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「絶対の正解はない」「変化を恐れない」──常識外れの“透明タンク”とDXで日本酒を革新する男の哲学
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いた、川内です。
東大哲学科卒の6代目、西堀哲也さんは、学生時代に学んだ哲学的思考を今も持ち続け、常識外れのチャレンジで日本酒業界に新しい風を吹き込んでいます。
もろみの温度管理の自動化、日本唯一の透明タンクとLEDでの酒造りは、どちらも日本酒業界に革新をもたらす取り組み。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいです!
「和菓子はすべて独学」1日3000個売れる"カラフルおはぎ"が大阪で誕生するまで
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いたライターの川内です。最近、SNSで映えるユニークなおはぎが増えていますが、「森のおはぎ」はその先駆けです。
最大で1日3000個売れるおはぎは、とてもカラフルでかわいらしく、そのうえ美味しい。それが人気の理由だと思っていましたが、森さんの話を聞いて、それだけじゃなかったと気づきました。
見た目、食材、価格、接客、立地、デザイン。おはぎを作って売るというシンプルな仕事ですが、今もスタッフと一緒におはぎを握り、店頭に立つ森さんののこだわりは、おはぎ屋さんという枠を超えて、なにかしらビジネスのヒントになると思います。
よかったらご一読ください。

【藤原和博】隈研吾が「子どもたち」のために施したデザイン

【沖縄発】ブータンを驚嘆させた「養鶏育成率98%」の秘密
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
3日連続の農業特集、ラストを飾るのは沖縄のみやぎ農園です。
みやぎ農園は、従来の「農家」のイメージを覆す存在です。なにがほかと違うのかは記事をご覧いただくとして、その核となるのが薬剤を一切使わない養鶏法。
みやぎ農園の会長で、日本大学の農獣医学部(現在の生物資源科学部)卒の宮城さんが徹底的な科学的アプローチで編み出したこの養鶏法だけでも驚嘆でした。
この養鶏法から始まり、近隣の野菜生産者も仲間に加えて、みんなで発展していこうという独自の取り組みが評価されて、宮城農園の取り組みは今、ブータンに輸出されています。
日本では、質の高い生産物を輸出するのがひとつの目標になっていますが、「仕組み」の輸出には大きな可能性を感じました。ぜひご一読ください。

東大卒NASA経由、課題解決のプロが挑む「農業流通革命」
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
農業特集2日目は、エムスクエア・ラボの加藤百合子さんです。
加藤さんは、農業界で異色のキャリアを歩んできた方です。詳細は記事に記していますが、東大農学部→航空宇宙工学やMBAで有名なイギリスのトップ校、クランフィールド大学の大学院→アメリカでNASAのプロジェクトに参画→キャノン入社→静岡の産業機械メーカーの研究職→エムスクエア・ラボ起業。
僕の印象を一言で言えば、天才肌。その才媛が、いくつかの試行錯誤を経て、農業界の大きな課題のひとつ、流通の改革に挑み、新風を吹き込んでいます。
生産者の手取りを従来の農協出荷より倍増させ、取引先は農協経由よりもフレッシュな野菜を購入できる…だけならECによる直販と変わりませんが、加藤さんが編み出した「やさいバス」はこれに地産地消や、ECに参入するのが難しそうな高齢の生産者も参加できる仕組みです。
国内だけでなく、インドやケニアからも導入したいと問い合わせが来るという流通改革と、そこに至るまでの加藤さんの取り組みは、聞いていてワクワクしました。ぜひ、ご一読ください。

音楽プロデューサー小林武史は、なぜ「農業」に賭けるのか
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
2018年夏の「農業は死なない」、昨秋の「ネクストファーマーズ」に続いて、3度目の農業特集。今日から3日連続で記事がアップされます。
トップバッターは、音楽家の小林武史さんです。ご存知の通り、サザンやミスチルのプロデューサーとして知られる音楽界の大御所が、なぜ農業特集に?と驚かれるかもしれませんが、小林さんは「持続可能な社会」を実現するために、農業にも真剣に取り組んでいます。
その舞台は、昨秋、千葉の木更津にオープンしたクルックフィールズ。小林さんは10年前、残土置き場だった広大な土地を買い取り、土作りから始めて、現在は有機農法で育てた作物やハーブなどが豊富に実り(ニンジンは年間100トン出荷)、牛やヤギも飼育されています。
今回のインタビューで印象的だったのは、小林さんの知識の豊富さでした。話のなかに科学者や哲学者の名前がスラスラと出てくるのを聞いて、ファッションや軽い気持ちではなく、普段から持続可能な社会とはどんなものか、実現するにはどうしたらいいのかを真摯に学び、吸収しているのだなと感じました。
小林さんがなぜ持続可能な社会に関心を持ったのか、それがどうクルックフィールズにつながっているのか、その原点についても話を聞いています。ぜひご一読ください。

