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【大増殖】創業2年で250店舗の「うなぎ屋」が常識破りすぎた
NewsPicks編集部
村上 和巳フリージャーナリスト
うちの近所にも成瀬ができましたが、なぜこんな場所?というのが第一印象だったので、鰻屋は「鰻を食べたい」が先立つので三等地で良いという冒頭の発言に妙に納得しました。 しかも、あまりにも大胆な「うなぎでこの価格なので、接客や内装がしっかりしたものでなくとも、大目に見てもらえます」の発言は納得とともに大笑いました。これってスーパーで鰻を選ぶときに中国産を選ぶ人にあるであろう、「普段気軽に食べれるわけではない高価な鰻なんだから、安い中国産でも良い」に通じる心理ですね。 個人的にもっとも感心したのは人材採用。今やどこの飲食店でも店頭でアルバイト募集を張り紙を見かける人手不足ですが、オペレーションの徹底的な効率化と営業時間の設定で、主婦層と学生を確保しているという点。 そして鰻の商品性と加盟店の収益性を重視した三等地・居抜き物件確保という、やや失礼な言い方をすれば場当たり的な出店が可能であるがゆえに立地形態ごとの店舗経営データが蓄積されていて、加盟店を支援できるというのもすごい。 ちなみにたまたま偶然なのですが、最近、複数店舗の飲食店を経営する会社に勤務する友人から、そのうちの1店舗を成瀬にした話を聞いたばかりです。 それによると、当初成瀬に転換しようとした店舗は断られ、別の店舗を転換したとのこと。断られた理由は、すでにその地域で先に手を上げていた店があったからということでした。たぶん商圏が重なって成瀬同士で食い合いにするのを避けているんでしょう。 いずれにせよ「ほどほど」とは言いつつ、バックヤードはかなり徹底的に合理的・効率的に運営しているのはとても興味深い。
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【保存版】地震に水害…東京は「激甚災害」に耐えられるか?
NewsPicks編集部
村上 和巳フリージャーナリスト
東京都自体の防災・対策は記事にもあるように徐々に進化しています。むしろ今後進化すべきは住民の意識だと以前から感じています。 防災対策というと、食料の備蓄などに目が向きがちです。これは手軽に取り組めるからというのもあるかと思います。確かに記事中にあるような食料の備蓄などはある程度必要ですが、備蓄食料がなくて命を落とすようなことは現在の日本ではほとんどありません。 以前から指摘されているように地震時の死亡原因ほとんどが家屋倒壊などによるものです。その意味で特に戸建て居住者の場合は、自宅の耐震化のほうが食糧備蓄よりもはるかに優先度が高くなります。 もっとも家屋の耐震化はそれなりの費用がかかります。だからこそ記事でも紹介されている被害想定マップなどを確認して、自分の自宅のある地域でどのような危険があるかを知ることが先決。 リスクを知れば、知らないよりも高いお金をかけることへの納得感が醸成されやすくなります。 一方で賃貸住宅の場合は耐震化を自分でできるわけではないので、避難所の確認がまずは食糧備蓄などよりも優先されます。 特に災害時の公的支援などの情報は個人宅にいて収集するより、公的避難所に行った方が効率的に収集できます。
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【大胆】心臓に細胞注入。「世界初」心不全治療ベンチャー上場
NewsPicks編集部
村上 和巳フリージャーナリスト
日本では今後、高齢化により心不全患者が急増する「心不全パンデミック」が到来すると、従来から医療関係者の間では指摘されています。 現状では薬物治療がファーストチョイスになりますが、結局のところ悪化・寛解を繰り返して衰弱して死に至るという状況です。心不全の場合は悪化すると必然的に入院になるので、それだけ医療費がかかることになります。 比較的若年の心不全の場合は、心臓移植という究極の選択肢もありえますが、現在はドナー不足という問題もあります。 そうした中でのiPS細胞による心不全治療の位置づけは、若年者ならば心臓移植までのより負荷の低い繋ぎ、高齢者ではよりQOL良好な延命といえます。 今回のHeartseedの心筋球は、個人的な印象としては阪大の澤教授の技術を使ったiPS細胞による心筋シートより一歩先んじているかなと思います。 加えてノボノルディスクがバックについたことも大きいですね。国際的な製薬企業の中でも手堅さで知られるノボが付いたことはこの技術の有望さの裏付けとも言えます。 また、実用化に至った時にベンチャーでは世界的な販売網を構築することは難儀です。その点、ノボとの提携が生きてくるでしょう。
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