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中国不動産開発・花様年、2億ドル返済できず 社債は過去最安値
唐 先智イージステクノロジー株式会社 代表取締役社長
前職の会社がニュースとなりました・・・・
会社離れた後もう5年近く連絡取っていないため近況がよくわからないが、それでも少し驚きです。
友人でもある社長は頭がよくてかなり慎重な人物なんですが、2019年に会社の拡張スピードに不満を持った会長は実務復帰で拡大路線に切り替えました。それはいまの事態につながったかもしれません。
それにしても、花様年の財務状態は数多くの中国不動産企業の中ではまだ(比較的に)マシなほうで、もっとやばい不動産企業はいっぱいあります。まあその多くは国営企業で、花様年のような民間企業ではないですが・・・(それでも、花様年の会長は江沢民政権のNo.3の人の親戚だが)。
今回の状況も、恐らく債務超過ではなく銀行の貸し渋りによるキャッシュフローのショートではないかと思います。これは中国企業共通の話ですが、ドル建ての社債の金利が10%超えなのに、人民元建ての社債はほとんど6-7%程度です。もちろんみんなは人民元建ての社債にしたいのですが、マーケット未整備・銀行の姿勢などなど、いろんな制限でドル建て社債を頼ざるを得ません。中国国内の人民元建ての金融マーケットは、資本主義の論理で回ってるマーケットではないですから・・・。
いよいよ、中国政府が無理矢理にコントロールしてきた不動産マーケットの激変が中国政府の手に負えなくなった状態なのですかな・・・・??
恒大問題で揺れる中国経済、電力不足が次の危機に発展も-生産抑制で
唐 先智イージステクノロジー株式会社 代表取締役社長
環境問題とかあんまり関係ありません。原因は簡単。
中国は成長を止めたくない(そして不動産バブルがはじけそうでやばいから)から金融緩和やめることができないが、不動産への流入に厳しく制限しているから、お金がほかの分野に流れたわけです。
それと同時に中国はオーストラリアに制裁するために鉄鉱石と石炭の輸入をストップさせましたので、国内の石炭価格が上昇。(国内の石炭生産は環境問題や汚職問題でついさきに制限かけたばかりです)それにお金が流れてきたのでさらに価格を押し上げました。
その影響で発電コストが上がり、電力会社が発電すればするほど赤字になってしまい、今回の電力不足になってしましました。
【ネオ文革?】中国ビジネス”異常事態”の裏側
唐 先智イージステクノロジー株式会社 代表取締役社長
李光満の件について、日経の中沢さんがよく分析してくれました。個人的に中沢さんの見方(周りの出方を測るという、「水温」を測る動き)が正しいと思います:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK06AW20W1A900C2000000/
習近平政権になってから中国がずっと変わり続けています。異常事態とはいえ、いますぐそうなってしまったのではありません。兆候は2014年頃から既にはっきりと捉えるようになりまして、いまの状態はその延長線上にある産物です。とはいえ、習近平による激しい政治闘争の影響はかなり広く、そしていまさらに民間やいままで政治闘争と無縁なところまで広がりつつありますので、注目が必要です。
NORMAL
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