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バイデン氏、来年1月まで「大統領の仕事に集中」 米国民向け演説で
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
結局、直前まで続ける続けると言い張っていたものを翻意した直接の理由や「本人の名誉を保った撤退シナリオが必要」的なしきりとメディアが報じていたそのシナリオとやらも、何ひとつ説明はなかった。そして説明が無い事に世間もメディアもハリスや他に興味が移り気にしておらず、撤退決断そのものが賞賛に値するという雰囲気に世論は包まれている。
トランプやバンスらが主張する、選挙から降りるなら今すぐ辞任しろというのは一見理に適っているように聞こえる一方あと数カ月と4年では大違い故さほど世論の同調は得ないだろう。
米国と世界をギリギリまで振り回してしまった事への弁明が一切なかった、とは言えもって改むるに憚る事なかれを実践した事に対する敬意、微妙に入り混じった感情を想起させるバイデンという半世紀にわたるプロ政治家の実質的引退会見であった。
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【激変】「イーロン・マスク独裁」で、Xがカオス化している
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
空飛ぶクルマが欲しかったのに手にしたものは140文字だった、というピーターティールの名言を借りるまでもなく、当初から一貫してTwitterの買収はマスクの才能の無駄遣いだと思っている。マスク買収前からTwitterは経営者の内紛や度重なる交代もあり1ミリも改善も改悪もないままだったところ買収により変化を期待する向きもあったが、そこからしたらむしろさほど変わっていないという見方もあろう。なお実際は個人による買収、所有ではなく著名なVC、PEも名を連ねているが案件としては今のところ大失敗の様相で、これから巻き返すためには出会い系や決済機能を含めてより大胆な施策がなされるだろうが色々他に忙しくてむしろ歩みが遅い。が上場会社でもないので文句が表面化しずらい。
XとスペースXの本社もテキサスに、加州からの移転をマスク氏発表
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
これはマスクがプラグマティックな経営者であると同時に強烈な政治的イデオロギー論者でもある、もっと言えば保守論者である事を端的に示す新たな例だろう。そしてそれがトランプ支持を明示した本質的理由だろう。
今回の直接的な引き金はAB1955という教師が生徒の性自認の変更について家族に通知することを義務付けることを禁止する法案につきニューサム知事が署名した事にマスクが噛みついているもの。AB1955とは要するに親ひいては個人の権利を守る保守の立場と、LGBTQ活動家との対立イシュー。ニューサムは強烈な左リベラル。故に後者の立場を推進し、マスクはそれに対立していた。これはイデオロギー論争。イデオロギーとは個がそれをもって立脚する根本的価値観にてえてして感情論も含め対立する。アメリカの分断の理由もそれが大きい。したがってSNSで二人は罵り合いに発展している。
https://x.com/GavinNewsom/status/1813352967946592648
トランプが当選すると当然にDEIやESGなどが大きく後退するだろう、そしてマスクはそちらの立場の人間である。
トランプ氏を共和党の大統領候補に正式指名、副大統領候補にバンス氏
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
面白すぎる。この人。https://newspicks.com/news/2722441/body
ラストベルトの絶望家族のもとに生まれ、這い上がって一流大学の切符を手にして弁護士となり、そこまでの人生を本に書き大ベストセラーとなりネトフリ人気ドラマとなり、飽き足らずセレブ投資家を口説いてVCもどきを始め、それもじき放りだし政治家になり、そして今回時の人トランプのランニングメイトとなりアメリカ副大統領まで上り詰める。しかもここまででまだ30代。
前回のVPペンスとは年齢、職業政治家か否かなど色んな意味で真逆。今回も白人男性を選ぶトランプ氏はいかにもアンチDEI的で、VPもスポークスマンも主要ポストも軒並み女性、非白人、性的マイノリティらを登用しているバイデンとは真逆。ちなみに今回のトランプ狙撃のSP責任者つまりバイデン政権が任命したポストだがそれも女性。が彼女がトランプを守るどころかトランプの背中に隠れてしゃがんだように見える写真により批判されている。たまたま写真の角度かまだ事実はわからないが、ともかくも天然も戦略も含めこういうナラティブを産んでしまうトランプは相変わらずで衆目を浴びてしまう。
