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イギリス「まさかの感染再拡大」が意味すること
東洋経済オンライン
春松 和孝
感染症の基本は"感染させないこと"ですよね。その基本が守れない状況下において、感染が拡大することは必至です。ニュースを伝える人は、この基本を"わかっていない"のでしょうか? ワクチンは"重症化を抑えるため"に打つ訳で、感染しなくなる訳ではないですよ。ワクチンを打って発症する確率は減ったとしても、マスク・手洗い・換気などの基本的な感染防止行動が行われなければ、目・口・鼻からウイルスを取り込む機会が増えることで、発症する確率は上がります。 それから、ワクチンを打ったとしても、発症の2日前から発症後数日はウイルスを排出することに変わりありませんよね。特に発症前の排出量が一番多く、その量はワクチンの有無では影響しないとのこと。発症前なので"気づかないうちに"撒き散らしてしまうんですね。なお、ワクチンの効果として、トータルの排出量には差が見られるみたいです。発症後、日を追ってウイルスの排出量は減っていく訳ですが、ワクチンを打たない場合よりも打った方が減りが早いというデータがあるようです。 軽症者向けの治療薬が出回り始めるまでは、現時点ではまだ"ただの風邪"にはならないですよね。そして、悪化すると両肺に広範囲に症状が出ることから"ただの肺炎"でもない。専門家の見解は、専門家と同じ視点で眺めないといけませんね。 日本はワクチンを打って重症化や死亡する確率が下がったらといって、基本的な感染防止対策を緩めない。なぜなら、日本政府が目指すのは"死亡者ゼロ"だから。"ゼロコロナ"とは意味が違いますよ。 日本の方針が何を意味するのか、ちゃんと理解しましょうね。
東京で36人の感染確認 11日連続で50人下回る 新型コロナ
毎日新聞
春松 和孝
「何が原因で急速に収束に向かっているのか、専門家もわからない」という認識、本当に合っていますか? 10月21日開催、東京都モニタリング会議資料の中からこちらの資料をピックしますね。 ★ 徹底した感染症対策の継続 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/020/461/68/20211021_11.pdf ワクチン、マスク、換気、人流、などなど。その中のどれが一番効果があったのか?という原因究明のアプローチは、問題の捉え方を見誤っているのではないでしょうか。 様々な要素は互いに影響し合い"全体として感染者数の低減に効果的なシステムを生み出している"というのが、世界から見ると奇妙な、そして何度も収束を生み出している日本の感染症対策が"効果的に機能している要因"だと思います。 たくさんの情報が飛び交いますが、ニュースが伝える一部の数字や、憶測や解釈による様々な意見に基づくテレビ番組や記事ばかり眺めるのではなく、政府や自治体、専門家が公開する一次情報にアクセスすることが、コロナ禍の問題と解決策の全容を理解するために有効だと実感しているので、私は昨年3月から実施している"一次情報にアクセスする習慣"を、もう暫く続けていこうと思います。 [追記] 「原因を突き止めないなんて科学じゃない!」と思われる方はこちらの書籍をどうぞ。 ★ 現代システム科学概論 ーシステム思考を支える知の基盤ー 木村英紀著 http://www.utp.or.jp/smp/book/b561893.html システム制御工学の知の巨人は、要素に還元していくことだけではなく、システムをシステムとして全容を捉えるアプローチもまた"現代の科学"であると説いておられますね。 こちらの書籍、概論なので"序章"のようなものですが、文章による論述だけではなく行列や微積分の式を織り交ぜて語られているため、数式アレルギーの方にはキツイかも。数字は出てこないけど変数の記号だらけですので。読本ではないし専門書でもないような、文理融合な一冊。なんだか、科学リテラシーの担い手からの新たな挑戦のように感じていますが、秋の夜長にいかがでしょうか?
