Picks
5フォロー
27フォロワー
若くして起業すべきではない、これだけの理由
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
「起業すべきではない」ではなくて「焦って起業しなくてもよい」だ。若い起業家がスポットライトを浴びることが多いが、そうでない道も大いにある。
起業はネタとしてはタイミングが重要ではあるが、キャリアステップとして見れば焦る必要はない(変に我慢して嫌なところに居続ける必要はもっとないが)。本稿では様々な経験を積んだ上で起業して成功している人の例が示されている。できるならその時にすればよい。
クリエイティブクラスのモビリティはさすがに高まり、日本企業の終身雇用はすでに崩れた。最初の就職が人生の着地点では全くない。スキルを高められたり新しい分野の経験を積めたり等、色々な意味で良い条件の職場に移りながら経験を積み、キャリア中期~後期に起業というのはとてもロジカル。
EV普及へ日米欧が実行計画、充電インフラ整備促進や走行性能の統一基準…COP26
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
ざっくりしたハイレベルな話のようで、具体的アクションへの距離感はありそうだが、ともかくガラパゴス化回避は良いことだ。
EVの普及は、発電の自然エネルギー化や、蓄電池の性能あるいは製造から廃棄までのプロセスの高度化・合理化、更にはEV蓄電池を用いたエネルギー活用の合理化等の全てを含めた社会変革だ。携帯電話のように日本だけガラパゴスでは、日本メーカーが世界で勝てないなどという話だけではなく、この国の経済社会の孤立や没落に直結する大問題。
EV先進国中国が入っていないのが不気味ではあるが、市場としては独自性を発揮しても、輸出国としては合わせてくる。
トヨタが日本最大級の再エネ企業の「買収」に触手、足掛け3年の猛アタック
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
トヨタのエネルギー戦略の説明かと思ったら、グループ企業のトランザクションの話だった。重要な一歩ではある。
日本及びトヨタのEV化が欧米中と比べて遅れているように「見える」のは、日本の発電が火力中心から自然エネルギーにシフトしていく姿勢が鮮明に示されていないことが大きい。トヨタはじめ日本のカーメーカーが技術的に遅れているとは全く思えないが、火力発電の電力で走る車は社会全体では必ずしもエコではなかったりする面もあり、勢いの差は仕方ない。中国では積極的にEVを出していたりして、社会基盤の問題は大きい。
電力の供給・消費構造を社会的に転換していく道筋が問われているわけで、そこにきちんとアプローチしているのは当然だし、えらい。
アップルが元テスラのエンジニアを採用-自動運転車プロジェクト強化
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
元からApple Carの開発はテスラやグーグル出身者がリードしてきており、そのチームに今回テスラのソフトウェア担当のディレクターが加わった模様。クルマを作るには既存のノウハウはベースとして当然必要で、決してゼロベースではありえず、その上でアップルならではの価値がどう出せるのかということになる。後発アップルは金にものを言わせ人材を引きぬいていて、特にアップルとテスラは近いこともあり、テスラはアップルの人材供給源となっていて、千人単位で動いているとのこと。
Apple Carの全貌は隠されたままで、相変わらずの情報統制力はさすが。外部から小出しにされる情報が様々な憶測を呼びつづける。アップルならではのリフレーミングや洗練がどうなっていくのか早く見たい。
トヨタ、22年半ばに新型EV 脱炭素化に向けて本格展開へ
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
今回の報道は、既に発表済みのEVシリーズの展開の具体的情報。そこまで説明しなくてよいというくらい細かい説明があり、トヨタがEV展開遅れているという論調もあるが、ちゃんとやっているし、やればできるんだよという声が聞こえる感じ。来年から本格展開ということは、もう既に開発実質完了で量産体制の調整中ということだし、その次の段取りもされているはずだ。
外の雑音が大きいのはリーダーなればこそ。充電の利便性はトヨタの問題というより社会課題だし、バッテリーの機能・耐久性もトヨタに限らない共通課題。更には、そもそも発電で脱炭素化されないなど、社会基盤ができていないから、圧倒的リーダーとしては最優先にまだできないというとで、豊田社長もしばし問題を指摘してきた。
日産が赤字構造化したのを単純にゴーンのせいだとしたがる声もあるが、これも単純すぎで、確かにリーダーの責任だが、電動化に過剰に力を早くいれ過ぎて未だにビジネスになっていないという点は大きい。アマゾンもグーグルも先頭ランナーではなかったが、しっかり基盤を作って大きく展開して今がある。先頭が勝つわけではない。次の展開を見守りたい。
“減産100万台” サプライチェーン危機の現場で何が?
