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WHO、マラリア予防ワクチンを初承認 「歴史的な日」(写真=AP)
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
「抗マラリア薬との併用で死者や重症者を70%減らす」ことがワクチン承認の決め手になったようですが、日本人研究者の赤畑渉さんが開発中のマラリアワクチンは、アメリカ陸軍の施設で行われた治験で100%の予防効果を示しました。(治験の様子はNHKのサイエンスゼロで報じられました)
コロナ禍で遅れているアフリカでの大規模な治験が進めば、今後数年のうちに、毎年マラリアで亡くなっている40万人以上の命が救われるようになるかもしれません。
現在、コロナワクチンの開発にも挑んでいる赤畑さんの半生について、こちらに書きました。よかったらご一読ください。
「マラリア、デング熱、コロナ、がん──新型ワクチン開発で世界を救うワクチン研究者・起業家の軌跡」
https://signal.diamond.jp/articles/-/804
「廃棄野菜のクレヨン」で一発逆転シングルマザー
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いた川内です。
こちらは、昨日発売の新著『ウルトラニッチ 小さな発見から始まるモノづくりのヒント』収録記事の短縮版です。
https://amzn.to/3oa4Z47
廃棄野菜で色付けした「おやさいクレヨン」生みの親、木村さんの知られざる壮絶な半生。今までどのメディアにも明かしていなかったこの話を書かせてくれたことに感謝です。
デザインもコンセプトも優しくて素敵なおやさいクレヨンは、虐待サバイバーで、自ら「ワーキングプアだった」と語る木村さんにとって起死回生の商品になりました。
この記事を書いた時、木村さんが言ってくれた「私の経験が誰かに勇気を与えてくれると信じています」という想いが、たくさんの人に届いてほしいです。
月面で食料生産、長期滞在へ 政府プロジェクト起動
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
これは!イエバエベンチャー、ムスカの出番ですね。
なにせ、ソ連時代の科学者たちが「火星到達」を目指してあらゆる実験を繰り返した結果、生み出されたのが1200世代かけ合わされたスーパーイエバエ。
狭い空間でも生きながらえるタフな幼虫はあっという間に人間の排泄物を食べ尽くし、その幼虫の排泄物が超良質な肥料に、幼虫を乾燥させると超良質なタンパク質になるという、一虫三役をこなすエリート。
今やこのスーパーイエバエを有してるのは世界でムスカだけ。宇宙時代に日本のベンチャーが脚光を浴びるかもしれない。
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/21911
大坂なおみに罰金1万5000ドル 拒否続けば大会追放、GS出場停止も
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
大坂さんの目的はなにかを勝手に推測します。
僕は海外メディアに詳しくないので日本メディアを例に挙げると、日本人の記者はしばしばスポーツ選手の会見で本筋ではない、場違いとも思える質問をします。
例えば、↓のブログにあるような形です。
(検索したら見つけたものです)
http://www.kagayagolf.com/melway/mel115.html
ゴルフのジョーダン・スピース選手の会見で、日本人記者が2週間前に行われた松山選手のプレーオフについて尋ねたと。もちろん、ジョーダン選手にとっては、なんの関係もない質問です。
スポーツの会見の裏側では、はこういう「なんで今その質問?」という場面は、少なくありません。
こういうのもありました。
↓
「トリプルアクセルに声をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?」――。浅田真央選手の引退記者会見でNHKアナウンサーが発した質問に賛否両論が巻き起こったようだ。
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO17183650R00C17A6000000/
大坂さんについても、下記の記事を見つけました。
【大坂は、プライベートでは人気ラップ歌手YBNコーデーとのラブラブぶりが話題になっています〜】
https://www.nikkansports.com/entertainment/column/chitose/news/202102230000178.html
試合後の会見で、「彼氏に伝えたいことは?」と聞いている記者の姿が目に浮かびます。
大坂さんは恐らく、大会や自身のプレーについて質問されるのを嫌がっているのではなく、上記にあるようなプライベートや場違いな質問に嫌気がさしていると推測できます。僕はメディア側の人間ですが、その気持ちは分かります。
大坂さんは、最終的に記者会見に復帰するでしょう。しかし、今回の行動で自分の意志をしっかり示したことで、記者側の質問内容のハードルが高くなったはず。それが彼女の目指したところではないかなと、メディアの端くれとして思います。
「和菓子はすべて独学」1日3000個売れる"カラフルおはぎ"が大阪で誕生するまで
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いたライターの川内です。最近、SNSで映えるユニークなおはぎが増えていますが、「森のおはぎ」はその先駆けです。
最大で1日3000個売れるおはぎは、とてもカラフルでかわいらしく、そのうえ美味しい。それが人気の理由だと思っていましたが、森さんの話を聞いて、それだけじゃなかったと気づきました。
見た目、食材、価格、接客、立地、デザイン。おはぎを作って売るというシンプルな仕事ですが、今もスタッフと一緒におはぎを握り、店頭に立つ森さんののこだわりは、おはぎ屋さんという枠を超えて、なにかしらビジネスのヒントになると思います。
よかったらご一読ください。

