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【連休明けに涙が止まらない】「会社に行きたくない!」を軽減させる、たった1つの考え方とは? - 頭んなか「メンヘラなとき」があります。
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
「連休明けに会社や学校に行きたくない」という状態が“自然”なことであると受け入れることも有効です。行きたくないと感じる自分が悪いのではないか、周りの人は連休前の状態や生活リズムに戻すことに苦労していないのではないかと、自分自身を責めたり否定してしまうとさらに気持ちが落ち込みます。
その上で、「気が重い」と感じる要素を抽出して事前に潰しておく(場合によってはその要素から完全に離れる)とか、連休明け初日はあくまでマイペースに過ごすなど、自分のコンディションとその対策をその都度頭の中でイメージできていると、良い時も悪い時もそれぞれの波をコントロールしやすくなると思います。
【新研究】私たちが「マルチタスク」とうまく付き合う方法
絶対にいきなりパワポを立ち上げてはいけない…プレゼン上手がやっているスライドづくりの鉄板ルール
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
私自身は資料を作成する時に、紙に書き出す前にいきなりパソコンに向かってしまうタイプですが、全体の設計図が見えないうちに、1ページ目から順に考えながら資料に落とすのは非効率であると分かっているものの、文言や表現の仕方など細部にいきなりこだわるわけではなく、「この視点を見落としていたかも」とか「別の角度から見たらどうだろう」というように、本来は“紙で書き出す作業”自体を、パソコンで行っているという感覚に近いかもしれません。
大事なのは紙かパワポかではなく、「誰に何をどのように伝えたいか」という全体の骨子を最初に固めること、その上で相手により伝わりやすいように工夫を凝らしていくことではないかと思います。
「入社直後は優秀だったのに…」期待のホープをパッとしない"指示待ち社員"にしてしまう"優秀な上司"の罪
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
学生時代に一貫して優等生で、テストで良い点数をとることや与えられたお題にしっかり応えることが定着している人ほど、入社時は“優秀”だと思われますが、その後の主体性に欠ける言動によって、減点方式で評価が徐々に下がっていってしまうことはよく起こることです。
「優秀な上司」と「優秀な新人」という組み合わせは、「いい指示を出す人」と「いい指示を受けるのを待つ人」という組み合わせとなり、新人が自ら考える機会がなくなり、結果的に育成としては“失敗”になってしまいがちです。
若手社員の積極性や自発性も大事ですが、それを引き出す管理職側のテクニックもそれ以上に重要ですね。
今年こそ生産性をアップさせたいあなたに贈る、シンプルな方法 | リンダ・グラットン「新時代のワーク&ライフ」
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
連携、協力、集中、活力。どれも生産性を高めるのに重要だと思います。
1日とか1週間の中で、予めある程度まとまった集中できる時間を確保しておかないと、業務中は短時間で対応できる簡単なタスクのみ処理することになり、緊急度や重要度が高い仕事ほど後回しにしてしまいがちです。その結果、中途半端なクオリティで期限を迎えることになってしまったり、夜に作業するために残業が当たり前になってしまったりと、結果的に非生産的なループに陥ってしまいます。
生産性高く働くためには「活力」も非常に重要で、自分をいかに奮い立たせ、やる気が漲った状態を継続的に維持できるかどうか(調子や気分の波があったとしても自分でコントロールできるかどうか)が鍵になると思います。
【保存版】「伝説のダメ記者会見」に学ぶ、信頼回復の5か条
石田 裕子株式会社サイバーエージェント 専務執行役員
有事の際に、
・会社としての方針をどのように出すか
・方針を出す目的が明確になっているか
・どのタイミングで方針を出すか
(全てが早い方がいいわけでもなく、遅きに失するのもダメ)
・自分たちの保身に目を向けるのではなく、顧客目線を忘れていないか
などのポイントが重要ですね。
記者会見や取材対応を大きく誤ってしまうと、その後の会社に与える影響の大きさは計り知れません。企業トップはもちろんのこと、日頃からリーダーが組織に対してどのようなメッセージを発しているか、どのような姿勢で仕事に向き合っているかが、追い込まれた時こそ色濃く出てしまうように思います。
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