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「スタートアップ企業の給料は?」―変わりゆく“働く意義”に向き合う
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
大切なことは、「お金=与えた価値に対する対価」であるということを自覚しておくことだと思う。
顧客に対し、価値を出すから、会社対会社で報酬をいただけ、その会社に対し価値を出すから個人対会社で報酬(=給与)がもらえるのだと思う。
20代の間に意識すべきことは、
もらえている年収=自分が他者に出せている価値となれているか、という観点だと思う。
給与の良い会社に行ったことで、
″その会社の給与水準が高いから″年収が高い状態になっている場合、その会社に終身雇用で勤めるのであれば問題ないが、
そうではない場合、
「今の自分は他人にどれほど価値を与えられる人材か」
「他人に、より価値を与えられる人材になるには、今の自分に何ができるのか」
にフォーカスを当てることがもっともっと重要視されるべきだと思う。
目の前の給与ややりがいに目を向けることも当然大切だが、「自分が他人に与える価値」の観点でキャリア選択を行なっていくことが、個人的な最適なキャリア選択だと考える。
「入社企業長く働く」57% 来春卒の学生、民間調査
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
「経営者側に回り、管理職として働いていく」
とはどういうことか、どのような点が一般社員として働くことと異なるのか、
「転職する」とはどういう時でどんなメリットがあるのか、などについて、学生視点からするとまだまだ知らないことだらけであることが故に、このような数値結果になっていると感じる。
「転職をしたい人が少ない」にもかかわらず、「今の労働環境に幸せを感じる大人が少ない」というのは大問題な気がする。
自分が理想とする環境を自分で作る(社内で、でも転職して、でもいいが)という意識が、今の日本人には大きく欠けている気がしている。
ついに「国内消滅」が発表されたLINE Pay。「PayPay統合」が一筋縄では進まない理由
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
ユーザー観点からすると、PayPayとLINE Payの違いはあまり理解できず、今回の出来事に関しては、むしろなぜもっと早くこうならなかったのか、と思うほどである。
普段からPayPayでの送金をしている自分からすると、使い勝手の悪さはあまり感じていない(周りの人からも使い勝手の悪さを聞いたことはあまりない)ため、今回のLINE Payの終了により、不便を訴える人々は、PayPayの使い方にまだ慣れていないというだけの話だと思うので、PayPayの利用を慣れさせるためのマーケティング施策を行うことで、ユーザーの移管は容易に行えるのでは、と考える。
「学生ベンチャー」が1200社近くまで増加 東大生「学生にとって『起業』は当然の選択肢」
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
自分のような挑戦好きには、周りの環境がとてもよくなってきていると感じる。
自分が起業を決心した時、周りから支援されている、応援されているという感覚は少なくとも持てていなかった。
今振り返ると、挑戦心はあったとはいえ、
起業に対して必要以上に恐怖、障壁を感じていた気がする。
結果的に自分も大きなことは何も成し遂げられなかったが、起業を通して繋がれた人脈や経験をもとに、今の自分が創り上げられているため、起業への後悔の念は一切ない。
挑戦したい若者が思い切って挑戦を繰り返せる国作りを、大学が発端となって行なっていくとなると、
これからの世の中が本当に楽しみだ。
2024年度の新入社員に聞いた「入社の決め手」は?第1位が納得の理由だった【ランキング】
「逃げ切り世代」と言われても実際はボロボロ…再雇用で働く63歳大企業社員が「死ぬ前に後悔しそうなこと」
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
記事に取り上げられているような、終身雇用で勤め上げ、再雇用後も働き続ける方々への尊敬の念ももちろん持った上での感想だが、日本の多くの労働者の中で、「自分がどう生きたいか、自分の人生をどうしたいか」を強く持っている人が非常に少ない気がする。
働かなければならないから働く。終電まで残らないといけないから終電まで残る。そうした外部からの義務感に抗うことなく人生を生きてしまうが故に、
タイムマシンがあったらもっとこうする、、といった後悔の念が生まれるのではないだろうか。
もちろん、どうにもならないことは世の中たくさんあるが、それでも自分の人生をどうしていきたいかを強く持ち、どうすればそれが実現できるのかについて熟考し、抗うような人々がもっともっと増えてもいいのではないかと感じる。
なりすまし広告蔓延、「デジタル押し売り」にはもううんざりだ~ネット時代の最善のマーケティング戦略は広告からPRへ
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
今、広告営業を行なっているのだが、
このなりすまし広告問題のせいで、最近お客さんから、「なりすまし広告の問題があると思うのですが大丈夫ですか?」と質問されることがとても増えた。
広告効果を数字ベースで見ている私たちからすると、大きな問題は特にないのだが、印象で判断している人たちにとって、Web広告を行うことに対する不安がとても大きくなってしまっている。
事業の成長のために、Web広告を活用することは非常に大切なことなのだが、一部のルールを守らない人たちのせいで、正しくWeb広告を活用している人たちにまで被害が及んでしまっている。
メディアへの取り上げ方も含め、多くの人が印象だけで事業成長のための合理的な選択(Web広告をうまく活用すること)ができなくなってしまうことは避けたいことである。
採用時に多くの企業が求める5つの能力 意識することで近づく内定 プロが指南 就活の極意
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
コミュニケーション能力において、
記事の内容に加えて必要になるのは「相手の質問や発言の意図を汲み取る力」だと思う。
多くの学生が、相手の質問や発言だけに注目してしまい、それに一問一答で答える、としてしまいがちがたが、「相手はなぜこれを聞いたのだろうか」「この質問をするということは、相手は〇〇と思っているのではないか」といったように、相手の質問や発言の背景や意図に思いを馳せることで、過不足ない1歩先をいったコミュニケーションを取れると思う。
面接の中でも、「ご質問の意図としては、〇〇という認識で間違いないですかね?」と、意図の確認や認識のすり合わせを挟むことで、意図を理解しに行こうとしていることを伝えられ、他の学生と差をつけられ、高評価を得られる要因になりうると考える。
就活「オワハラ」が巧妙化 「後付け推薦状」要求も
石原 翔悟株式会社アドレーブ代表取締役 / 株式会社emology / 慶應義塾大学3年
どれだけ魅力的に感じている企業だとしても、
他社の選考を禁止されたり、会社に入ることを義務のように課されると、学生の立場からするととても不安を感じてしまう。
人手不足などの問題から、採用できそうな学生をしっかり採用しきりたいということはもちろんよくわかるが、他の会社を受けられないようにしに行くことはむしろ逆効果な気がする。
私の友人も、内定をもらった会社に、「後悔ない選択をして欲しいので、他の企業ももちろん見てもらって大丈夫ですよ!ただ、弊社としてはあなたと働きたいと思っているので待ってますね!」といってもらえたことが、最後その会社に決めた決め手だと話していた。
義務化しなければ採用しきれない状態にあるのであれば、その部分の改善に努め、自由な意思決定ができる学生側から、最後選ばれるような会社作りに努めることが大切なことだと考える。
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