【藤原和博】隈研吾が「子どもたち」のために施したデザイン

【沖縄発】ブータンを驚嘆させた「養鶏育成率98%」の秘密
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
3日連続の農業特集、ラストを飾るのは沖縄のみやぎ農園です。
みやぎ農園は、従来の「農家」のイメージを覆す存在です。なにがほかと違うのかは記事をご覧いただくとして、その核となるのが薬剤を一切使わない養鶏法。
みやぎ農園の会長で、日本大学の農獣医学部(現在の生物資源科学部)卒の宮城さんが徹底的な科学的アプローチで編み出したこの養鶏法だけでも驚嘆でした。
この養鶏法から始まり、近隣の野菜生産者も仲間に加えて、みんなで発展していこうという独自の取り組みが評価されて、宮城農園の取り組みは今、ブータンに輸出されています。
日本では、質の高い生産物を輸出するのがひとつの目標になっていますが、「仕組み」の輸出には大きな可能性を感じました。ぜひご一読ください。

東大卒NASA経由、課題解決のプロが挑む「農業流通革命」
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
農業特集2日目は、エムスクエア・ラボの加藤百合子さんです。
加藤さんは、農業界で異色のキャリアを歩んできた方です。詳細は記事に記していますが、東大農学部→航空宇宙工学やMBAで有名なイギリスのトップ校、クランフィールド大学の大学院→アメリカでNASAのプロジェクトに参画→キャノン入社→静岡の産業機械メーカーの研究職→エムスクエア・ラボ起業。
僕の印象を一言で言えば、天才肌。その才媛が、いくつかの試行錯誤を経て、農業界の大きな課題のひとつ、流通の改革に挑み、新風を吹き込んでいます。
生産者の手取りを従来の農協出荷より倍増させ、取引先は農協経由よりもフレッシュな野菜を購入できる…だけならECによる直販と変わりませんが、加藤さんが編み出した「やさいバス」はこれに地産地消や、ECに参入するのが難しそうな高齢の生産者も参加できる仕組みです。
国内だけでなく、インドやケニアからも導入したいと問い合わせが来るという流通改革と、そこに至るまでの加藤さんの取り組みは、聞いていてワクワクしました。ぜひ、ご一読ください。