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【削除されました】養殖物2021年10月27日(水)
note(ノート)
「新聞読んでる10代ほぼゼロ」という衝撃の調査を受けて
文春オンライン
春松 和孝
[再掲]20代の後半、一人暮らしをしていたのですが、インターホン越しに新聞購読の勧誘に来た方とやり取りしたことがありました。 --- 相手「こんにちは、どちらか新聞読まれていますか?」 私「読んでいませんけど、情報は新聞以外のメディアから得ているので要りません」 相手「今はデジタルで色んな情報が得られるようになってきましたけど、新聞は大事なんです。新聞が必要とされる時期はそのうちやってくるんですよ。だから購読しませんか?」 私「へえー、そうなんですね。だったらその時期っていつ頃ですか?」 相手「・・10年、くらい先、かな?」 私「だったら10年後に来てください。その時考えます」 翌朝、集合ポストには木の枝が入っていました。 --- ネットのニュース。マスコミはなぜ、切り貼りしてニュースを伝えるのでしょうか?その理由はマスコミの種類によっても異なるのかも知れません。 大手新聞社が"オールドメディア"と呼ばれるようになり、新聞の価値について、世間はどう考えているのでしょう?新聞社は新聞の価値をどう考えているのでしょう? 結局のところ、無料のネットニュースではなく「お金を払って新聞をしっかり読め!」という訓示なんですよね。動画や要約だけで"わかった"と勘違いし、自分の理解力の無さを他人に責任転嫁している社会に対する、オールドメディアによる警告。そろそろ、活字や新聞の価値を再認識しなければならない頃合いかと思います。 マスコミにはマスコミの論理がある。"マスゴミ"という言葉を私が使いたくない理由です。
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【削除されました】養殖物2021年10月26日(火)
note(ノート)
春松 和孝
ユダヤ人の大量虐殺という"ホロコースト"はなぜ起こったのでしょうか?600万人もの命が短期間に人の手によって失われたという事実。「エルサレムのアイヒマン」という書籍の著者である哲学者ハンナ・アーレントは「官僚制度」の特徴である"過度な分業体制"に原因があると分析しています。 独裁者ヒトラーが諸悪の根源だった!としても、実際に刑を執行したのはヒトラーではなく一般の市民だった訳です。この人達に自制心や良心の呵責はなかったのか?と疑問に思うのが普通ですが、この"良心の呵責"を起こさないためのシステムが「過度な分業」であり"作業をできる限り分断し責任の所在を曖昧にすること"だとアーレントは指摘しています。作業者は皆、私は〇〇をしただけ、皆がやるので反対できなかった、悪いのは私ではない、などなど。誰も"まさか自分に責任があった"とは考えない。なぜならこれは、自分に責任を感じずに淡々と刑を執行できることを目的として作られた"システム"だからです。 なお、このアーレントの書籍には"悪の陳腐さについての報告"という副題がついています。システムを構築したアドルフ・アイヒマンは冷徹な極悪人ではなく、小柄で気の弱そうな普通の人、上司の命令に"御意"と反応するイエスマンでした。陳腐とは"ありふれてつまらないもの"という意味です。つまり"システムを無批判に受け入れるという悪"は、"システムを意識しないことによって、気づかないうちに誰もが悪事に加担してしまう可能性がある"ということです。 現在のように分業がスタンダードになっている社会では、私たちは悪事をなしているという自覚すら曖昧なままに、巨大な悪事に手を染めることになりかねません。多くの企業で行われている隠蔽や偽装は、そのような分業によってこそ可能になっていると、山口周さんは著書「武器になる哲学」の中で指摘されています。 では「分業をやめれば解決するのか?」というと、そうではありません。問題の原因は結果の裏返しではなく、もっと深く、問題の構造・メカニズムを読み解いていかないと、問題はまた繰り返されることになります。 「どうしたら解決するのか?」の前に、そもそも"第一ボタンからかけ間違えていないのか?"を自問自答する必要があります。問題の捉え方・解決に導く考え方自体を"ゼロから見つめ直す"ことが、解決への近道になると確信しています。