仕事と遊びが一体になれば、“失敗”も怖くなくなる
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いたライターの川内です。
バリバリ文系の上田さんが、グーグルとユーチューブを頼りにたったひとりで複雑な機構の開発を進めていく話は、聞いている時に鳥肌が立ちました。
その鳥肌の理由は、上田さんからこの連載のテーマでもあるポジティブな意味での「狂気」を感じたからだと思います。
この狂気に触発されるように、藤原さんが要所要所で革新的なアイデアを出し、仕掛けをして、上田さんが壁を突破するのをサポートする。
すると、このプロジェクトに魅せられて、手を貸す人が次々と現れる。実は、この原稿にどうしても書けなかった巨人も、このかき氷マシンに興味を持ち、既に動いているようです。
狂気が伝染し、渦巻き、台風のようになっているこのプロジェクトがこの先どうなるのか、今後も追っていきます。ドバイの石油王の邸宅でプレゼンすると聞いたら、駆けつけます。
上田さんの猪突猛進ぶりについては、昨秋に書いた【1台200万円のかき氷マシン。奈良の連続起業家が58歳で挑むモノづくり】(https://newspicks.com/news/4220115/)をぜひご一読ください。

1台300万円。奈良で生まれた「型破り」のかき氷マシン
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
この記事を書いた川内です。
僕が抱く藤原さんの印象は「着火マン」です。
時計も、かき氷マシンも、明後日から始まる学校の話も、情熱だけでなく、冷静な計算をもって周囲の人の胸のうちに火をつけて、大きく燃え上がらせる。ユニークな発想を妄想で終わらせない。
今回の記事では、藤原さんに着火されて、奈良の上田さんのなかに眠っていた狂気(いい意味です)が目覚めたと感じています。
上田さんの猪突猛進ぶりについては、昨秋に書いた【1台200万円のかき氷マシン。奈良の連続起業家が58歳で挑むモノづくり】(https://newspicks.com/news/4220115/)をぜひご一読ください。
JDI元幹部が死亡 自殺か 5億7800万円着服したとして解雇
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
一番重要なのは、記事の最後にある【着服とは別に、当時の経営陣からの指示で「過年度決算で不適切な会計を行った」などとJDI側に説明したとされ、同社が社内調査をしている。】の部分では?
アエラのウェブ版に掲載された週刊朝日の記事には、下記のように記されています。
→【経済産業省が出資する官製ファンドの現INCJを通じて投入された資金は、累計で4220億円。うち1874億円は戻ってきたが、まだ2千億円以上は残っている。私たちの血税が無駄になったことがはっき りすれば、政治問題になるのは避けられない。】
https://dot.asahi.com/amp/wa/2019062700019.html
巨額の税金が投入された企業で、経営陣手動による不正会計が暴かれたら、まさしく政治問題。
亡くなった方の遺書的なものが、自筆ではなくスマホに記されていたとありますが、それなら誰でも好きなように打ち込むことができますね…

履歴書が続々届くトマト農園。全員女性、残業ゼロで急成長
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
三浦さんが代表を務めるドロップファームは、まだ規模は小さいかもしれませんが、農業界で革新的な存在だと思います。
記事の冒頭にも書きましたが、13人のスタッフ全員女性で、12人農業未経験、10人子育て中で、とてもホワイト企業。それでも年々成長して、さらなる投資を予定しています。
しかも、売っているのは決してオンリーワンの作物ではなく、「誰でもできる」のが最大のポイントの農法で作ったトマト。
このビジネスモデルを可能にしているのは、代表を務める三浦さんが学生時代に天職だと悟った販売力。三浦さんの話を聞いて、その自信と実践力に驚嘆しました。
三浦さんが「農業は今一番面白い業界です」と目を輝かせていたのが印象的でした。
今回、3人の"ネクストファーマーズ"に取材をして、改めてこれからの農業は本当に面白くなると感じました。
農業界の10人のイノベーターを取り上げた『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(18日発売)の帯に、堀江貴文さんや一橋大学の楠木建先生からコメントを寄せて頂きましたが、それも農業の新しい可能性を感じてのことだと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/4166612360/
僕も引き続き、農業を追い続けます!

「サブスク」茶園の仕掛人、ツーリズムで過疎地を変える
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
京都の和束町は長閑な田園風景が広がる小さな町ですが、外国人が年間1500人以上訪れます。その目的地になっているのが、京都のおぶぶ茶苑です。
おぶぶ茶苑は、ググってもあまり掘り下げた情報がありません。ドキドキしながら訪ねたら、とても刺激的な話を聞くことができました。
越境EC、サブスク、観光地化と、日本農業復興のヒントが盛りだくさんです。個人的には、苦しい時期に株式投資で自分の生活費をまかなっていたという話を聞いて、驚愕しました。
おぶぶ茶苑の松本さんのような農業界の10人のイノベーターを取り上げた『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』が、昨日発売されました!農家というより、社会起業家的なマインドで危機的状況にある農業界に新風を吹き込む10人の物語です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4166612360/

海外でも売れる1本5000円のレンコン、誕生秘話
川内 イオフリーライター&稀人ハンター
昨年8月に公開された特集「農業は死なない」が思いがけない反響を呼び、このたび、農業界の10人のイノベーターを取り上げた『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(本日より発売/大幅に加筆修正)として書籍化されました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4166612360/
今回は、「農業は死なない」に連なる農業特集の第2弾として、書籍に登場する10人とは別に、新たに3人のイノベーターに焦点を当てます。
野口さんは、実家で栽培しているレンコンに1本5000円の値段をつけて売り出した方です。このレンコン、今では国内外で引っ張りだこで、有名な星付きレストランでも採用されています。
民俗学者で、ブランディングの知識など一切なかった野口さんがどうやって成功を勝ち取ったのか、その過程を描きました。
ブランディングの参考書として『消費社会の神話と構造』、『ディズニー化する社会』などの話が出てきて、目からウロコでした。

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