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「『紅白』も打ち切りになる方向」NHK職員が前田会長の“強引な改革”に猛反発
文春オンライン
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
僕はガッテンがきっかけでランニングのコツを会得して1年半後に東京マラソンを完走できた。よい番組が潰され違和感あり。極私的感想。  それはともかく前田会長の「改革」では、衛星放送のBS1とBSプレミアムの2波を2023年度中に統合され1波にするというが、そうなれば番組本数が激減し、優れたドキュメンタリー番組がつくれなくなる。NHKのドキュメンタリー文化の牙城が崩されると、底の浅い民放番組と変わらなくなってしまう。 【追記】このコメント欄に多いNewsPicks民の特徴は、NHKスペシャルのようなコンテンツをつくることができるのは、民放ではその志もなく、ネットでは仕込みが不可能だということを理解していないところだ。BBCに比肩するドキュメンタリーをつくるためにどれだけのプロフェッショナルが必要なのか、まったくわかっておられないようだ。  例えば夏の戦争特集などは、各地方局の若手にその地方の戦争体験などを取材させ訓練したりしていて、知識とノウハウをつなぎ、それが将来のNHKスペシャルの準備になったりしている。  アメリカにも規模は小さいが公共放送がある。Eテレみたいなものだが、これは寄付で成り立っている。僕の友人が、先日、50ドル送ったよ、とクラウドファンディング風な言い方をしていた。そういう自分たちで寄付してジャーナリズムを支える文化があれば何も受信料は要らない。だが日本人には到底無理だろう。  誤解してほしくないが、僕はNHKに対する不満は皆さんより強くある。作家としてのプロ(NHK社員と違って取材費は自分で確保するしかない)だから、その視点で切り口の不足や取材の不足に対して厳しい視線を送ってきた。もちろん僕に関わる報道の姿勢にも不満はあり言いたいことは少なくない。  だがこの欄を読むとあまりにも感情的で場当たり的な意見が多いことにあきれている。NHKの改革は必要だ。だが元銀行家によるその改革がどう行われているか、情報開示がまったくないことのほうがよほど問題ではないか。改革とは、どうしたらBBCに追いつくことができるか、そのためにどこに資源を集中したらよいか、衆知を結集し開かれた議論をすることではないのか。
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宙に浮く尖閣寄付金14億円…猪瀬直樹氏「実務の話を詰めず、石原さんがぶち上げた」(読売新聞オンライン)
Yahoo!ニュース
【猪瀬直樹】二宮金次郎に学ぶ「ゼロ成長」時代の行政改革
NewsPicks編集部
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
民営化委員会へ、2002年に国交省の提出した交通需要統計は右肩上がりだった。高速道路をどんどん作るための根拠のつもりである。 2006年から人口減少が予測されているのに、交通需要が増えるわけがない。その統計の誤りを指摘しながら、近未来のビジョンに思い巡らせていた。 信じられないことかもしれないが、人口減少は予測されていたのに一顧だにされなかった。 江戸時代は当初、元禄時代までの100年間は人口倍増の高度成長の時代だったが、以後の160年間は人口が止まった。西日本では少し増えたが、関東周辺は、江戸のバキューム現象で江戸には人口は集まるが、周辺は人口減少が始まっていた。 そこで金次郎が何をしたのか、確認しておく必要があった。一次資料にあたって金次郎への先入観を取り払い、その実際の業績から現代は何を汲み取ることができるか。ある程度、見えてきた。 何よりも、金次郎に出会ったのは、孤立しながら時代を超えて対話する相手を見つけるためであった。 追記 金次郎が歩きスマホのように本を読みながら歩く姿について。 ①明治時代に翻訳されたジョン・バンヤン著『天路歴程』に、荷物を背負って聖書を読む人物の挿絵があり、幸田露伴が『二宮尊徳翁』を書いた際にその挿絵がヒントにされたとする説があります。 そういう絵は確かに後から作られたとしても、僕が従来型の根性や親孝行などの視点でなく、なぜ資金を集めることができたのかという関心から、実際に柴・薪をビジネスにして金次郎は元手をつくったと史料で確かめることができました。 ②金次郎は読書家で寸暇を惜しんで書物に親しみました。ただビジネスをするのでなく、リベラルアーツを基本に「新製品」を考えたと思います。 ③本を読んでいる姿、情報を重視せよ、という姿勢でもあると思います。 なぜなら金次郎は、東海道の宿場町でもあり11万石の城下町でもあった当時の大都会小田原でビジネスを展開します。都会は知らない人同士がめぐり合う場所で情報の集積地です。金次郎は、床屋と風呂屋で友達をつくり、その情報をヒントに起業していきました。
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ゼレンスキー大統領が国会演説 ロシアに対する制裁継続求める
NHKニュース
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
