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予約9倍のニセコの深刻な人手不足
大本 綾株式会社レア 共同代表
なぜ、デンマークの首都・コペンハーゲンにあるゴミ焼却発電所の屋上にはスキー場ができたのか?不思議に思われた方もいるかもしれません。実はコペンハーゲン市の前市長は2025年までにコペンハーゲンをカーボンニュートラルに、そして2030年までにはデンマーク全体のCO2排出量を70%削減すると宣言しています。
貴重なエネルギー資源である”ゴミ”を焼却する施設はこれらの目標を達成する上で重要な存在ですが、大抵のゴミ焼却施設は機能重視で殺風景な厄介な施設として捉えられがちです。そこで、ゴミ焼却場の屋上をスキー場にすることで、市民の人たちがスキーやボルダリングを楽しみながら、サステナブルな取り組みに関われる施設を作る解決策に至った話が映画では描かれているのです。
持続可能な社会を実現するために、必ずしも深刻に退屈なことをする必要はなく、楽しくやってもいいじゃないかという考え方で「快楽主義的持続可能性(Hedonistic Sustainability)」という言葉がありますが、日本でも持続可能な未来社会を考える時のヒントになる事例ではないでしょうか。
失敗の受け止め方
大本 綾株式会社レア 共同代表
失敗してしまった時、どうして失敗してしまったのだろう?と悩むことは誰しもあると思います。そんな時、〇〇だったから、失敗した、という分かりやすい因果関係によって失敗した経験を振り返ると、〇〇さえしなければ、失敗はしないだろうといった思考になりがちです。もちろん過去の失敗経験から学ぶことは大切ではあるものの、過去の経験から得た学びが未来の課題に常に通用するとは言い難いVUCA時代を私たちは生きています。
だからこそ、「よく分からないけど、〇〇や〇〇が関連しているのかもしれない」と相関関係で失敗を捉える思考に変えてみると、何が起きたとしても変化や不確実な状態を受け入れ、ネガティブ・ケイパビリティを持って物事に取り組みやすくなるのではないでしょうか。みなさんにとって何かの参考になれば幸いです。
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