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【早見表】キャリアステージ別「明日から役立つ哲人思考」
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
「推し」とは異なりますが、新入社員にはニーチェのルサンチマンを認識することをオススメします。
わかりやすく言えば童話の「酸っぱい葡萄」のキツネが頑張っても届かない葡萄を「あの葡萄は酸っぱいに違いない」と思うようなものです。
高級品を持っている人を「高級品なんてくだらない」と思うのも同じ。
周囲に惑わされることなく、自分の価値観をしっかり持ってつまらないルサンチマンを抱かないようにしてほしいですね。
ヘーゲルの弁証法は議論をする上で欠かせないものです。
弁証法的議論を否定してしまうような会議は会議ではありません。
反対説もどんどん取り入れてより高次元の考え方に行き着くことが必要です。
「オッカムのカミソリ」はすべての人にとって有用です。
アインシュタインとフォン・ノイマンのどちらが天才かという問いに対して、とりわけ物理学などを専攻している人の多くは迷わずアインシュタインと答える傾向が強いです。
アインシュタインの数式は、無駄なものを削ぎ落とした極めてシンプルなものだからです。
そういえば、「戦争論」の著者であるクラウゼビッツもシンプルを重視していました。
日本人の「晩婚・晩産」がもたらす、想像以上に恐ろしい現実
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
理論的におかしな予想です。
少子化になれ育てる子どもが少なくなるのでダブルケアは少なくなるはずです。
親をケアしなければならない人が増える結果、非婚化や晩婚化が進む恐れはあります。
結婚相手に将来ケアの必要な両親がいると、結婚を躊躇する人が増える可能性がありからです。
親のケアに関しては既に社会問題になっており(ヤングケアラーやビジネスケアラー、介護離職など)、将来的にはもっと大きな問題になるでしょう。
介護施設や人員が圧倒的に少ないのが最大の原因です。
対策としては、末期医療を全額自己負担にしてそれにかかっている公費を介護に振り向けるということが考えられます。
亡くなる数日前に莫大な医療費をかけるくらいなら、介護に回した方が効果的です。
せめて、末期医療を事前に放棄すればその代わりに介護を手厚くしてはどうでしょう?
末期医療は病院のドル箱なので、医療業界の反対は目に見えていますが…。
NORMAL
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