岡田 朋之

高地トレーニングで赤血球が増えて持久力が上がる、というのはエリスロポエチンが赤血球を増やし、ヘモグロビンが増えることによる効果ですね。 ミトコンドリアに関しても高地トレーニングにより増加する効果があるとは言われていますが、普通の筋トレでも筋肉中のミトコンドリアは増加しますし、筋トレと比較して特筆するほど増えたり活性かするのならばぜひエビデンスを読んでみたいです。 筋肉の増量効果には疑問があります。高地トレーニングは持久力が上がるけれどハードなトレーニングができず筋力が落ちるため、高地生活低地訓練法や、訓練時以外低酸素状態におくことでヘモグロビンの増加を狙う「酸素テント」などが生まれたわけですから。 私はトレーニング好きから趣味で論文を読んだりしただけなので、医師の方などプロの意見をお聞きしたいですね。 そういえば、ヘモグロビンの増加による持久力向上効果は自己輸血やエリスロポエチンドーピングで動揺の効果が得られます。 ただし、赤血球が増えることにより高血圧や塞栓症のリスクが懸念されますが、高地トレーニングではこれらのリスクは無視できるんですかね？