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【図説】「ガチャだらけの人生」を切り開く方法
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
今、社会に出た若者たちを中心に「インタビュー」を重ねています。その中でちょうど「上司ガチャ」という言葉に触れていたので、このNewsPicksの記事が目に止まりました。
私が若い頃に「◯◯ガチャ」という言葉はありませんでしたが、翻ると、人生全て「ガチャ」と言えば「ガチャ」であり、その表現をしなかっただけと感じます。そして、記事中にある「ガチャ」という言葉を使う弊害には共感です。自分が発する言葉(これは特に重要)、相手から発せられる言葉が自分に与えるエネルギーは大きいからです。
記事中にもある「親」についての例外を除き、敢えて「ガチャ」という言葉に乗れば、
・どの「ガチャ」を引くかは自分で選択できる(選択する意識を持つ)
・ひいた「ガチャ」の結果は自分の受け止め方次第で全て変わる
と思います。重ねてですが、人生「ガチャ」と言えば「ガチャ」なのですから。
スタートアップ企業で働くなら押さえておきたい、「働きがい」のある職場の特徴とは?
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
記事中、石原氏が言う、
「(スタートップに転職後)働きがいはありましたが、その種類が違う感覚ですね。加えて、正直なところ、転職したばかりの頃は目の前の結果を出すことに一生懸命だったので、働きがいを語れるようになるまで、半年くらいはかかりました。」
仕事柄、多くの若手、中堅社員の方と関わることが多いのですが、大企業→スタートアップへ大企業では感じられない「やりがい」を求め転職する人は非常に多い印象です。しかしながら実際に(スタートアップに)入ってみると、目の前の仕事に邁進することになり、思い描いていた「やりがい」を感じにくい。
私は、「やりがい」は自分で見出す、育てるものであり、大企業であろうとスタートアップであろうと同じこと、ただし、
・大企業の場合、「やりがい」に対する一人ひとり(特に上層部)の考えが古く(アップデートできていない)中でそれを見出すことが難しい。ただし、実際には大企業だからこその「やりがい」は必ずある。それを見出すには、「外に飛び出る(転職という意味ではなく)」=外側での活動(越境)を増やしながら、今の内側(大企業での自分)を見る意図的なアクションが必要。
・スタートアップの場合、「やりがい」は日々の仕事で実は見えにくい。ただし、大企業と違い、経営や自社のブランディングなどに自分の仕事がダイレクトにつながっている感覚があるので、自分の意識、行動次第で、日々のさまざまなところにある。そのアクションを取らないと、結局は大企業にいる時と同じで、実は「大企業にいた時の方がよかった」と意味づけてしまう人も多い。
いずれにしても、経営において「やりがい」の醸成はとても重要なアクションだと思います。
【YES/NO】入社1年以内の転職は、アリかナシか
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
私の意見として、社会としてあるべき基本スタンスは「アリ」です。
「ナシ」に傾く背景には、結局突き詰めると「学生一括採用」「就社」という概念が深く根付いていることにあるのではないでしょうか。「一度入った環境で、腰を据えて一定は経験するべき。」それが、その人の好奇心や感性、あるいは本人の意思を貫く力を阻害していく、私は危機感を持っています。
子育てをしていると「あれやりたい、これやりたい」と子供は言ってきます。それに対し、親は「まずは○○をするって自分で言ったのだから、それをやり切ってから△△をしなさい」というように。ある意味、日本の美徳、道徳的な観念が、その子供の好奇心や感性、意思を奪っている。
「転職」も好奇心や感性、本人の意思に従った結果であるので、それに従い選択することが重要だと、私は考えます。
三井物産も解禁「副業ブーム」は到来するのか? “生涯一社主義”が崩れゆく理由
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
日頃、お客様とお話をしていて感じること。
「副業」、これは牛歩のごとくその緩やかさに驚くことが多いですが、ゆっくりとでも前へ踏み出してる企業と人、そのしなやかさと力強さを感じています。
企業、人、双方に「はたらく人のいきかた」のアップデートの時なのだと、そう思います。
企業は「社員は、専有財産から社会の共有財産であるという認識へとアップデートする」こと、人は「自分の人生を自分らしく生きるための数ある舞台の1つが会社である(それに限ることではない)」こと。
我々、ミドルシニアが若い世代へ呪縛をかけないようにし、若い世代は自分という個性を発揮し、社会への責任を果たす。
記事のタイトルにあるブームなどという言葉で語る浅いものではなく「はたらくの再定義」なのです。
しなやかで軽やかなはたらく世界が日本にはある、そう信じています。
→株式会社Cogitoでは「はたらく人の生きる」に刺激を与えるキャリアプロジェクトを推進しています。ピンときた方、企業様、共に語り合いましょう。

