというのが現代の通説だと思います。親だからと言って子供の投票先を決定できることが果たしてグローバル・スタンダードと言えるのでしょうか。 日本維新の会や吉村知事がこの辺りのリスクや実現可能性を把握していないとは思えません。選挙の時に選挙の話をするというのは、選挙戦略として有効かもしれませんが…。
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