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「10年落ちの半導体を作る」というJASM熊本工場は素晴らしい…日本企業の「最新技術なら勝てる」という勘違い
PRESIDENT Online
足立 崇彰A certain Venture Capital Managing Director
半導体(それに限らないと思うが)を外から見るとどうしてもこう見えてしまう、らしい。最先端技術と既存技術、これは、技術の差ではなく、減価償却しているかしていないか、で決まる話で、最先端か既存化の技術の鮮度とは全く関係ない。10年落ちの半導体を作る、は、完全にミスリードで、減価償却された(?)設備で作る、が正しい。この誤解の根本的な原因は、半導体、いや製造業のビジネスモデルを勘違いしていることに起因する。多くは、魅力的な製品、新製品、最先端技術の製品を売ることによって、対価を得るという思っているが、製造業のビジネスモデルというか利益の源泉は異なる。製造業は、工場が稼働することによる稼働益で利益を得ている。つまり、魅力的な製品だろうが、新製品だろうが最先端技術の製品だろうが関係なくいかに稼働を上がるかで決まってくる。これをP/L, B/Sで見ると、減価償却された設備で、いかに、稼働率を上げるか?で利益が出ることが分かる。ソニーのイメージセンサーがこれだけ世界を席巻したのは、もちろん技術力の高さもあるが、勝敗を分けたのは、いかに減価償却された安い設備で作るかを徹底したからであり、JASMもこれを踏襲したからだと思う。
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