音楽プロデューサー小林武史は、なぜ「農業」に賭けるのか
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
2018年夏の「農業は死なない」、昨秋の「ネクストファーマーズ」に続いて、3度目の農業特集。今日から3日連続で記事がアップされます。
トップバッターは、音楽家の小林武史さんです。ご存知の通り、サザンやミスチルのプロデューサーとして知られる音楽界の大御所が、なぜ農業特集に?と驚かれるかもしれませんが、小林さんは「持続可能な社会」を実現するために、農業にも真剣に取り組んでいます。
その舞台は、昨秋、千葉の木更津にオープンしたクルックフィールズ。小林さんは10年前、残土置き場だった広大な土地を買い取り、土作りから始めて、現在は有機農法で育てた作物やハーブなどが豊富に実り(ニンジンは年間100トン出荷)、牛やヤギも飼育されています。
今回のインタビューで印象的だったのは、小林さんの知識の豊富さでした。話のなかに科学者や哲学者の名前がスラスラと出てくるのを聞いて、ファッションや軽い気持ちではなく、普段から持続可能な社会とはどんなものか、実現するにはどうしたらいいのかを真摯に学び、吸収しているのだなと感じました。
小林さんがなぜ持続可能な社会に関心を持ったのか、それがどうクルックフィールズにつながっているのか、その原点についても話を聞いています。ぜひご一読ください。

仕事と遊びが一体になれば、“失敗”も怖くなくなる
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いたライターの川内です。
バリバリ文系の上田さんが、グーグルとユーチューブを頼りにたったひとりで複雑な機構の開発を進めていく話は、聞いている時に鳥肌が立ちました。
その鳥肌の理由は、上田さんからこの連載のテーマでもあるポジティブな意味での「狂気」を感じたからだと思います。
この狂気に触発されるように、藤原さんが要所要所で革新的なアイデアを出し、仕掛けをして、上田さんが壁を突破するのをサポートする。
すると、このプロジェクトに魅せられて、手を貸す人が次々と現れる。実は、この原稿にどうしても書けなかった巨人も、このかき氷マシンに興味を持ち、既に動いているようです。
狂気が伝染し、渦巻き、台風のようになっているこのプロジェクトがこの先どうなるのか、今後も追っていきます。ドバイの石油王の邸宅でプレゼンすると聞いたら、駆けつけます。
上田さんの猪突猛進ぶりについては、昨秋に書いた【1台200万円のかき氷マシン。奈良の連続起業家が58歳で挑むモノづくり】(https://newspicks.com/news/4220115/)をぜひご一読ください。

1台300万円。奈良で生まれた「型破り」のかき氷マシン
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いた川内です。
僕が抱く藤原さんの印象は「着火マン」です。
時計も、かき氷マシンも、明後日から始まる学校の話も、情熱だけでなく、冷静な計算をもって周囲の人の胸のうちに火をつけて、大きく燃え上がらせる。ユニークな発想を妄想で終わらせない。
今回の記事では、藤原さんに着火されて、奈良の上田さんのなかに眠っていた狂気(いい意味です)が目覚めたと感じています。
上田さんの猪突猛進ぶりについては、昨秋に書いた【1台200万円のかき氷マシン。奈良の連続起業家が58歳で挑むモノづくり】(https://newspicks.com/news/4220115/)をぜひご一読ください。
JDI元幹部が死亡 自殺か 5億7800万円着服したとして解雇
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
一番重要なのは、記事の最後にある【着服とは別に、当時の経営陣からの指示で「過年度決算で不適切な会計を行った」などとJDI側に説明したとされ、同社が社内調査をしている。】の部分では?
アエラのウェブ版に掲載された週刊朝日の記事には、下記のように記されています。
→【経済産業省が出資する官製ファンドの現INCJを通じて投入された資金は、累計で4220億円。うち1874億円は戻ってきたが、まだ2千億円以上は残っている。私たちの血税が無駄になったことがはっき りすれば、政治問題になるのは避けられない。】
https://dot.asahi.com/amp/wa/2019062700019.html
巨額の税金が投入された企業で、経営陣手動による不正会計が暴かれたら、まさしく政治問題。
亡くなった方の遺書的なものが、自筆ではなくスマホに記されていたとありますが、それなら誰でも好きなように打ち込むことができますね…

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