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
自動車が減産するということは、サプライヤーも減産するということ。半導体の不足やコロナの影響、さらには電力不足問題等も重なり、サプライチェーンが不安定なので、ジャストインタイム方式が機能不全となっている。そこで、可能なところでは、余裕をもって多めに調達するジャストインケース方式をとるようになっているとのこと。
調達には資金がいる。これからジャストインケース方式は増えるというのは安易。できることならそうしたくても、そんな余裕資金はどこにあるのかという話だ。
これまでは需要予測の安定性により問題はここまで表面化してこなかった。長期的には、部品の削減・統合が一層進み、そこで見せることができる何らかの強みのあるサプライヤーに資金が集中して、サプライヤー自体も統合されていくということなのだろうか。
テスラ株が上場来高値を更新、時価総額が一時フェイスブック上回る
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
過去最高だった四半期実績のアナウンスの後、一時株価が下がったがすぐに持ち直した。株価というのは将来への期待値が織り込まれているものなので、今回のアナウンス程度の良好さは織り込み済みということなのかとクエスチョンだったが、やはり他と比べて出色。他の自動車メーカーが半導体不足や東南アジアサプライヤーのコロナ対応減産の影響で生産マイナスのところ、テスラだけしっかりと代替策を入れ込んできている模様。まだ他と比べて規模が小さいからできるというところはあるが.…斬新なアイデアや企画的な評価がされがちだが「ものづくり」がとてもしっかりしている会社だ。
逆に私には、グーグル、アマゾン、アップルの価値はよくわかっているつもりだが、ファイスブックは、凄いけど、なぜここまで高いのか実のところよくわからない。
トヨタ、世界ブランド価値7位 トップ100に日本勢7社
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
こういう報道されると何だかこのランキングが正しいという印象から入ってしまうが、それなりにしっかりはしているが、あくまでも1コンサルティング会社による分析で、参考。テスラのブランドがトヨタより随分低いが、テスラの時価総額はトヨタの2倍以上で、売上げ利益はとことん少ないから、その価値はほぼ無形価値だがそれをブランドとは言わないらしい(別に文句を言っているわけではなく、主観的総合評価であって、別の見方をすれば別のランクになるということ)。まあ日本車メーカーの信頼や姿勢が評価されていることはシンプルにうれしい。
こういう分析だとヴィトンやグッチやシャネルとか入って来るが、日本のその手のブランドはないのがいつもとても残念。歴史や文化や職人芸が凄いならそういうところに混ざるブランドもあって欲しいところだが、ハイエンド・オンリーでのメジャー化は超難関。戦略として学ぶところは多い。
ショパンコンクール、反田恭平さんが2位 小林愛実さんは4位
Sasahara Akiraフィールズ国際経営研究所 代表
素晴らしい。反田氏は既に十分実績のある方で、年齢的にラストチャンスだった。逆に既に色がついてしまっていてハンディにならないかとも思ったが、しっかり実力発揮。凄いです。ポーランドを拠点にもしており、おそらくここをゴールとして地盤も築いてきたか。そういうマネジメント力もお手本。小林さんの2回連続入選も並大抵のことではない。
ショパンコンクールは、ここしばらく5年ごと5の倍数年開催だったがコロナで延期されていた。元から本当に多くの才能のある人が人生賭けてきている中で、コロナの影響でスケジュールも変わり、従来の様な演奏活動ができないという演奏家として難しい時期を経て、この成果。本当に素晴らしいです。
NORMAL
投稿したコメント