アメリカ議会で9.11テロや真珠湾攻撃について触れたので、日本に対してはヒロシマ ・ナガサキのことを言うのではないかと予想する者もいたがそれはありませんでした。  なぜか。ヒロシマ ・ナガサキへの原爆投下はアメリカによる戦争犯罪だから、これを示すと先例があるではないかとロシアに開き直られる可能性があるからだと思う。  ロシア軍によりチェルノブイリが占領され汚染の可能性がある、というのは福島原発事故の当事者の日本人には切迫感をもって理解できるし、化学兵器としてサリンが撒かれるかもしれないとの恐怖はオウム真理教事件を経験した日本人がよく知っている。  日本国が武器輸出ができないことはゼレンスキーもわかっている。  各国におけるゼレンスキー演説はそれぞれの国情に合わせて効果的な言葉を選んで行われた。  リーダーシップとは何か。『公』(NewsPicksパブリッシング刊)の冒頭に記したドイツ文化大臣の演説(コロナ禍においてアーティストやクリエーターこそが未来をつくる)をご記憶だろうか。  政治家とは、選挙に勝って当選して、その当選の回数を重ねることで年功序列により大臣になる。さらには派閥の長になって腹芸や裏側でのネゴシエーションを駆使することで多数派工作をして総理大臣になる、という日本人があたりまえに考えているイメージでよいのか、だ。  ゼレンスキーは演劇人でありアーティスト、彼を支えているチームは演出家であり脚本家でありプロデューサーでありリサーチャーでありITの専門家でありパブリックリレーションズの専門家であり、総じてクリエーターのチームなのである。  永田町の政治家が霞ヶ関の秀才官僚に下書きをしてもらって失言ばかり気にしながら演説することとはわけが違う。  この難局を切り抜けるために何が必要か。  クリエーティブな精神にしか未来は切り拓かれ得ないのである。
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【猪瀬直樹】石原さんの本質は「クリエイター」だ
NewsPicks編集部
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
クリエイターということで少し付け加えます。2007年4月、石原さんが3期目に当選した直後、電話がかかってきた。連休明けに赤坂の料亭でお会いすることになりました。  僕は三島由紀夫を話題にして一杯やるのかなと思って気楽な気分で出かけた。  女将さんから大きな部屋に案内されます。5、6人来るのかな、僕はいちばん早くきたのだな、と思って黒光りする横長のテーブルの真ん中にポツンと坐っていると、石原さんが現れました。 「あれ、他の方は?」 「いや」  少し照れている。 「猪瀬さん、副知事をやってもらいたい」 両手をテーブルに置き、いきなり頭を下げた。  一瞬、呆然としていると、 「作家を続けながらでいいんです」 公務員の給料では収入が激減してしまう配慮なのかなと思うとそうではなく、まさにそこからは作家同士、クリエイターのあり方に踏み込む話になったのです。 「僕はこの仕事(都知事)をやっていて、テーマが7本も閃いたんだよ」 そこは僕もピンと来ました。僕はのち2020年にNewsPicksパブリッシングから『公(おうやけ)』という本を出しますが、「私の営み」のみを描く日本のこれまでの作家のあり方に疑問を呈していたからです。背景に「公の時間」がなければならない。日本ではなぜか芸術は現実世界と一線を画した場所で産み落とされるべきと妙な不文律があるからです。そんなのは嘘だ、狭い閉じた場所にいて力んでも決してクリエティブにはならない。 「猪瀬さんなら、わかるだろ?」 「わかります」  僕はその言葉で副知事を即座に引き受けていました。     写真説明。清水谷公園の樹木を伐採するのをやめさせ参議院議員宿舎の建設を中止させた。しかしそこが都議会のドンの選挙区であることに僕は気づいていなかった。
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石原慎太郎氏が死去 89歳 東京都知事や運輸相など歴任
NHKニュース
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
衷心よりご冥福を祈ります。  異人、変人、夷人、なによりも偉人です。  石原慎太郎さんが東京都知事になったのは1999年4月でした。東京都は財政破綻寸前だった。  財政再建を果たした功績は大きい。公務員の賃金を下げるのは当時タブーでしたが果敢に労働組合と交渉した。さらに民間の会計制度を導入し都政の無駄な支出を徹底して削減した。  そして現在のカーボンニュートラルを先取りするCO2削減の取り組みを開始し、自動車メーカーの総反対を押し切り、政府が躊躇したディーゼル車排出規制を断行した。  2016年東京五輪招致ではゴミ集積場の100ヘクタール(皇居と同じ大きさ)の中央防波堤に植林し「海の森公園」をつくって都心のヒートアイランド現象をやわらげる努力もしている。2020招致はその環境に優しいという理念を継承することができた。  狭くて不潔な築地の中央卸売市場を近代化させるための豊洲移転も実現に向けての礎(いしずえ)を築いた。  副知事としてつかえ何よりも楽しかったのは作家同士の文学談義でした。天才三島由紀夫との体験的交流エピソード、あるいは露悪的な太宰治の悪口などよく笑いあったものです。  日本には個性的なリーダーが少ない。石原慎太郎は小泉純一郎と並び稀有な存在でした。
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【激変】テスラの翻意でゲームチェンジ。電池ウォーズは新時代へ
NewsPicks編集部
猪瀬 直樹作家、元東京都知事
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