岡里 成晃

やっぱり美容師からの質問が苦手な人っていますよねぇ。 そういう方でもすんなり答えていただけるように自然に質問できる美容師は、人気美容師になる素質があります。 “ワックス付けない人はトップを重く” とか、“巻く人は毛先を軽く” とかっていう技術の選択肢は、求める仕上がりとか髪質とかによってさまざまな判断が考えられるので一律ではないんですが、美容師がする「髪に関する質問」は、実際のところその答えを判断材料とするためにしている質問なので、美容師としては聞かれたままを素直に回答していただけると助かります。 髪に関すること以外の質問でも、例えば「彼氏（彼女）さんはいらっしゃるんですか？」とか「この後はどこかにお出かけですか？」とかでも、その答えによって提供するヘアスタイルやアドバイスの方向性を判断する為の質問だったりする事もあります。 単なる雑談をしているように見えて、意外とその根っこではヘアに繋がっている事もあるんです。

いやいやいや。 「国際的に見て正当な “正義” がロシアにある、だから戦争してOK」みたいな事を言っているわけじゃないでしょ。 ロシアの行なっている侵略は、ロシアの立場から見た正義に基づいている。 それを理解した上で、それと同じように －－－－－－ー－－－－－－－－－－－－－－－ 自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性があるということを自覚しておく必要があるのです。そうすることで、自らの中に自制心を持って、それを拒否することを選択したいと想います。 https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message2022_03.html －－－－－－ー－－－－－－－－－－－－－－－ って話じゃないの？　 自国にとっての正義があっても、自制心を持って拒否する。って言ってるんだから、侵略戦争だのに対してNOと言ってるんだと思うんだけど。

んー、なんとなく違う気がする。 多分この歌詞を「処世術」だとか「抗議」って捉え方は上っ面だけの間違った読み方じゃないかなぁと思う。 もちろん歌詞で描き出しているのは、大人そのものや大人の社会の嫌な部分。 だけど、その裏に込められているのは、そんな嫌な大人に自分も近付いていっている事への反発と嘆きのような気がするんだよなぁ。 歌詞では所々で「私」を登場させてる。 そして、最後にはそれを「アタシ」と言い換える。 「私」という無難な言い方じゃなく、普段使いの言葉に言い換える事でリアルな自分自身を表現して、その自分自身に対して「大概だけど」と言う。 散々「絶対絶対現代の代弁者」、「俗に言う天才」とナルシストに聞こえるほどに強がって言っても、それはそうありたい自分の理想であって、だけど、リアルな自分自身＝アタシは「大概」であると諦めを見せる。 嫌な大人、嫌な社会、そこに近付いていってしまっている自分、それを認めたくない自分。 だからこそ、口汚い言葉で必死に叫ぶ。 って感じじゃないかなぁと。