トランプ氏銃撃、容疑者は20歳の共和党員 単独犯とFBI
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
狙撃前から狙撃者とは反対側に護衛側のスナイパーが銃を構えているのが映り込んだ動画がSNSに流れている。そうした備え故に事が起きた直後にほぼ一瞬で犯人制圧できたという事だろうし、もっと言えばその備えがあったからこそ犯人は135Mという遠距離までしか近づけず、したがって外したとも言えるだろう。同じ元職の銃撃事件で真っ先に日本の安倍元首相の件が想起されるが、あれは目と鼻の先の距離だった。銃社会か否かという大前提の違いは無論あれどあまりに備えが雲泥の差である。あの事件で日本の世論はVIP警護強化を口角泡を飛ばし論じていたが果たしてその後改善したのか、それについて言えば先日とある驚くべき現場を日本で目撃してしまった、とうてい改善には程遠いと思わせる現場を。再びの悲劇が起きない事を祈るばかり。
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【解説】上場相次ぐ宇宙企業。早期の黒字化見通しも
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
スペースXは未上場企業である、そして売上高が既に兆円単位ある。ど真ん中で世界のフロントランナーである故。
ーSPACという仕組みの問題点が露呈したことで、SPAC上場した宇宙企業の株価も低迷しているというー
これは間違い。仕組みの問題ではない。単なるバブルだった、という話。SPACは昔からある手法でバブルになると多用され弾けるとなくなるだけの話で、本質的には赤字ハイパーグロース株式の低迷でありSPAC銘柄以外も赤字テックはみなダメなのである。
つまり米国市場では、コロナバブル期に宇宙関連含め多数の赤字テック企業が高値で上場し、今はそれら株式は7割前後の企業価値が剥げ落ち、同様のIPOはそれ自体が出来なくなっている。
日本がそうなっていないのはマクロ環境が異なるから、インフレが諸外国では唯一起きず、したがって株価は上げこそすれ大して下がらず、IPOもあまり低迷せず、したがってスタートアップ資金調達もほとんど低迷していないから。
これは諸外国では真逆。
その点が話の本質。
「日本に予算増加させた」 バイデン氏、また失言
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
世界の期待を背負いあなたに資質が無い事をなんとか認めさせようする30分間のインタビュー、それに対してひたすらムキになって反論し続けるバイデン、という異常かつ残念な内容だった。
バイデンが反論で何度も使ったフレーズ「I’m the guy who did ~~」 その一つに、日本人に予算増やさせた男だ、というのがあったのだが、トランプ的というか、品位があるとは到底言えない表現。
最後は説得出来なかったインタビュアーが憤慨したように今日はサンキュー、と言ってブチっと切って終わった。
相変わらず言い間違いやどもりが多く、声はいつものシワがれてハリのないそれだった。
あのディベート来もはや世界中が辞退を望む現職大統領候補に対しそれを本人のみが頑なに拒む幼児性を備えた老人という構図が確定してしまった悲劇。
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【炸裂】人間・孫正義が新会社「SB Tempus」に懸けた想い
蛯原 健リブライトパートナーズ 代表パートナー
この会社はつい2週間まえに上場したばかりだがこの発表で少し持ち直したもののIPOから株価は4割も下げていた。さらにその2ヶ月前にSBGは投資している。赤字グロース株の市場評価が全くダメなこの時期にこの会社は数百ミリオンの大幅赤字であり黒字化はしばらく先を見込んでいる。
この会社の社長はグルーポンで名を上げたシリアル起業家で4社も上場させている。しかしいずれもその後は上場廃止または廃止目前となっている。
つまり極めてリスキーな案件で親会社ごと倒産する可能性がなくは無い会社に投資するだけでなく150億円投じてJVを作る。投資ではなく経営主体になるのだから当然に追加投資もあり得るだろう。
もっと穿って見るならIPO直前ラウンドで投資した会社の株価が上場後ダダ落ちしたため株価や業績を支えるためにこのJV発表をした、と邪推する向きがあってもおかしくは無い。
という事で美しいストーリーは良いが普通の会社であればまずなし得ないリスクの取り方だろう。
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