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アイスペースの月着陸船、予定時刻頃に通信途絶…着陸の成否は不明
藤原 寛朗一般社団法人SPACETIDE
ミッション2のマイルストーンを10個中8個達成しておりますので、非常に大きな成果を得たのは間違いありません。
また実機での航行データを得たことで、エンジニアリングの観点で次はどこに気をつけたら良いかをフィードバックさせた開発ができるため、これからの開発精度は格段に向上します。
(地上試験モデルとかも製造はするものの、どうしても宇宙空間、および月面着陸環境を完全に模擬した試験は仕切れないため、実データは値千金の価値を持ちます。)
ですので、ispace社自身にとっても宇宙開発という大きな領域においても素晴らしい一歩であることは疑いようもありません。
今後のますますの躍進を楽しみにしております!
「日の丸半導体」復権へ、九州8高専に専門課程…政府方針
藤原 寛朗一般社団法人SPACETIDE
半導体分野に限らず、産業を加速させるためには人・カネ・モノといったリソースを集中させる必要があるという観点ではこの流れは喜ばしいです。
ただ、この記事を見る限り、半導体に関する教育の充実には相当な投資が必要だという認識があるか心配です。
昨今例えば下記のようなわかりやすい参考書が存在するため、これらを読み込むことである程度のインプットは可能です。
①B.L.アンダーソン著:半導体デバイスの基礎
②S.M.ジィー著:半導体デバイス―基礎理論とプロセス技術第2 版
一方、半導体産業に即した実践的な力をつけるためには山程実験をする必要があると考えます。その実験機械を揃えるだけで数億円以上はかかると思いますが、その観点はしっかり持っているのでしょうか?
また、ある程度若いうちからという発想はとても良いと思いますが、社会側にも適切な受け皿を確保する必要があります。(配属はもちろんのこと、新しく入る方々の専門性を正当に評価し、給与に充分に反映すること)
半導体産業だけ見れば少しでも投資が集まるのは良いことですが、本気でやるのでしたらそれ相応の持ち出しが肝要である点は再度ご覚悟いただきたいと思います。
NORMAL
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