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パナソニック「働かなくても年収1500万円超」幹部に迫る大リストラ
濱松 誠ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
結局、この問題は、硬直化している人事制度の話で、年功序列(と終身雇用)が大きく関係しています。パナソニックも人事制度改革、ガバナンス改革をしていますが、遅い&物足りないと言わざるを得ない。ただ、こうやって外部から言うのは簡単で、行うは難し、なんですよね。今いる社員のエンゲージメントや腹落ち感を醸成しつつ、若い社員や外部から入ってくる人ががっかりしないようにしないといけない。
文句や批判ばかりしても全く意味がないので、皆、自分ができることをやり続けるだけ。僕はONE JAPANでパナソニックはじめ大企業の改革を後押ししていきます。パナソニックも卒業生として、応援しています。
【潜入】米CES2020で見えた、5つの未来トレンド
濱松 誠ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
トヨタが「Woven City」と言われるコネクティッド・シティのプロジェクトを発表。トヨタがやるということで、大注目&参画したい&住みたい。ハードだけじゃなくてソフトの融合をいかにできるか、トヨタグループだけでなく色々なパートナーと共創が実現できるか、2000人規模の実証実験の後、横展開ができるかが鍵。
HPを見ると、今回の主なポイントは以下↓↓
■あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」を東富士(静岡県裾野市)に設置。「Woven City」と命名し、2021年初頭より着工
■企業や研究者に幅広く参画いただき、CASE、AI、パーソナルモビリティ、ロボット等の実証を実施
■デンマークの著名な建築家であるビャルケ・インゲルス氏が街の設計を担当
それと、ソニーが自動運転車「VISION-S」を発表。ソニーの自動運転システムを搭載したEV試作車とのこと。パナソニックもソニーも車をつくる時代に突入。
もう自動車業界とか、電機業界とか、住宅業界が、などと言ってられない。そんなことはかなり前から言われていることだけど、今年は、2020年代は、それがもっと進む。大戦争時代ととらえるか、大共創時代ととらえるか。明らかなのは、変化に対応できない企業は潰れていくということ。まさにChange or Die。
【直撃】経団連・中西会長、「終身雇用は限界」発言の真意
濱松 誠ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
キャリアという観点でいうと、結局は「自分のキャリアは自分でつくる」という話。
パナソニックでもそうだったが、会社や人事ができることは、「ジョブ型」の導入。そして徹底的な運用。日立はこれを10万人規模で行なっている。そんなのは当たり前の話と評論家は言うが、そこがすごいところ。
そして、個人・社員ができることは、自分のキャリアの棚卸しと、そもそも自分はどうありたくて、何がしたいかを考え、そのためには何を学ぶべきか、Will・Can・Mustを考えることが必要。
で、それも、言うのは簡単。実際の最大のポイントは、それを「実行」させること、実行することだ。
今回の一連の中で最大のポイントは、(自分のキャリアづくりを)やらないとやばいよなぁという「空気づくり」の点。経団連会長で日立トップでジョブ型雇用を導入した中西さんと、日本を代表する企業であり、自動車工業会トップの豊田章男さんが公の場で発信し、空気をつくった。
僕たちONE JAPANができることは、試行錯誤しながら実践し、大企業内、日本国内に、空気づくりと土壌づくりをしていくことだ。
副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待
濱松 誠ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
終身雇用の話と一緒といえば語弊があるが、通づるところがある。それは「人事制度」の話と「空気づくり」の点。
うちの会社でも副業解禁になったみたいなんだけどさぁ、お前副業やってる?やってるよ、てかお前やってないの?的な話がこれからどんどん増える。副業だけではないが、しかも最初は人数も少ないからインパクトに欠けるかもしれないが「自分のキャリアは自分でつくる」という人たちを増やすためにも、副業などで個人のキャリアの選択肢を増やすことは必要な一手。
ちなみに、ONE JAPANでは2017年秋に1600人の「働き方意識調査」を実施した。そこでは、兼業・副業をしている人は約5%、興味・関心がある人は約75%。ただ、最も印象的(というか他社が行う意識調査の回答と違った)だったのは、動機の部分で、キャリアアップやスキルアップ、ステップアップのためが一位だったこと。小遣いやお金が欲しいわけではない(それもゼロではないと思うが)。
ここから言えることは、企業は、社員に「キャリアアップ」できる機会を与え続けなければ、個人はその企業を離れていく可能性があるということ。企業ができることは、うちなら面白いことができるよという土壌づくりと適切な評価だ。
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