【最新】マッチングアプリは、ここまで「進化」していた

【実態】いま「マッチングアプリ疲れ」が急増している
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
自分が若かりし頃に、マッチングアプリがあったらどんなアクションをしていたのだろう、と思います。
人との出逢い(ここでは恋人に発展する可能性のある人)にある「この人が運命の人なのだろうか?」という大きなジレンマ。
アプリがない頃には、多くは物理的な経路(人からの紹介、ナンパ、合コンなど)を経ての出逢いであり、そこまで多くの出逢いを創出することが難しかった。故に、その瞬間にほとばしる自分の直感を信じるしかなかった。そしてそこから育てていくプロセスを楽しめた。
しかしながら今のアプリ全盛の時代では、「この人なのかな?」と思いつつ、容易に他の人を探すこともできるため、「運命」に対する迷いが生まれやすい。その先のプロセスに発展しにくい、もしくはそのプロセスに臨む姿勢にアプリ前世代とは大きな差がある。
どちらの時代にもメリット、デメリットがあるので、私は今の出逢いのあり方には肯定的です。人を観る眼を養う時代ですね。
若者たちの恋愛に幸あれ。

【赤字】有料会員170万人のクックパッドは、どこへ向かうのか
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
参入障壁の重要性を改めて感じながら記事を読みました。
「調理レシビ」という情報自体の価値、それをクックパッドで得る自体の価値、これにどこまで他サービスと差があるのか?と言えば、これはクックパッドの力の問題ではなく、そもそも「調理レシビ」自体では当然成長は止まる分野なのではないでしょうか。
他の方も述べている通り、何か調理で困った時に、今はYouTubeやInstagramにアクセスしてしまいます。理由は単純にアクセスしやすい(心理的にも)、情報の鮮度がある(素人さんや料理人の裏レシピなどのお得感)、など色々と挙げるとキリがないです。
例えは正しいか分かりませんが、Netflix、こちらもアメリカでは色々と言われていますが、他動画配信サービスはあれど、「Netflix」に行かないと観れないオリジナルの高品質のコンテンツがあります。「Abema」もその位置付けにあります。それ以外は正直、頭に浮かばない。(Gyaoも撤退しますね。)
正直言えば、クックパッドでなければならないという理由が今は見えない。
同社に関する数年前のNewsPicksの記事。過去を振り返っても仕方がないですが、興味深く拝見しました。
【直撃】赤字の「クックパッド」は、これから復活できるのか?(2020/2/19)
https://newspicks.com/news/4644737/body/?ref=index

【爆速】カインズが1年半、本気で組織変革をした
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
話題のカインズ、話題の西田氏、興味深く拝見しました。
記事にはキャッチーな言葉が並んでおりますが、一番重要なのは「現場に寄り添う」ことだと思います。私は若いころに某外資系コーヒーチェーンで現場職に従事していました。毎日朝のオープンから夜の閉店まで、店の自動ドアが閉じることなく続く長蛇の列。その日々に、経営(及び事業)は「現場が全て」という思いで仕事をしていました。
当時コーポレート(の要職)には、外資系の名だたる会社からヘッドハンティングできた人が据えられていました。それ自体は間違っていることではなく、優秀な方々がそれぞれのスペシャリティで会社を良い方向に導いていけば良い。しかしながら、段々とその人たちのメッセージと現場の状況がずれていく、もう少し言えば、コーポレートの顔が現場に見えてこない。見えてくるのは、かっこよくお化粧された資料たち。あるいは華やかに市場にプレゼンする方々と経済誌に踊る言葉たち。それでは現場の士気など上がるはずもなく、一人一人の動機付けも生まれることはなかったです。
「現場至上主義」を言っているのではなく「現場に事業上必要なものが全て詰まっており、そこで働く人たちにそれが内包している」というスタンスが重要であり、コーポレートと現場が協業できるか、その視座で行動する(メッセージを出すだけではなく、実際に足を運ぶ)コーポレートのCXO〜リーダークラスがどれだけいるのか。正直、まだ懐疑的です。
その意味でカインズの快進撃、西田氏の言葉には、琴線に触れる何かがある、そう感じました。

