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イチローも警鐘を鳴らした「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」
Hidaka ShoLondon Business School MBA Student
厳しい=叱る=恐怖で従わせる事、と、成長の責任を生徒に押し付けること、とを分けて語らないと誤解が生まれそう。また、時代のせいにしているが、脅迫を用いた指導が教育効果が低いことは「新たにわかってきた事実」だと思う。地球が太陽の周りを回ってるのを「時代のせい」とは言わないだろう。
「厳しい指導」には、①サボる学生を暴言・暴力・いじめ等で"けつをたたく"ことと、②諦めそうな時に「もう一歩」を踏み出せるやうにサポートすることと、二つがあるとおもう。前者はただの犯罪。本稿はやりやもすれば暴力を肯定する論調だが、教育的効果は低く、むしろサボりを誘発するし指導者側がそれに気づかない(村中直人氏の「叱る依存が止まらない」等参照)。一方、後者はライザップなどのパーソナルジムで成功例がある。筋トレで最後の1レップ追い込めるのは、怒鳴られるからじゃない。
子供の成長をサポートする立場にある指導者が、「言っても聞かないなら好きにすれば」と言うのはただの職務放棄。指導者が受けてきた教育や、十数年前に成功体験を感じたことを基礎に経験則で考えている限り、「やらないやつに叩く以外の指導法なんかない」「ゲキを飛ばして詰めないと子供はサボるしやらない」と「易き」に結論付けるだろう。これは指導者がやり方を知らないだけだから仕方ない。必要なのは「教え方を教える」教育学者やコーチングを学ぶ機会だとおもう。
イチローさんはすごいが、世界的な野球選手・世界的な野球指導者の発言が、この記事のテーマの「権威」として引用されるのは適切でないと思う。
ユニクロの柳井正が米誌「タイム」に語った「日本への喝」
Hidaka ShoLondon Business School MBA Student
転職市場の流動性の低さ、本音と建前文化、ジョブローテーションによってキャリアの主導権を握れないこと、専門性の低い「ジェネラリスト」の量産が実質賃金の低さと生産性の低さに現れていると思う。
国内の転職市場では、40%程度が給料アップをねらった転職だが、米国や英国では90%を超える。採用企業の体制も社員のマインドも整っていないとおもう
また、TwitterやNewsPicksでも賃金をあげない企業側への批判が多いが、果たしてどれくらいの人が正面切って賃金交渉をしているのか疑問。海外だと給与を上げないなら転職するかストライキするが、日本では人事や上司の前では「上がらないのは仕方ないですよね」と言いながら、同期や友人、ネットでは給料の愚痴を言う、という2枚舌の人が多いことも賃金上昇を阻んでいるのでは。
さらに、ジョブローテーションと異動で、キャリアを分断されることが当たり前の文化。いろんな部署を経験する方が・・は、環境変化が小さく意思決定のスピードが物を言う環境では強いが、企業と心中することが前提。
ジョブローテーションは、さらに、専門キャリアを詰めないことで、職務経歴書は玉虫色。営業、マーケター、オペレーション、HR等職種×業界で専門性を極めていれば、自信を持って転職活動もできるだろう。が、トップはどうしても生え抜きジェネラリストが占めているので、そのインセンティブも低い。例えば海外ではマーケティングを専門に複数の企業を経験しCMOになる一方日本では、CXOがそのいろんな部署を経験した何でも屋なことも多い。「何をやってもうまくできる人」が偉くなっていくので、人事制度にもメスが入らない。

NORMAL
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