東京で新たに17人感染 今年最少、前週比12人減 新型コロナ
毎日新聞
春松 和孝
感染者数、順調に減っていますね。ドイツでも再拡大してきており、海外でもデルタ株の感染力は衰えていないのに、なぜでしょうか?確実に言えることは「感染を拡大させる行動が減っているから」ですよね。 繰り返された"緊急事態宣言"による経験学習なのか、"新しい生活様式"の刷り込み効果なのか、それとも慣れなのか。マスクを含め、手洗いやアルコール消毒などの基本的な感染防止が定着してきていることも、一つの要因なんでしょうね。 昨年からテレワークを徹底されているホワイトワーカーには街の変化はニュースでしか知り得ないのかもしれませんが、第1波、第2波の"緊急事態宣言明け"には、あからさまにマスクを外している人が増えていたのに対し、今は"緊急事態宣言明け"なのに、かなりの人がマスク着用ですよね。 ウレタンマスクも減り、不織布マスクが増えてきたことも要因だと思います。「ウイルスの方が小さいからマスクは通過する」という意見もありますが、不織布マスクはブラウン拡散や三層構造などの作りによって、ウイルスをマスクで止める効果が高いみたいですね。だからマスクの表面は触らないように、気をつけないといけませんね。 飲食店を含め、商業施設でも感染対策は継続しています。この継続が力を生んでいるんでしょうね。この先、ニュースの煽りに乗って"元通り"を拡大解釈される方が、感染源とならないことを願いたいですね。1人の株から全国に広まった第2波の失敗は繰り返したくない!というのが、コロナ対策の専門家の考えだと思っています。
東京都 新たな感染確認は19人 ことし最少 新型コロナ
NHKニュース
春松 和孝
数字が最少となりましたが、いつも通り数字以外のコメントです。今日は「失敗」について、書きますね。 --- 「私、失敗しないので」という名ゼリフの某ドラマ、今回はコロナ禍の今を題材にスタートしましたね。"なぜ"失敗しないのか?この言葉の意味は、ドラマをずっと見ている人は理解できていると思いますが、少し解説致します。 ドクターXは、手術を行った場合にどのような変化が予測され、そのときに何が必要となるか、変化に対してどのように対応するかを事前に頭の中でシミュレーションし、ノートに書いています。一分一秒を争う手術をしながら、常に状況を見つめ、変化を見逃さない。問題が起きたときに、その変化に応じて柔軟な対応を選択していく。最悪のケースを含め、あらゆるリスクに備えておく。だから"失敗しない"訳ですね。 「私たち、失敗できないので」というのは、行政・政府が背負う"無謬性"のこと。"無謬性"とは「ある政策を成功させる責任を負った当事者の組織は、その政策が失敗した時のことを考えたり議論してはいけない」という信念のことです。 "失敗できない"から、最悪のケースを想定し危機管理をする。海外の事例も冷静に分析し、日本の戦略の糧とする。「国民の命と経済を守る」と宣言している以上、死者数が減るだろうからという理由でマスク解禁にはしない。だって、目指すのは"死者数ゼロ"だから。英国・米国のようにワクチンだけに頼った解決策ではなく、様々な手段をミックスして問題解決を目指している訳ですよね。コロナによる問題は、既に様々な要素が相互に影響しあった"適応課題"だからです。 そして、大事なセリフはもうふたつ。 「御意」と「致しません」ですね。 マスコミが仕掛ける世論に忖度しての「御意」は「致しません」というスタンスで、起きている事実を批判的に眺め、日本の未来を作るために必要な対策を続けていって欲しいと願います。 [追記] そうそう、マスク解禁の副産物は"新たな変異株"というのはご存知ですか?通称"デルタプラス"であるAY.4〜AY.11は英国、AY.12はイスラエルが初検出国ですよね。"失敗できない"日本政府が、感染爆発に繋がりかねないハイリスクな選択はしませんよね。
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