【衝撃】日本は今、「人を生かせない」クライシスにある
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
「天動説から地動説へと「コペルニクス的転回」が起きたように、会社中心だと思われていた世界が、人中心の世界へと大転換が始まった。」
文末にある言葉、その通りだと思います。
改めて思うこと。ここまで外部環境が変化し、日本と海外、自分と組織(会社)、様々なデータが明らかになっているにもかかわらず、大きな変化には至っていない。外側のシステムではなく内側のシステム、我々一人ひとりが持つ「はたらく」ことへの認知転換が進んでいない。
結局は一人ひとりが「自分のはたらく」を捉え直すかどうか。「はたらく=仕事をする」ではなく「はたらく=自分の人生をいきる活動」と抽象度を上げられるか、それは誰かが与えてくれるものではなく、自分自身がこの瞬間に位置付け、踏み出すことでしか変えることはできない、私はそう思っています。

【寺西麻帆】よそ行き「じゃない」企業SNSがファンを増やす
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
顧客との距離がこの近年で明らかに変わりました。
これは企業側がそうさせた、というよりは時代が、社会が、そこに生きる人々の衝動がその波を作り出しているだと思います。その一つの要因として、過度なプライバシー偏重による個人の関係性の断裂があるように感じます。人は根源的につながっていたい、だからこれだけマッチングビジネスも流行した。
そこで鍵となる感覚は顧客側に「私の側にあること」を如何に感じてもらうか。
昨今の音声メディア(Voicvなど)の台頭もそれです。以前、ラジオの放送作家さんが「ラジオではDJが「ラジオの前のみなさん」とは言わない。それはテレビ。ラジオはもっとリスナーに近い距離にいることが大切で「ラジオの前のあなた」と必ず言う、ラジオはテレビと違い、視聴者とよりintimateな関係であるべきだから」と話をされていました。
企業SNSもより顧客とintimateな関係が求められているのでしょう。
いまZ世代が陥りがちな「ラッキーガール症候群」とは?
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
私は「ポジティブ思考」信奉者ではないですが、この論調は少し無理やり感を感じます。きちんとした研究に基づいてのことでしょうから、あくまでも私見です。
例えば、記事中にある、
さらに、同紙はラッキーガール症候群のより具体的なマイナス面にも触れている。「たとえば、仮に物事が望んだ通りに行かなかった場合に、その理由をポジティブなマインドセットが足りなかったからだとし、そのほかの自分の行動を省みようとしない姿勢がある。」
私の周囲の若い世代の方々を見ていると、もっとしなやかで現実的に、そして理知的に起きる結果に対して対応しています。世代をステレオタイプ化する主張は、私たちミドル〜シニア世代の社会環境(個よりも全体性を重んじる)では納得感もありましたが、今の時代、このようにZやα世代のステレオタイプ化するのは、少し違和感がありますね。
若い世代が我々の言葉の呪縛にかからないように願っています。
ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 世界最長の幸福研究からわかったこと
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
近年、幸福、ウェルビィーング、ハピネスなど、物質世界から精神世界へ、ステイタスからスタンスへ、その移行は言われて久しく、その中で、この研究結果は改めて、今の我々、特に日本社会には示唆を与えてれるものだと思います。
今の日本社会はことあるごとに「プライバシー」という言葉が出てきます。もちろん、今のネットワーク社会においてそれを守ることも大切ですが、一方でそれが過度になると、人との関係性が弱くなる、断絶という方向へ進みます。
2023年、健康と幸福のために何かひとつするのであれば、人間関係を育み、発展させる時間を見つけることだと2人は言う。
この言葉は今一度、日本の今に警鐘を鳴らしているように思います。

NORMAL
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