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今の若者は「打たれ弱いから辞める」は間違い。若手離職の本当のメカニズムとは?坂井風太さんに学ぶ「組織の変わり方」
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
>実はいつの時代も新規大卒者の3年以内離職率は、30%前後で推移しています。
というのであれば、現代的な問題ではないと思います。
大切なのは辞める時にきちんと送り出してあげる度量が会社にあるかどうかでしょう?
三菱商事は海外留学後に退職という大変な不義理をした堀紘一氏に対し、
「今後の君の人生がどうなったとしても、三菱の一員であったことを憶えておいて欲しい」
と清々しく送り出したそうです。
さんざんサービス残業をやり自腹もたくさん切ってきた私が長銀を辞めた時、退職日をボーナス支給日一週間前に指定して査定機関をクリアしていたにも関わらずボーナスゼロを退職当日に告げられました(退職前日までサービス残業をしてました)。
同じように野村投信に他社から野村投信に転職してきた人々は、査定機関をクリアしていればきちんとボーナスを支払ってもらっていました。
三菱商事と旧長銀の今の姿を見れば、会社の品性がいかに重要か理解できると思います。
【ミニ教養】日本人は働かない、という新事実
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
米国人、日本人などと十把一絡げにすべきではないでしょう。
米国では長時間労働と高額報酬がセットになっている職業がたくさんあります。
エグゼクティブたちは言うまでもなく、投資銀行やローファームなどは高額な報酬を貰える代わりに猛烈に働かされます。
そうでない米国人は、報酬なりにしか働かない。
日本では、新卒一括採用で「能力平等主義」というタテマエをとっており、「頑張って仕事をすれば誰もが社長になれるぞ」という刷り込みがなされます。
言い方を変えれば、「出世」という餌をぶら下げて(少なくとも)総合職の社員に対して滅私奉公を強いるのです。
最近は、たくさん働いても高額報酬には結びつかないという現実認識ができてきたので、がむしゃらに働いて出世したい人も激減しているようですが…。
JR東日本のネット銀行「JRE BANK」サービス開始、“特典てんこ盛り”なぜ?【Nスタ解説】
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
ネット銀行はランニングコストが低いし、銀行は日銀の当座預金に預けておけば0.1 %
の利息が付くという「美味しい商売」になっています。
預金金利が0,05 %なら黙っていても0.05%の利ざやを得ることができます。
たくさんの預金が集まれば集まるほど利ざや収入が増えるのです。
また、JR東日本の場合、SUICAなどで膨大なビッグデータが蓄積されています。
銀行業を行えば、さらに多くのビッグデータを蓄積することができ、大変な財産価値になります。
以上を斟酌すれば、てんこ盛りの特典を付与してもお釣りが来るぐらいでしょう。
当初の囲い込みメリットだけではないと考えます。
NORMAL
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